はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

今度はドアホンです。

築30年の我が家、またもや家電も含めて色々とガタがき始めました。

昨年あたりから、ウオシュレットが壊れたり、汚水マスの中で、何故か木の根っこが成長してトイレが詰まったり‥。

つい最近では、テレビを買い換えたばかりです。

次は、ドアホンの調子が悪くなってきました。

会話の途中で、勝手に切れてしまうのです。

こちらが用事がある方なら、外に出ていけば良いのですが、よくわからないセールスでも、いきなり中断されると感じ悪いですものね。

うちのドアホンは最初は、映像はなく音声だけのタイプでしたが、

2代目は17年前にリフォームした際に、映像で確認出来るタイプに変えてもらったものです。

それが調子が悪くなってきたのです。

きっとドアホンからのSOSだと思って、完全に壊れる前に交換することにしました。

 

 

早速、ホームセンターや家電量販店に見に行って来ました。

少し前に、オレオレ詐欺の新業態(?)の、寄せ集め強盗事件が頻発したせいか、商品は色々と工夫されていました。

まるで留守番電話のような自動音声対応やら、ボイスチェンジャー機能とか‥。

女性だけが在宅だと思われると、押し込み強盗に遭う心配もしなくてはならない嫌な世の中になったのかもしれません。

また、登録したスマホで、外出先から応対できるものまであり、色々な生活パターンを考えているのでしょう。

ドアホンも、賢く進化していましたが、使う方はあまり賢くないので(笑)、沢山の機能が付いていても宝の持ち腐れ状態は必至。

映像がクリアに見えることと、現在のドアホンは結構死角があるので、広範囲を確認出来ることだけに絞って、商品を選びました。

我が家の場合は、機器の交換だけなので工事費は殆どかからず、約40000円でお釣りがくる感じでした。

自宅のドアホンを交換したばかりのせいか、他所様のお宅のドアホンにも自然と関心が向かいます。

Panasonic製のシェアが高いというか、殆どPanasonic製ですね。

売り場でも、殆どPanasonic製ばかりで、他社製品は1つか2つという感じでした。

夜になると、呼び鈴を押されると、明かりが点き、よく見えるようになっています。

ただ雨粒には弱く、雨粒が玉状に付いて、その影になってしまいよく見えません。

 

 

‥と、ここまでが、3月上旬のお話ですが、つい最近、このドアホンの威力を発揮する出来事がありました。

平日の昼下がりのことです。

ピンポーン♪と、呼び出し音が鳴るので、夫が応対すると‥。

『近くで工事をしている者ですが、よろしいでしょうか?』

『要件は何ですか?』と、夫。

『余計なお世話かもしれませんが、屋根の一部が剥がれているように見えるので、気になってしまい‥。』

『うちは決めた業者がありますので、そちらに相談しますね。どうもお世話様です。』と、夫。

そこで、ドアホンのスイッチを切ったのですが、

もう典型的な、インチキ修理業者の常套句という感じです。

そもそも、ドアホンの死角になりそうな場所に離れて立っていた時点でアウトです。

今までのドアホンでは、ギリギリ映らない場所でしたが、新しいドアホンは広角レンズなので、しっかり映っていました(笑)。

そこには、気の弱そうな若いお兄さんが立っていましたが、近所で工事なんてしていないので、怪しさ100%です。

‥とはいうものの、『屋根が‥』と、言われると、気になるのも事実です。

もう1度ドアホンの映像でチェックしてみると、周りに誰もいないし、数分経っています。

そこでやっぱり気になるので、屋根をチェックしようと外に出ると、曲がり角からさっきのお兄さんと、もう1人柄の悪そうな若いお兄さんが出てきました。

私達が出てくるのを隠れて待っていたようでした。

その柄の悪そうなお兄さん、鳶職っぽいズボンを履いていましたが、眉毛を細くして、首元からはタトゥーがチラ見えし、輪っかのようなピアスをしていました。

偏見まみれの表現ですが、ちょっとヤバそうなニオイがプンプンします。

そこで先程のお兄さん、『屋根の件は親切で教えてあげようと思ったんですよ。』と、言うので仕方なく、

『何処ですか?よくわからないんですが‥。』

『ほら、あの三角になっている部分の少し下の‥。』と、言ってきますが、よくわかりません。

その間、ヤバそうなお兄さんの方は無言です。

どんなにしっかり見てもわからないし、多分嘘だと思いましたが、『よくわからないので、うちがいつもお世話になっている業者に明日にでも来てもらうことにします。ありがとうございました。』(もちろん、これも嘘ですが。)と、逃げるように家に入りました。

こういう場合、直ぐに外に出てはダメですね。

しみじみ、夫と一緒で良かったと思いました。

そして後日、また居たのです。

今度は、鳶職風なカッコではなかったのですが、もう1人増えて、何やらあれこれ下見している雰囲気。

この時は、ノロノロ歩いて、空き家の前で立ち止まって覗きこんでいたり、行き止まりの道に入って行ったり‥。

せっかく、ドアホンを新調したので、直接対峙しなくていいように、ちょっとでも怪しいと思ったら、ドアホンに姿が映っていなくても外に出ない方がいいですね。

それと、しばらくは用心した方が良さそうですね。

勝手に危ない人認定してしまいましたが、やっぱり人は見た目が9割‥と、言ったら失礼かな。

 

 

 

 

 

今年の桜は遅く、まだちらほら‥ですが、たんぽぽはあちこちで咲き誇っています。