(AIタイトルアシスト、使ってみました😁)
数ヶ月前から、テレビの調子が悪くなっていました。
‥と、言っても、殆ど不自由は感じないほどで、たまに唐突に電源が落ちる‥程度のもの。
本当にたまに‥なので、私はあまり気にしていなかったのですが、『テレビじじい』の夫には由々しき問題(笑)。
普通にテレビを観る、録画予約して、CMをすっ飛ばしてドラマを観る‥他に、プレステ5を繋いでのオンラインゲーム。
特に、白熱したゲームの最中に、テレビの電源が落ちて、敵にやっつけられてしまった日には大騒ぎ(笑)。
‥と、夫にとっては、テレビは生活の相棒です。
壊れてしまったら、即日で取り付けて貰うなんて出来ないし、数日のタイムラグも許せない‥というわがままぶりで(笑)、壊れる前に買い換える‥と、密かに計画を練っていたようでした。
年末年始には、家電量販店の力の入った広告が沢山入りますし、初売りの目玉商品になっていたりします。
テレビに執着のない私から見ると、テレビもずいぶん安くなったんだなあ‥と、チラシ広告をみてぼんやり思うぐらいでした。
『テレビの寿命って、8年から10年ぐらいなんだって。』
その、たまに電源が落ちるようになったテレビも10年前に『テレビじじい』の夫が、嬉々として選んだ4Kの液晶テレビです。
なんでも、液晶テレビというのは液晶パネルにバックライトを照射して映像を出す仕組みで、そのバックライトの寿命が8年から10年なんだそうで、唐突に電源が落ちるのは、故障の前触れなんですって。
また、修理に必要な部品もメーカーの保管義務がテレビに関しては8年というところが殆どで、夫の思考回路は買い換え一択になっていました。
‥と、いうことで、初売りは家電量販店巡りになりました。
テレビって、どんどん大画面になっていきますね。
家の広さは変わらないのに。
今までのテレビがシャープのAQUOSの50型だったのですが、私には未だに部屋の広さから考えても無駄に大きいと思っていたのです。
でも、どうやら夫が候補にしていたテレビは、もっと大きくてその機種の最小は55型。
部屋のレイアウトやテレビボードのサイズを考えると、置けるだろうか‥という心配すらあります。(笑)
でも意外に思ったことが、最適な視聴距離のガイドというのがあり、思いのほか短いのです。
家電量販店のテレビコーナーに行くと、画面のサイズごとに、最適な視聴距離を床に線を引いて案内しています。
55型のテレビでも1メートルぐらい離れて見るのが最適な視聴距離なんだそうです。
たったの1メートルでいいの?
昔、昔、私達世代が子供の頃には、『そんなに近くでテレビを見ていたら目が悪くなるよ。』って叱られましたよね。
それなのに、更に画面が大きくなっているのに大丈夫なのかなあ‥と、思ったのですが‥。
電気屋さんの説明では、その視聴距離というのは、テレビの画面の高さ(縦の長さ)を元に決めているそうで‥。
今主流の4Kテレビは、画面の高さの1.5 倍。
フルハイビジョン(2K)のテレビは、画面の高さの3倍が目安なんですって。
だから、画面が大きくなったのに、そんなに離れて見る必要はないってことなんだそうです。
実は『そもそも2Kとか4Kって、何?』レベルの私の理解度なんですが、映像の解像度の違いのことで、勿論4Kのほうが上位です。
ホントのことを言うと解像度が良くなったから、近距離で見ても目が疲れたりしないのは何故?は、イマイチ分かっていないのですが。
まあ、映像の解像度が上がると、目には優しくなっているのね‥と、無理矢理理解しました。(笑)
次のお悩みポイントは有機ELにするか、ミニLEDにするか‥。
で、夫は迷っていたようです。
テレビに執着がない私には、またもや『何それ?』。
有機ELというのは、液晶のパネルそのものを光らせるので、バックライトが不要で、製品そのものが軽くなるし、『黒』の色の表現が更にしやすくなり、コントラストがよりはっきりして更に映像が綺麗になるんですって。
ミニLEDというのは、従来の方法と同じで液晶パネルにバックライトを照射する方式ですが、バックライトのLEDが更に小さくなったので、省エネだし、微細な表現も更にアップするから更に綺麗なんだとか。
この2つの方式は数万円の価格差がありますが、画面の綺麗さは、どちらも綺麗だし、メーカーごとに多少の個性があるのかな‥という感じです。
店頭で並んで展示されていて同じ映像を流しているから、何となく違いがわかりますが、普通の家庭の広くはないリビングに鎮座したら、もはや違いなどわからないでしょう。
でも、デモンストレーション映像で、東京の夜景を映していましたが、感動的に綺麗です。
私、ど近眼なので、上空から東京の夜景を生で見る機会があったとしても、あそこまで綺麗には見えないだろうなあ‥なんて思ってしまったほどでした。
そして、夫はしっかり下調べをしており、現段階で1番ネットの評判が良かったという機種の指名買いのつもりだったようで、あっさり即決しました。
私が初売りの広告チラシで、『テレビも安くなったなぁ‥。』と、ぼんやり思っていましたが、そんなことはありませんでした。(初売り商品の倍の価格でした。)
これから10年使うんだから、最新のモデルがいい‥ということで、東芝のREGZA、55型を契約しました。
それから、1週間経ち、本格的に故障してしまう前に新しいテレビがやってきました。
最初は、『明るい、綺麗』という印象でしたが、すぐに目が慣れてしまい、相変わらず『違いのわからない女』です。
このテレビの新しい機能の『タイムシフトマシン機能』。録画予約を忘れていたり、既に始まっている番組も最初に戻って見ることが出来るというものです。
何だかすごいなあ‥と、思ったのですが、仕組みは外付けハードディスクに一定期間、自動的に録画しているのです。
そこまでして見たい番組って、私は特にないなあ‥なんて思っちゃいますけど。
また、リモコンもネットに繋がっているのが当たり前という仕様になっていました。
やっぱり10年一昔です。
今のところ、一つだけ残念なのが、字幕放送にした時の字幕の位置。
シャープのAQUOSの時は、『アウトスクリーン』という機能があり、画面の下に出すことができましたが、今度の東芝REGZAは、それができません。
10年前のテレビに付いている機能なので、付いていて当たり前だと思ってノーチェックだったのですが、この機能が付いているテレビはシャープ製品だけのようです。
我が家は、次男が聴覚障害なので、字幕を付けて見る習慣になりました。
次男は一人暮らしを始めたので、字幕である必要はないのですが、実は字幕付きは何かと便利です。
今回のテレビはチャンネルによって字幕の位置が違うし、映像に被るのはやはり鬱陶しく、そこは失敗したなあ‥と、思っています。
これから高齢化が更に進むと、字幕を必要とする人が増えそうに思いますが、『アウトスクリーン』機能、他のメーカーも付けて欲しいです。
‥と、数日使用しただけですが、やっぱり私には無駄に大きなテレビです。(笑)