はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

大宮氷川神社の蛍。

埼玉県の大宮氷川神社近辺は、昭和の初めまで、代表的な夏の風物詩と言えば『武蔵のほたる狩り』だったそうで、現在の「とかいなか」(都会と田舎が混在している)という雰囲気からはとても想像できない風景が広がっていたそうです。

その蛍が飛び交う杜を復活させたいと活動されている『氷川ほたるの会』が主催の『氷川神ほたる鑑賞会』が6月8日、9日に行われ、見に行って来ました。

私、蛍を見たことが無くて、こんな近くで見ることが出来るんだ‥と、ワクワクしていましたが、某レジャーランドのアトラクション並みの行列に並んで、10分ぐらいのご対面で、ヘロヘロになった顛末記です。

 

💙土曜日の夕方の大宮駅

普段、土日や夜にお出かけすることがないので、週末の夕方はこんなに人が多くて混雑しているんだとびっくりでした。

ついでに、お中元の手配も済ませてしまおうと、高島屋に寄りました。

時間帯のせいなのか、時期的に早かったからなのか、意外と空いていてあっという間に手続き完了です。

高島屋の裏手に面白い自販機を見つけました。

人通りが多くて、撮りたいアングルで写真が撮れず、自販機のアップのような見にくい写真ですが、ANA機内食明治屋の冷凍食品の自販機です。

我が家は飛行機に乗る機会が殆どなく機内食を食べる機会もないので、興味しんしんです。

冷凍食品なので、帰りにまた寄って買って帰ることにしました。

 

💚氷川参道へ。

大宮駅からのんびり歩くこと約10分で、氷川参道に到着です。

この鳥居の奥に氷川神社があり、氷川神ほたる鑑賞会に合わせて、参道では氷川マルシェと銘打って、クラフトビールやカクテル、ソーセージ、お団子、りんご飴などのお店が出ていました。


🩵時刻はPM6時半です

大宮氷川神社の三の鳥居に受付があり、6時半から整列開始で、7時半から蛍鑑賞スタートというスケジュールが案内されていました。

なので、6時半に着くように出かけて、ちゃんと6時半に到着したのですが、既に長蛇の列が出来ていました。

三の鳥居の内側には、フォーク状に列が出来上がっており、その最後の列の後ろから2番目ぐらいに並ぶことになりました。

こんなに人がいるとは思わなかった‥。

開始までまるまる1時間、動かずに待つんだ‥。と、ちょっとため息です。

でも、ブックオフに寄って、本を数冊買い込んでいたので、読みながら待つことにしました。

列に並んでいる間、鷹?はやぶさ?を見せに回ってくれていたり、同行者の1人が列に残っていればマルシェに買い物に行ってよいとか、盛んに宣伝していました。

列には、親子連れの方が多く、しかも小学校の低学年以下のお子さんを連れたファミリーが多い印象でした。

ずっと立ったまま待つのは大人でも結構疲れるものですが、子供たちもチョロチョロしつつも頑張って並んでいました。

やっと7時半になり、暗くなりました。

遙か彼方の列の先が動き始めたようですが、私達の周りの列はなかなか動きません。

いったいどのぐらい待つのかなあ‥。

やっと列が動き始めました。

フォーク状に並んだ列の1列づつ案内されて、大宮氷川神社の境内の中に入って行きます。

通常であれば、夜間は門が閉じられ街灯もないので真っ暗です。

臨時に足元灯が並べられ、係員の方が配置され薄暗い中案内をしてくれていましたが、広くはないので、やはり時間がかかりました。

この日は、境内に入り本殿脇の道を通り、『蛇の池』に沿うような位置にある駐車場に進みました。

その駐車場の周りの木や茂みに育てたゲンジボタルを放していたようでした。

私にとって初めて見た蛍。

蛍本体の姿を見ることはできませんでしたが、多くはないものの(20、30匹って感じでしょうか?)暗闇の中で、時折光る小さな点。

虫なのに、これが明るくてびっくりです。

でも、係員さんの『立ち止まらないでください。』の声が響きわたります。

この日は、昼間は蒸し暑さを感じましたが、日没後は涼しい風が吹き、人間にとっては心地よい気温となっていました。

係員さんの話では、蛍にとっては涼し過ぎるんだとか。風のない蒸し暑い夜がベストコンディションなんですって。

勿論、写真撮りましたよ。

ダメ元で、5、6枚撮りましたよ。

見ますか?よーく目を凝らしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の年季の入ったiPhone では、やっぱり無理でした(ゴメンナサイ)

時刻は既に8時半を回っていました。

案内誘導に沿って、退場すると、まだまだ三の鳥居には長蛇の列が出来ていて、参道にも伸びていました。

私達が蛍にご対面するまで2時間近く並びましたが、どのタイミングで並んだとしても、そのぐらいは待ちそうです。

そう言えば、息子達が幼い頃は、カブトムシやクワガタムシを求めて旅行をしたこともありましたが、蛍目当ての旅行をしたことはなかったなあ‥。

こんなに待つんだったら、蛍が沢山居るところに旅行に行った方が楽だったなあ‥と、夫。

とにかく、久しぶりに行列に並びとても疲れました。

自販機の機内食の冷凍食品を買って帰ることもすっかり忘れ、家路に着きました。

リベンジで蛍鑑賞の旅、行きたいなあ😊。