身体が重いって、今更、太った‥という話ではありません。(笑)
色々と久しぶりで、自分の身体が重い‥とか、出来なくなっていることが沢山で、我ながら驚いちゃった‥というお話です。
夫は、もう17年前になりますが、大きな病を経験し、治療の影響もあり、酷い肩こりに悩まされていました。
それでも、湿布の力を借りたり、リハビリに繋がりそうな運動を取り入れて、かなり良くなってきたところです。
最初は腕を上に上げることすら痛くて出来なかったのが、出来るようになり、ここ数年、ぶら下がる運動が良さそうと思うようになりました。
その昔、『ぶら下がり健康器』って、ありましたよね。
それを買って、毎日短時間でもぶら下がれば手軽なリハビリになりそう‥と思ったのですが、
一時ブームになったぶら下がり健康器も、室内物干しと化したお宅が多かったという話はよく聞き、もう見かけることもなくなりました。
きっと、続かないほど辛いんだろうな‥という想像はつくので、散歩がてら週に1回でも鉄棒にぶら下がれば良いよね‥と、思ったのですが‥。
最近の公園って、遊具が殆ど、ないですよね。
うちの近所の公園でも、息子達が幼い頃には設置されていた、ジャングルジムと箱ブランコは、知らないあいだに撤去されていました。
そういえば、大人でもぶら下がれるような背の高い鉄棒もない‥。
お砂場と、低い鉄棒と、ブランコだけのラインナップになっていました。
公園以外だったら小学校の鉄棒なら背が高いのがあったかな‥。
でも、今や学校も自由に立ち入ることが出来ない世の中です。
息子が赤ちゃんの頃は、近所の小学校のうさぎ小屋のうさぎとニワトリを見に、勝手に散歩コースにしていましたが、今そんなことをしたら通報ものですね。
そんなある日、ウオーキング先の少し遠い公園で、ぶら下がれそうな遊具を見つけました。
新しめの公園では、この公園のような滑り台とか雲梯が合体している遊具が増えたように思います。
冬晴れの寒い日だったし、平日の午前中ということもあり、子供の姿は無く、誰も遊んでいません。
この雲梯だったら、ぶら下がり健康器代わりになりそう‥と、さっそくぶら下がってみたのですが‥。
かつてぶら下がり健康器が、あっという間に室内物干しと化したのを直ぐに実感しました。
身体が重い‥。
ウン10年ぶりに雲梯にぶら下がって、脇腹にかけての筋肉?をググッと引っ張られ、普段使っていない筋肉を鍛えられそう‥と、一瞬感じました。
はい、一瞬です(笑)。
もう自分の身体の重さに耐え切れず、秒で落下です。
子供の頃は、雲梯といえば、猿みたいに、ぶら下がって移動したのにね。
勿論、夫も似たり寄ったりの状態でした。
そして、気分転換に次に向かったのは、こちら。
ブランコです。
こちらもかなり久しぶりです。
誰もいない公園で、じーさま、ばーさまというお年頃に近づいた夫婦が童心にかえってブランコに乗っていたのですが、何と、目眩感じ、3往復ぐらいでギブアップ。
信じられないことに何だかちょっと気持ち悪い‥。
夫婦共に子供の頃は、乗り物酔いするタイプだったし、三半規管が弱いからなのかもしれません。
子供の頃は、普通にブランコに乗っていたのに、かなり久しぶりだったので、身体がびっくりしちゃったのでしょう。
私達の年齢になったら、久しぶりにやることは、ホントに気をつけないと、怪我に繋がるなあ‥としみじみ思った出来事でした。
ブランコなんて、子供の頃は立ち漕ぎをしたり、もっと派手に漕いでいたはず‥。
また、雲梯では猿みたいにスイスイ移動するイメージだったのに、ぶら下がっているだけで大騒ぎです。
もう、自分がイメージいる姿と現実が大きく乖離していることを思い知らされました。
今の子供達は、公園の遊具で遊んでいるのかなあ‥。
遊ぶ機会がなければ、遊びのバリエーションも広がらないし、何が危険なのかも想像がつかないことでしょう。
それより、実際にやってみると、身体のあちこちの筋肉を使っているんですね。
遊びは、特に身体を使う遊びは子供の仕事だと、今更ながら思いました。
そして、当初は、夫の肩回りのリハビリの為にも鉄棒や雲梯にぶら下がると良さそう‥と、軽く考えていましたが、私も一緒に鍛えた方が良さそうです。
同世代の皆様、公園で雲梯や鉄棒みつけたら、単純にぶら下がってみてください。
重力をしっかり感じることが出来ると思います。(笑)