季節ハズレの暖かさになった先日、ちょっと贅沢なドライブに出かけました。
あんこう鍋を食べる為だけに大洗まで行ってきました。
あんこうと言えば、冬の茨城の海と、勝手に思い込んでいて、目指すは大洗海岸です。
前回‥と言っても大昔ですが、あんこう鍋を食べに行った時、とても美味しかったのです。
あの時のお店に行きたい‥と、思っていましたが、息子達は小学生だったような気もするし、昔すぎて思い出せません。(笑)
とりあえず、大洗海岸へ行けば、お店は沢山あったなあ‥と、いうことで出発進行です。
埼玉から大洗海岸って、結構遠いんです。
高速道路もちょっと遠回りさせられているようなルートになっているような気もするし、ナビの言いなりのルートだと、高速代だけで片道4000円近くかかります。
なので、あんこう鍋の為だけに行くのはちょっと贅沢なドライブなんです。
でも、急ぐ旅ではないし、あんこう鍋さえ食べられたら満足なので、高速は利用せずに、片道125km、3時間半のドライブと、なりました。
海水浴シーズンでもないし、平日なので、殆ど渋滞に遭わずに大洗海岸に到着しました。
💙ナビへの文句
今まで、我が家はトヨタ車一筋だったのですが、現在はホンダのヴェゼル。
夫曰く、車そのものは、運転が楽しいいい車なんだけれど、ナビがクソ。(笑)
13年前に買って1度もデータ更新しなかった以前の車よりクソだと今回も怒っていました。
今回の困ったことは、と、あるあんこう鍋のお店をナビゲートさせたのですが、『目的地に着きました』と、言われても、それらしきお店がなかったのです。
ナビデータは、月極の更新料がかかっているのに‥。
私達の目が節穴なのか‥と、その周辺をぐるぐるまわりましたが‥。
❤️あんこう鍋
結局、見つからないので、諦めて車を走らせて、磯前神社近くのお店へ。
この旅館が経営するお店に入りました。
このお店の斜め後ろが、磯前神社、道路を渡ると駐車場、その奥に家が建っていますが、直ぐに海岸に降りることができます。
海岸の斜め前方には、人気フォトスポットの神磯の鳥居があります。
時刻は13時近くで、平日ということもあり、すんなり席に案内されました。
オーダーはもちろん、あんこう鍋。
これで2人前です。
あんこう、野菜の順に鍋に投入して火が通ったら出来上がりです。
一気に野菜を投入したので、ごった煮のような顔の鍋になってしまいましたが、美味しくいただきました。
シメの雑炊用のご飯が別注文だったのと、私達にとってはもう少し食べたい‥と、思わせる量が、ちょっと残念でしたが、美味しかったです。
実は、あんこう鍋とドブ汁は同じものだと思っていたのですが、違うんです。
大洗海岸界隈のあんこう鍋を食べられるお店は、殆どがドブ汁は『要予約』でした。
ドブ汁というのは、このあたりの郷土料理で、あんこう漁師が船上で食べた漁師飯が始まりです。
船上なので、水が貴重で、水を使わず、あん肝を炒った鍋にあんこうの身と野菜から水分がでたところで、味噌で味を整えたもので、あんこう鍋の元祖になったものです。
あんこう鍋との違いは、ざっくり言うと水を使うか否か‥ということのようです。
🩵大洗磯前神社の神磯の鳥居。
大洗というと、この写真が良く紹介されています。
冬至頃の朝日が1番鳥居に近くなるそうですが、そのタイミングで撮られたのでしょうか。
この、神磯の鳥居の岩礁もすぐ近くなので、お店の駐車場に車を置かせて貰い、海岸を少し散策しました。
人気の撮影スポットだけあって、ここだけは、写真を撮ったり、海を眺める人が目立ちました。
久しぶりの海。
短時間でも、海を眺めて大満足です。
❤️かねふくのめんたいパーク
帰路に着く前に、かねふくのめんたいパークに寄り道です。
実は、ここは、何度か行ったことがあるのですが、明太子love な私にとっては絶対に外せないスポット(笑)。
工場見学や、直売店もあり、軽食をいただけるのですが、今回は、念願のめんたいおにぎりを買って帰りました。
明太子を買い込むつもりで保冷剤を入れた保冷バック持参だったのですが、観光バスと同じタイミングになってしまったようで、直売店は大混雑でした。
時間が中途半端だったこともあり、軽食コーナーは殆どお客さんがいない状態だったので、念願のめんたいおにぎりをお持ち帰りすることにしました。(嬉しい)
帰りも高速を使わずに走りましたが、殆ど渋滞に遭わず、快適なドライブで帰宅しました。
晩御飯は、めんたいおにぎりと、有り合わせの野菜のお味噌汁と、生協のレトルトの大きな肉団子と、残りものの(笑)サラダ。
このめんたいおにぎり、実は結構大きくて、ご飯大盛り一膳分ぐらいの量があります。
しかも、明太子、一腹分、入っていて、明太子好きには大満足なおにぎり。
今まで、せっかく大洗まで行って、ランチがめんたいおにぎりなんて嫌だという家族のブーイングにあっていたので、食べる機会がなかったのです。
あんこう鍋も美味しかったけれど、めんたいおにぎりにも幸せを感じた1日となりました。