この秋、2回目の『駅からハイキング』へ行って来ました。
今回は品川駅がスタートです。
品川駅の港南口方面をゆりかもめの線路に沿うようなルートで、ゴールは浜松町駅です。
品川駅は大抵通過するだけだったので、駅に降り立ったのはかなり久しぶりです。
いつの間にか新幹線の停車駅にもなっているし、駅そのものが大きく立派になっていて『浦島太郎気分』でした(笑)。
まず港南口を出てびっくりしたのが、すっかりオフィス街になっていたこと。
かつては、何もないというイメージだったのですが、ビルの林になっていました。
改札を出たところに『駅からハイキング』の受付が設置されており、地図を受け取りスタートです。
『潮風を感じながら海岸通りの新旧街の移り変わりを楽しむシティウオーク』
②芝浦運河沿緑地
③札の辻橋
④慶應仲通り商店街
⑤芝浦商店会
⑥レインボーブリッジ遊歩道
⑦芝浦球場跡地(埠頭少年野球場)
⑧ウオーターズ竹芝
‥というルートを通り、ゴールはJR浜松町駅です。
それでは出発進行!
ヤマトグループの歴史や宅急便の仕組みなどが紹介されているミュージアムです。
入場無料ですが、2階の受付で名前、電話番号などを記入して入館証を受け取ります。
エレベーターの定員と思われる10人程度のグループに分けて案内されます。
エレベーターで7階まで上り、自分のペースで緩やかな螺旋状になっているフロアの展示物を見ながら、知らない間に2階の受付に戻るといった感じです。
写真撮影は一部のみOKです。
2階の受付の奥がカフェになっていました。
スワンベーカリーが入っているようです。
スワンベーカリーは、ヤマト福祉財団が障害者の雇用の場を広げるとか、自立して生活出来るような給料を払えるように‥と、始めたベーカリーのお店です。
フランチャイズ形式でかなり増えて、このカフェは1番新しいお店のようです。
②芝浦運河緑地。
新芝運河の両岸に遊歩道と緑地が整備されていました。
住民や近隣で働く人の憩いの場と紹介されていました。
が、ちょっとドブ臭い‥。(笑)
③札の辻橋。
JR田町駅に近く、橋の下は東海道線、山手線、京浜東北線、新幹線などが、ひっきりなしに通ります。
鉄ちゃん予備軍のお子ちゃまだったら何時間でも佇んでいられそうなところです。
橋を渡ると、東京タワーが見えてきました。
④慶應仲通り商店街。
路地裏をJR田町駅に続く商店街。狭い道路幅でごちゃごちゃ感満載でした。
近くに慶應大学があるので、慶應仲通り‥けいなか‥と呼ばれているそうです。
⑤芝浦商店会。
慶應仲通りを突き抜けると、JR田町駅西口に出ます。そのまま、駅を突っ切り東口へ。
西口とは全然雰囲気が違います。
この先は、東京湾方向に進みます。ゆりかもめの軌道に沿って進む感じでした。
⑥レインボーブリッジ遊歩道。
東京湾にかかるレインボーブリッジは、お台場地区と芝浦地区を結ぶ東京のシンボル的な存在の橋で、車道の両脇に歩行者用の遊歩道が設置されています。
9時から21時、通行無料で利用できます。
レインボーブリッジ遊歩道へ向かう道は、工場が多く、今日は『駅からハイキング』に参加している人がちらほら歩いているものの、あまりひと気がありません。
遊歩道に入る為には、エレベーターを利用して7階まで上ります。
遊歩道に出てみると、意外と揺れるし、車の音がうるさいのです。
エレベーターに乗り合わせたご夫婦が、『景色を見ながらコンビニ弁当もいいかも‥』と、話をしていて私も同じことを思っていたのですが、遊歩道に着くとそんな思いは吹っ飛びました。
ベンチもないし、あくまでも遊歩道でした。(笑)
意外と、高いと思いましたが、夫のウンチクによると、高さに関しては、この橋をくぐれない外国のクルーズ船があるので、その点は失敗みたいです。
レインボーブリッジは遠くから眺める方がいい‥と、思い早々に地上に戻りました。
⑦芝浦球場跡地(埠頭少年野球場)
何処にでもありそうな緑地ですが、『職業野球』を日本で初めて試みたチーム『日本運動協会』の本拠地として使用されて、日本におけるプロ野球チーム発祥の地として歴史に残っているそうです。
⑧ウオーターズ竹芝。
2020年6月にオープンした、ウオーターフロント×庭園が魅力の複合施設。
名前の通り水辺に囲まれ、浜離宮恩賜庭園が目の前にあります。
レストランやカフェ、オフィスフロアからなるタワー棟、劇団四季などが入るシアター棟、ホテルからなる複合施設で、広い芝生広場、船着場、干潟などもあります。
時刻は既に13時をまわり、ここでランチタイム。
タワー棟のアトレ竹芝に入っているレストラン、『和カフェTsumugi』へ。
オーダーは、なんと、スマホで。
もうスマホを持っていて、ある程度使いこなしていて当たり前という世の中にになってきているんですね。
⑨浜離宮恩賜庭園。
やっと最後のポイントに到着です。
徳川幕府4代目将軍家綱の弟、松平綱重が海を埋め立てて別邸を建てたのが始まり。
潮入の池と2つの鴨場を持つ江戸時代の代表的な大名庭園で、明治維新で皇室の離宮となった後、東京都に下賜され、整備の後、恩賜庭園として公開されました。
入場料、一般300円。
この庭園のお花畑は、春の菜の花、秋のコスモスなどがよく紹介されますね。
本日、ここが1番外国人観光客を沢山見かけました。
このあとは、JR浜松町駅で、ゴールですが、
実はちょっと疲れていたこともあり、JR新橋駅の方が近いし、上野東京ラインの停車駅だし‥ということで、勝手に新橋駅に向かいゴールとしました。
上野東京ラインの1番後ろの車両に乗ってまったり座って帰りました。
『短い10輌』じゃなくて良かった。(笑)
首都圏は人口が多いし、東海道線直通の高崎線や宇都宮線などの上野東京ラインは15輌編成が殆どですが、たまに10輌編成がやってくると、混んでいてガッカリ‥なんです。
今日は、ちょっとハードでした。
歩行距離 約9.5km
所要時間 約4時間半。
本日の歩数 22972歩。