先日、つけっぱなしのテレビで、ちょっと興味を引くモノを見かけました。
テレビでは、「電気湯たんぽ」とかなんとか言っていたような‥。
ちゃんと見ていたわけではないのですが、使用前に電源に繋いで約10分で湯たんぽの出来上がり。
コードは着脱式なので、使用感は普通の湯たんぽと変わりません。‥とか、なんとか言っていたっけ。
湯たんぽの暖かさはとても実感しているし、特に寒がりの夫には必需品。
でも、お湯を沸かすのが地味にめんどくさいのです(笑)。
うちの湯たんぽは大きいのか、大きめのやかんを満水にしてお湯を沸かさなくてはならない水量で、強火で5分ぐらいかかるし、プロパンガスだから、ガス代も割高だし‥。
それに翌朝、湯たんぽに残ったお湯を単に捨てるのはもったいない‥と、おケチ根性を発揮して洗濯に使おうかな‥と思っても、結局忘れて再利用することなく捨てることもあるし‥。
なーんて、ちっちゃい不満点を解消してくれそうな気がする『電気湯たんぽ』に興味しんしんでした。
先日、出かけた家電量販店で、その電気湯たんぽを発見しました。
山善というメーカーの『蓄熱式湯たんぽ』
商品の箱には、『電気の力でお湯いらず』と、書いてあります。
約10分で暖まる!
連続使用最大約8時間(あんかの場合)
繰り返し使用約500回
どこでも使えるコードレス‥。
テレビで、見かけた商品と類似品っぽいね‥と、購入しました。約3000円です。
それがこちらです。↓↓
モフモフのカバーは筒状になっていて、手を突っ込むこともできます。
湯たんぽは、モフモフのカバーの外側が袋状になっていて、そこに収納します。
早速、充電します。
電源コードを繋ぎ、赤いランプが付きます。
約10分で、ランプが消えて蓄熱完了です。
それをモフモフのカバーに入れて準備OK。
説明書によると、電気代の目安は蓄熱1回あたり約2.1円。多分ガスでお湯を沸かすよりお得よね‥と、にんまり。
ホカホカモフモフの湯たんぽを夫の布団の足元に滑り込ませスタンバイしました。
翌朝、蓄熱式湯たんぽの感想は‥というと、ちょっと物足りないとのこと。
カバーがモフモフ過ぎて、暖かさの伝わりがイマイチのような気がするんですって。
尤も、今まで使っていた湯たんぽは沸騰した熱湯がたっぷり入っていて、湯たんぽのカバーも、今回のものよりモフモフしていません。
もう一度、説明書を見ると、充電終了時点で、お湯の温度は65℃。
モフモフのカバーにセットする時は、十分に熱いと思いましたが‥。
やっぱり熱湯には敵いません。
ちなみに、蓄熱式湯たんぽの中身の液体って何だと思いますか?
充電終了時点でも65℃というので、何か工夫された液体が入っているのかなあ‥と、思っていましたが、何と、水でした(笑)。
繰り返し使用の寿命が尽きたら、湯たんぽを切り開いて中の水を捨ててから、自治体のルールに従ってゴミとして出してください‥と、説明書に書いてありました。
意外と単純な作りだったんですね。
結局、夫にはこの湯たんぽは物足りないということで、翌日からは寝る前にやかんいっぱいのお湯を沸かして‥の湯たんぽに逆戻りしました。
私は、湯たんぽはあっても無くても良いと思っていたので、この冬は使っていなかったのですが、せっかくなので蓄熱式湯たんぽを使うことにしました。
‥ということで、蓄熱式湯たんぽのレビューです。
夫にとっては、物足りないと言っていた暖かさですが、私には充分でした。
今までの湯たんぽは、中にプラスチック製の容器が入っていたので、固いというか、存在感がありますが、蓄熱式湯たんぽはフニャフニャな容器だし、カバーはモフモフしているので、布団の中に小動物が潜りこんできた雰囲気です。(笑)
かつて、湯たんぽを抱きしめてお布団に入って、うっかり30分ぐらい寝落ちしてしまった時、腕が軽い低温やけどになってしまったことがあったのですが、説明書には蓄熱式の方も注意喚起されていました。
まだ数日間の使用ですが、布団の中で足裏が触れるような位置に置いて使って、朝起きたら蹴飛ばしているようで、布団の外にあったり、位置が変わっていたり‥という感じで、低温やけどの心配は、私は大丈夫そうです。
簡単便利さ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
暖かさ ⭐️⭐️⭐️⭐️
コスパ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
おすすめ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
私にとっては、充分暖かでしたが、寒がりさんには物足りないのかな‥というところ以外は、満足しています。
もし、今湯たんぽを使っていないのなら、蓄熱式湯たんぽから試してみたら如何でしょう。
湯たんぽの暖かさは侮れませんよ‥。なんちゃって。
まるで、メーカーの回し者のようですね(笑)。