はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

🎵会いに行こう。

先週末は、名古屋へ一人旅をしてきました。

94歳の父、冬にコロナを貰ってしまい、コロナそのものは軽症で乗り切ったものの、時間差で家族もコロナを貰ってしまっていたので、長期間の家庭内隔離せざるを得なく、更に『老い』が心配なほど進んでしまったようでした。

そこで弟夫妻からじいちゃん(父のこと)に会いに来れる?‥という話になり、今年は母の23回忌だったので、それに合わせて、名古屋まで行ってきた備忘録です。

何となくJR東海のコマーシャルのような名古屋行きとなりました。


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🚅往路

出発は金曜日。11時台の新幹線に乗るつもりで家を出ました。

昨夏も名古屋へ行っているのですが、同じ時間帯だったのに、電車の混雑はかなり戻ってきた印象です。

東京駅に着き、とにかく人が多く、新幹線乗り場付近は観光客らしい大きな荷物を持った人たちで大混雑だし、外国人観光客も確実に増えていたし、お土産屋さんの前はあちこちで大行列が出来ていました。

私も大行列に並び、お菓子のお土産を購入しました。

新幹線のチケットは当日、窓口で購入しました。

『のぞみで、名古屋まで。隣に予約が入っていない席で指定をとって下さい。』というオーダーで、とりあえず、2列シートの窓側をゲット。

新横浜から、誰も乗って来なかったので、名古屋まで2列シートを独り占め出来ました😊。

中途半端な時間帯ということもあり、私が乗った車輌は空いていました。

 

久しぶりの新幹線、やっぱりワクワクします。

コマーシャルみたいに車窓から富士山見えるかな‥。

カチカチのアイスクリーム食べたいなあ‥。

富士山はこんな感じ。この日は黄砂が飛んできていたので、モノクロ写真のような車窓からの景色でした。

カチカチのアイスクリームは、ワゴン販売のタイミングが合わず、帰路のお楽しみにすることにしました。

 

 

無事、名古屋に到着しました。

ちょっと贅沢にお肉の差し入れをしようと、奮発してデパ地下ですき焼き用の牛肉1kg購入してから、名鉄に乗りかえました。

名鉄(名古屋鉄道)は、土地勘がない人にとっては、戸惑いが倍増します。

同じホームに行き先の違う電車が2分間隔ぐらいでどんどん入ってきます。

ホームには行き先ごとに並ぶように、ラインが引かれており、ちゃんとその区分の乗車口に従って電車もきっちり停車してくれます。

でも、もともと土地勘がないので、乗車口に目的の駅名が入っていない場合は、不安でいっぱいになります。

スマホの乗り換え案内の画面をスクショしておき、ドキドキしながら列に並び、地元民らしい人にスマホの画面を見せて、『ここで大丈夫ですか?』

『大丈夫ですよ、待っていれば来ますよ。』(良かった)

名古屋育ちの義妹も、待っていれば来るよ‥という感じで、逆に行き先毎に違うホームに移動する方が大変だよね‥と言います。

無事に目的駅に到着し、義妹に駅まで迎えに来てもらいました。

 

🏠会いに行こう🎵

弟ファミリーの家に到着の翌日は終日雨だったこともあり一歩も外に出ることなく、過ごしました。

じいちゃん(父)‥。更に小さくなっていました。

私自身、核家族で育ち、現在も核家族

身近にお年寄りがいないので、『老いていくこと』のモデルがないので、久しぶりに会うと少なからずショックを受けます。

じいちゃん(父)は、昨夏会った時より、更に小さくなった印象で、実際に体重も38kg台まで落ちているし、背中も数カ所圧迫骨折してコルセットをしているせいか、背中を丸めるような姿勢で、更に小さく見えます。

手足は棒のように細くなり、超スローモードでも、自分で歩き、自分のことは自分で出来ているので、年齢なりの健康をキープしているのでしょう。

食欲は旺盛で、時間はかかるけれど、肉も野菜もお菓子もたっぷり食べています。

それでも痩せてくるので、ちゃんと食べてもそれを自分の栄養として取り入れることが出来ずに枯れていくように命が消えていくのかなあ‥と、思ってしまいます。

枯れていく‥と言うのは、決してマイナスイメージではなく94歳にとっては大往生への道のりだと思いますが‥。

やはり複雑な気持ちになります。

弟や義妹の話では、一時は、みるみる元気がなくなっていたけれど、ちょっと盛り返してきたみたい‥とのことでした。

私の目には、使い倒されたマシンのようにやっと正常運転しているという雰囲気に見えてしまい、普段は忘れているけれど自分も老いて自由に動けない日も確実にやってくることを改めて突きつけられる気持ちになりました。

 

弟ファミリー宅に滞在中は、じいちゃんや弟夫妻とも沢山お喋りしました。

弟とは、姉弟として一緒に過ごした時間より別世帯として暮らした期間の方が遥かに長くなっています。

しかもお互いに転勤族だったこともあり、距離的にも殆ど会うこともなく、名古屋弁を駆使する姿がちょっと不思議だったりもしましたが、昨夏と今回と楽しく過ごすことが出来て、しみじみ行って良かったと思いました。

短時間でしたが、近くに住んでいる甥っ子夫婦も赤ちゃんを連れてきてくれ、(約30年振りに😅)赤ちゃんをこわごわ抱っこもして、ほのぼの気分に浸りました。

 

23回忌の法要は、お坊さんが家に来てお経をあげて貰いました。

今回初めて知ったのは、お線香の作法。

今まで、お線香に火を着けて香炉に普通に刺していましたが、お坊さんが3等分ぐらいにポキポキ割って火をつけて香炉に寝かせるように置いていました。

初めて見た作法に、順にご焼香してください‥と言われたらどうしよう‥とか、久しぶりの正座で足が痺れてヤバい‥とか、半分困った状態になっていましたが、その後は説法を聞いておしまいとなりました。

お線香のこと、義妹に訊くと、宗派によって作法が違うんだそうです。1つ、お利口さんになりました😊。

 

 

🚅復路

あっという間に時間が経ち最終日となり、昼前に帰路に着きました。

弟夫妻に名古屋駅まで車で送って貰い、一緒にランチタイム。

名古屋と言えば、エビフリャ〜でしょうということで、エビフライのお店へ。

このお店、注文はスマホでお願いします‥と、お水だけ置くと、さっさと店員さんは引っ込んでしまいました。

QRコード読ませて、画面を出して‥と、初めてでしたが、何とかできました。

スマホを持たないと、外食出来ない日が来るのも案外早いかも‥。

アラ還世代の私達にとっては、少々もたれ気味になりましたが、美味しゅうございました。

 

このあと、弟夫妻と別れ、私は新幹線乗り場へ。

帰りも、のぞみ号で隣が空席の指定席というオーダーで切符を購入しました。

運良く、3列シートを独り占め出来ました。

さすがに乗車率は70%を超えている雰囲気でしたが、ホント、ラッキーです。

外国人観光客がかなり増えた印象でしたが、日本人も外国人もまだ殆どの方がマスクをしていました。

そして、念願のカチカチのアイスクリーム。エビフライ食べて、お腹いっぱいなのに‥。

別腹を発動させ、美味しゅういただきました。

 

東京駅に着くと、路面がかなり濡れていました。

新幹線の車窓からはピカピカの青空と、熱海付近では綺麗な青い海も見えたのに、都内は通り雨があったのが不思議な感じでした。

しかも埼玉方面には、黒い雲が‥。

今回は、夫はお留守番だし、お土産もいっぱい買って手がもげそうなほどの荷物でしたが(大袈裟‥)、慌てて夕食用のお弁当を買って急いで帰りました。

雨は大丈夫でした😊。

 

私にとっては定番化しそうなお土産ラインナップです。

将棋の藤井聡太さんで有名になったぴよりんはまだすごい人気らしく、名古屋のお店ではショーケースは空なのに、数人並んでいました。

このぴよりんは、人気あやかり商品のクッキーです。

これは、弟夫妻よりのお土産。

しばらくお菓子まみれの甘い生活を送れそうです😊。