はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

健康な人は21秒?

先日、髪を切りに近所の美容室へ。

少しの待ち時間に見たその辺に置いてあった某女性誌に面白い記事がありました。

女優の室井滋さんの連載エッセイのページでしたが、21秒がどうしたこうした‥という内容(笑)。

半分も読まないうちに、美容師さんに席に案内されたので、殆ど読めなかったけれど気になる‥。

‥というわけで、ネット検索してみました。

 

記憶に残っていたワードは、『健康な人は21秒』、『イグノーベル賞』‥でしたが、直ぐに見つかりました。

哺乳類の排尿時間は平均21秒‥という記事を女優の室井滋さんが読んだか聞くかして、エッセイを書いたようです。

その、排尿時間のお話、2015年にイグノーベル賞を受賞しているので、ご存じの方も多いかもしれませんが、ざっくり紹介しますね。

 

まずイグノーベル賞について‥。

思わずクスッと笑ってしまうけれど、科学的な裏付けのある業績に対して贈られる、ノーベル賞のお笑い版、パロディ版といった感じのものです。

とはいえ、勿論科学論文として国際的に評価されていることが前提です。

少し前に『猫は液体である』‥という通販生活のコマーシャルがありましたよね。

猫の異様な柔軟性は猫が液体であると仮定すれば説明できる‥として、これも2017年のイグノーベル賞物理学賞なんだそうです。

受賞したのは、フランスの研究者さんだそうですが、こんな冗談みたいなことを理詰めで説明しちゃうんだから、面白いなあと思います。

通販生活のサイトよりお借りしました



『哺乳類の排尿時間は平均21秒』というお話に戻ります。

これも、2015年のイグノーベル賞の物理学賞を受賞しています。

ジョージア工科大学のチームの研究で、体重が3kg以上の哺乳類の排尿時間は全て約21秒であるという内容でした。

3kg以上の犬や猫から、ゾウやシロクマなどの大型動物、そしてヒトも平均で21秒(誤差13秒)で排尿しているんだそうです。

この誤差13秒というのが、21秒対して大きな数字だと思うので、実はイマイチ理解できてないのですが‥。(ドンマイ😉)

身体の大きさに応じて、尿量が増えて、勢いよく出るそうで、もし動物園で動物の排尿シーンに遭遇したら秒数を数えてみたくなりますね。(ちょっと変態っぽい?😁)

一方で3kgに満たない小動物では、排尿の仕方が大きく異なり1秒以下から数秒という動物もいて、身体が小さいと尿量そのものも少なく法則性はないそうです。

小さい動物は野生の王国で21秒もかけて、のんびりオシッコしていたら捕食される心配もあるから‥ということのようです。

 

 

そして日本人を対象にした研究でも、排尿時間は男性20代から40代、女性20代から60代も平均して21秒ぐらいになり、尿量は200〜400㎖なんだそうです。

そんなこと、考えたこともなかったのですが、近頃『頻尿おばさん』を自覚している私、トイレで数えてみました。(笑)

昔だったら、車で出かける時、トイレ休憩無しで目的地まで行っていたのに‥。

もっと言うと、スキーブームだった若い頃、スキーウエアがツナギような形だったし慣れないスキーブーツの着脱も大変だったから、トイレは丸一日行かなくても大丈夫だったのに‥。

今じゃ、絶対無理。

下手したらリフトで上まで行ったら寒さも相まってほのかに尿意を感じてしまうかも‥という気もして、スキーそのものから遠ざかっています。

それで、数えてみたら10〜15秒でした。

時計と睨めっこして測ったわけではなく、自分で『1、2、3‥』と数えながら用を足していたのでかなりアバウトですが。

やっぱり、膀胱の容量が小さくなっている頻尿おばさんよね‥。

21秒って結構長いですが、誤差13秒の解釈次第では、ギリギリOKなのかなあ‥と、とことん自分に甘い私。

また、長ければ良いってもんじゃなくて、排尿時間が30秒以上かかるような場合は、膀胱が劣化したゴム風船ようになっている‥(老化)とか、男の人なら、前立腺肥大症で尿道が圧迫されて細くなり時間がかかっている可能性もあるそうです。

やっぱり、21秒ぐらいだったら、健康ってことなんですね。

普段家に居る時は、我慢せずにすぐトイレに行きますが、少し我慢して膀胱を鍛えた方が良いのかなあ‥。

夜中にほぼ毎回1回目が覚めてしまい、別にトイレに行きたくて切羽詰まっているわけではないけれど、行った方が寝つきが良いので行っていましたが、昨晩は、膀胱を鍛えようと、我慢しました。

我慢はできましたが、1時間以上寝つけず、本日寝不足気味です。トホホ‥。