今週は、お友達とランチに行くとか、お喋りを楽しむ時間がたっぷりだった。
シミジミ、平穏な日常に感謝だよねーという気持ちでいる。
今週は台風15号通過後の大混乱から1週間が始まった。
夫は早期定年退職しているので、私と一緒に「大変そうだね」とテレビの前で一応は心配していた。
長男は、金融関係の仕事ということもあり、遅刻は出来ないと、遠くはない職場だけど早起きしてタクシーをつかまえて無事に出社したらしい。
社会人になる前の彼の性格だったら、前日から鉄道の計画運休が決まっていたし、思いっきり朝寝坊して電車が動き始めたニュースを見てからおもむろに身支度を始めるようなタイプ。
きっと合法的に大遅刻してテヘペロ(笑)だろうと思っていたので、大人になったのね〜なんて、20代後半の息子に心の中で『いい子いい子』してあげたい気分になった。(笑)
次男は鉄道マン。今週は台風の前後でたまたま非番だったので、メールで職場とやり取りして出勤。彼も一足先に動き始めた私鉄や新幹線を使って、割と早めに職場にたどり着いていた。
2人とも、エラい!と、親バカモードで心の中で褒めていた。
今回の台風は千葉県や、神奈川の海沿いや伊豆諸島に暴風の被害が多くまだ大規模な停電が続いている。
台風一過の青空と一緒に猛暑も戻ってきたので、本当に気の毒に思う。
私の住んでいる地域も暴風で、庭木の枝が折れていたりしたが大きな被害はなかった。
台風の通過後は大気の状態が不安定なのか、『雷3日』という感じで夕方になると、連日雷雨になった。
特に初日の雷雨は数年ぶりの激しさで、絶対近所に落ちたよねと思わせるような稲光りと轟音と振動が1時間以上続いていた。
途中、数分停電した。
実は、停電の経験は半世紀以上の人生でも数回しかない。
それも数分で復旧というラッキーさ。
東日本大震災の計画停電の時も、一応計画区域に入っていて停電スケジュールも回覧板で周知されていたのだけど、何故か回避されていた。
あくまでも噂だけど、鉄道の変電所と同じブロックだったから停電は免れていたらしい。
あの時は、川を挟んだ隣の街は真っ暗というのは怖かったし、日によっては昼間も信号機が消えているというのは、そこはかとなく怖いものを感じていた。
だから、それを機にランタンや懐中電灯を置くようにはしていたのだけど。
やっぱり、普通に毎日を過ごすことが出来て、懐中電灯の出番さえないと、すっかり置いた場所を忘れていて、急に停電になると本当に真っ暗で何も見えなくて怖い。
『停電しちゃったね。懐中電灯どこだっけ?』なんて間抜けな会話をしているうちにすぐに復旧したけれど、やっぱり怖かった。
一緒にランチしていた友人は、この雷の日は仕事帰りの車の中だったそう。
彼女の家は、うちより、もうちょっと田舎で、田んぼにバンバン雷がおちる様子を見ながら運転していた。
あまりにも雷が凄いので、コンビニの駐車場に寄って雷が治るのを待って小康状態になってから再び帰路に着いたものの幹線道路が水没していて恐々帰宅したと言っていた。
地球が怒っているかのような激しさだよねーなんて話になった。
今回の台風も最大瞬間風速が57メートルと、テレビで言っていた。
こんな暴風に見舞われたら明日は我が身だよね。
去年は大阪で暴風で船が流されて鉄道の橋にぶつかって関空がしばらく麻痺したよね。
送電線が倒れ、電柱が倒れ、屋根が剥ぎ取られた家の映像を見ていると、本当に地球が怒っている気がする。
電気が使えないって、なんて大変なことなんだろうってシミジミ思うけれど、送電線とか電柱とかが壊されてしまったら、直すのは超大変なのは簡単に想像出来る。
遠くで電気を作って長距離の電線を伝って電気が使えていたんだなぁと、思うと、
もっとソーラーパネルとか蓄電池を安く普及させる努力をしておけば良かったのに。
電気も地産地消。
私でも思いつくことが出来ないのは、きっとなかなか難しいことなんだろうけれど。
おばさんのランチでも、話題になる電気の有り難み。
勝手なことをお喋りしつつも、平穏な日常に大感謝している。