はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

キラキラネーム。

テレビで、あまりに酷いキラキラネームから自分の意思で名前を法的に変えた人のことを取り上げていた。

ネットでも話題になっていた『王子様』君のこと。

山梨県に住む、この春から大学生になる『赤池王子様』君。

彼は3月5日に甲府家庭裁判所に改名の申し立てが認められて現在は『赤池肇』君になった。

改名の申し立ては、15歳以上であれば親の同意も必要なく、費用も収入印紙代の800円と郵送にかかる切手代ぐらいだという。

王子様という名前、彼の母親が命名し、父親の知らぬ間に速攻で届け出たらしい。

『母にとって唯一無二の存在で、母にとっての王子様』というのが名前の由来だったとのこと。

『王子様』君、幸いイジメにあうこともなくここまで来たのは、本人のキャラクターに依るところが大きいと思うが、この先就職などで不利な扱いを受けることも想像できたので自分で行動を起こし改名したんだそう。

テレビでは、他に『風亜』ちゃん。(3兄妹でドレミファソラシド♪になるように、長女がドレミちゃん、次女の彼女がふうあちゃん、長男がそらしろう君。)

3人とも成人されていて、テレビに出ていたのは、ふうあちゃん。

インパクトのある名前で話のきっかけになったりと悪いことばかりではなかったらしいが、お姉さんのドレミちゃんはちょっと大変そう。

もう1人の方は、名前が『幻の銀時』さん。

こちらもすっかり大人の方だったが、クレジットカードの申し込みなどでネット経由で入力する際、エラーになってしまうとか、何かと不自由があるそう。

『王子様』君以外は、名付けた親もテレビに出ていて、信念をもって、もちろん愛情を込めて命名したようだった。

『王子様』君も、生まれたばかりの我が子が、超可愛いくて、可愛いくて‥という気持ちはわかるけど、いつかはおっさんになるし、じーさんにもなることを想像出来なかったのかなぁ。

世の中には色んな人がいるなあ。

 

私の子供の頃も、名前に流行りがあり、◯◯子が多数派だった。

親は愛情を込めて命名したに違いないけれど、いつの時代も名前に関しては、色んな話題がある。

鉄板ネタの部類では、『みえこ』さんは『しみず』さんと結婚したら、『シミーズ見え子』さんになってしまうとか。(シミーズってインナーのことだけどもしかして死語?)

『あきこ』さんは『和田』さんと結婚したら『和田アキ子』になってしまうとか。(笑)

知人に『よしこ』さんがいて、凝った漢字3文字を当てた素敵な名前なんだけれど、

結婚相手は『よしだ』さんだけは嫌だと常々言っていた。

だって『よしだよしこ』って山本山みたいでしょ。(笑)

息子の代になって難解な字で何て読むのかなぁと思う名前や、画数がやたら多くてお習字の時は大変だろうなぁという子もいた。

最近ではネットで見かけた凄いのが、『黄熊』(ぷう)ちゃん、『黄鼠』(ピカチュウ)ちゃん。

ホントかなあ。(笑)。

これ、もしホントだったら親権を剥奪して速攻で改名の申し立てのレベルの酷さですよねー。

 

実は、私のいとこで改名の申し立てをした人がいる。

彼女は、クリスマスイブ生まれの『聖子』ちゃん。

私の1つ上だけど、とにかく優秀で可愛いくて中学受験して有名私大の付属からエスカレーター式に上に行って、大学時代はゴルフ部で目立った存在だったみたい。

その素敵な聖子ちゃんが、ある日突然『由美子』になると宣言。

え?なんで?

聖子ちゃんの母によると、『聖子というのは、性格的には男性性が強い名前。だから、聖子という名前だと、結婚の際、男らしい素敵な男性とは相性が悪く、彼女の苗字を考えると、由美子がベストなので、改名の申し立てをして法的にもしっかり変える』とのこと。

親戚達はこぞって、あり得ない!とばかにしていたし、私もクリスマスイブ生まれの聖子ちゃんの方が素敵なのになと、思ってた。

でも、改名には、相応の理由がないと申し立ては却下。

もちろん彼女の申し立ては却下され、聖子ちゃんのまま。

この一件で、ママの言いなりになっていた聖子ちゃんにちょっと失望して、親の代で疎遠になってしまったので、彼女は今どうしているのかわからない。

 

最後に、友人のお茶目な旦那さんの名前。

光忠』(みつただ)さんというのですが、『ピカチュウ』にも読めるよねと、

本人は、キラキラネームかなと心配してるらしい。(全くの杞憂なのにね。)