はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

元サンタクロースのクリスマス

最近は、スーパーの食品売り場に関しては、クリスマス商戦は手抜き感を感じる。

クリスマスっぽいのはチキンがちょっと並んでいる程度で、気が早い店は先週あたりから冷凍の数の子やら、日持ちしそうなおせち料理の食材が並び始めていた。

それでも、昨日は身分を隠した沢山のサンタクロースさんが、我が子、あるいは孫ちゃんのプリティー光線を浴びて、喜んでプレゼントの買い物をする為に街は混雑していた気がする。

 

我が家の元サンタクロースは息子達が中学生になると、

『サンタクロースは、子供だけにプレゼントをあげるけれど、中学生は電車やバスは大人料金を払うから、大人になったと思われてもう来ないんだよ』と、美しく?引退して、気がつくと15年以上経っていた。

本職の方も数年前に早期定年退職をして、ぼちぼち暮らしている。

生活パターンも確立してきて、趣味はゲーム。

 

その昔、スーパーファミコンを真っ先に手に入れたのに、気がつくと息子達の方がゲームの腕前ははるかに上で、見ている側になっていた。

ある時、ネットの記事で80歳台のゲームにはまっているお爺ちゃんが話題になっていた。

なんでも、ボケ防止にゲームを始めたが、面白くてハマったがとにかく難しく、ある人気ソフトを全部クリアするために何百回も死んだとか、ゲーム好きの人なら、うんうん、分かるという他愛のない話だったが、話の主が80歳台のお爺ちゃんだったということで話題になっていた。

その話に影響されたのか、再びゲームに関心が戻った元サンタクロース。

でも、ブランクが長過ぎて何のソフトが面白いかもわからないので、息子達にしきりにゲームの話をふるようになった。

そして、数年前の年末のこと。

帰省した長男より『少し遅いけれどクリスマスプレゼント』と、渡されたのが、プレイステーション4。

次男からはおススメのソフトを数本。

兄弟揃ってのプレゼントにウルウルしそうな元サンタクロース。

でも、息子達は、『梅沢富美男認知症になったことを想像したら、恐ろし過ぎるでしょ。だから、話題の80歳台の爺ちゃんみたいに頑張っってね。』と涼しい顔。

(夫は、本人は否定するけれど、顔も性格も梅沢富美男そっくり。芸ができない梅沢富美男って最強、最恐だよね‥と息子達にいじられている。)

 

そして、その年のお正月からゲーム三昧。

ゲーム好きな息子達は喜んでいろんなソフトを持ってくる。

でも、元サンタクロースは1面もクリア出来ずに挫折したのも沢山。

翌年のクリスマスには、地球防衛軍というソフトをプレゼントされた。

でっかい蟻や、ハエトリグモ、スズメバチなどが街を襲う。

それをやっつけていくゲームだが、単純なゲームながら蟻や蜂などの動きがリアルだとか、なかなか奥が深いらしい。(笑)

結局、このゲームにドはまりして、元サンタクロースは、地球防衛軍の隊員になった。

そして、今年は、VRに興味があると、しきりに息子達に話を振って、忖度してよの「忖度クロース」になりつつある。(笑)

でも、さすがに息子達も、VRでゲームしているお父さんの姿を見るのは(きっとブザマで)面白そうだけど、ゲームソフトが充実してないからまだ早いよね‥と笑っている。

f:id:arakannkoala:20181224075328j:plain