はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

納骨、四十九日の法要。

先日の18日、じいちゃん(私の父のことです)の納骨、四十九日の法要を無事に済ませました。

同居していた弟夫妻にとって一区切りですが、私にとっても気持ちの上で一区切りつきました。

当日は、ピカピカの青空。

直射日光の元では初夏を思わせる暑い日となりましたが、まだ風が心地よく感じられました。

 

😅遅刻者続出。

この日は、東京の多磨霊園のお墓前に集合でした。

埼玉の我が家からも、高速利用はほんの一部で、都内の混雑が予想されるルートを通ることになるし、土曜日なので、渋滞が心配でした。

私達は早めに出発して事なきを得ましたが、横浜方面からやってきた親戚は、酷い渋滞に巻き込まれたようでした。

弟夫妻と甥っ子ファミリーは名古屋からですが、弟夫妻は近隣で前泊し、甥っ子ファミリーは、当日新幹線で新横浜に出てそこからレンタカーというプラン。 

1歳児がいることと、お嫁さんが乗り物酔いするので、名古屋から車は無理という判断だったようです。

弟の家族は、乗り物酔い体質の人はいないので、甥っ子のお嫁さん、辛かっただろうなぁ‥。

私も幼い頃は病的に乗り物酔いしていて年と共に人並みになってきたクチなので、その辛さ、共感します。

じいちゃんの為にありがとうございました。

 

 

😁お坊さんのお話。

納骨、四十九日の法要を一緒に済ませました。

今回のお坊さんは、お経を一通りあげると、お経の内容をかいつまんでお話してくれました。

また、故人はこのような法要で家族親戚が集まるきっかけを作ってくれたのだとも、お話していました。

私は、そう言われてみればそうだなあ‥なんて思いながらお話を聞いていましたが、夫はちょっと意地悪な眼差しを向けていました。

『次の法要も滞りなくやるように暗にセールスしているような話だったなあ‥。』ですって。

うちの夫は、どちらかというと、戒名もお金で文字数が増えるし‥と、さめた眼差しをむけるタイプ。

弟夫妻は、義妹実家が商売をしていたこともあり、冠婚葬祭諸々きちんとこなすタイプ。

弟の家には、神棚があり、弟が毎日ちゃんとお手入れをして手を合わせている姿に実はちょっとびっくりでした。

弟はちゃんと、先祖に敬意を表して手を合わせることで、ご加護があるような気がする‥と、言っていたっけ。

既に別世帯として暮らしてきた期間の方が遥かに長くなっているので実質は考え方も生活習慣も、きっと全然違う間柄です。

しかも結婚後もお互いが転勤族で、常に新幹線の距離だったこともあり、実際に会う機会は殆どありませんでした。

兄弟仲は至って普通でしたが、メールやLINEで手軽に連絡は取れていたので、実際に会っていないけれど、何となく分かっているような不思議な関係でした。

それが、今回、じいちゃんの老いが進んできたので、私が名古屋に行って会いに行ったり、入院、葬儀‥と、一緒に過ごす時間を持つことになり、故人(じいちゃん)が、距離を縮める機会を作ってくれたのかなあ‥なんて、私は思っていました。

 

😅初めて会った従兄弟。

実は今まで父方の従兄弟と殆ど会う機会がありませんでした。

皆、首都圏に住んでいましたが、それこそ、父方の兄弟関係がドライだったのでしょう。

今回、2人の従兄弟が来てくれましたが、多分お互いにその辺ですれ違っても気が付かないというほどの疎遠ぶりです。

お墓の前で顔を合わせたので、よく見ると叔父さんに似てる‥という感じで、認識できました。(笑)

多分、これからも疎遠な間柄になるだろうなあ‥といった印象の従兄弟達でした。(笑)

 

うちの息子達と弟の子供達、従兄弟同士の関係も不思議な関係です。

実際に顔を合わせたのは数回‥。幼い頃、我が家に遊びに来た時と、母が亡くなった時の葬儀や法要の時。お互いに小学生の時でした。

その後、新幹線の距離ということもあり、実際に会う機会はなかったのですが、年齢が近いこともあり、進学、就職などお互いに近いタイミングで通過してきました。

ただ、親同士はたまには連絡を取り合うので、お互いの動静はわかります。

そのうち、スマホをそれぞれが持つ時代になったこともあり、SNSで、親の知らぬ間に繋がっていたりして‥。

特に仲良しというわけではないけれど、会っていないのに、なんとなくコミニュケーションが取れているというのか‥。

多分、物理的な距離もあったので、かえって精神的にも丁度良い距離感だったのでしょう‥。

 

 

 

四十九日も終わり、私もホッとしています。

じいちゃん(父のことです)、今頃天国で甘いモノ食べているのかなあ‥。

先に亡くなった母と再会したかなあ‥。

私達は、それぞれが元気に暮らしていますよ。