はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

思い出し笑いへようこそ(駄)。

さすがに師走。

のんびりモードの我が家でも何かと忙しくて、自分の時間が取れなくて少々イライラしていたのですが‥。

昨日の些細な出来事が思い出し笑いの種となって大きく芽吹いてしまい困っています。

ブログも書きかけのモノも放り出し、この馬鹿馬鹿しいお話を書くことで、思い出し笑いの芽を摘もうと思っております。(笑)。

 

日曜日の某スーパーでの出来事。

このスーパーは、日曜日の開店から正午まで、『朝市』と銘打って、野菜を中心に安いので、とても混雑します。

今週もその朝市に出かけたのですが、カートが出払いそうな勢いの混雑でした。

商品を選び、レジに並ぼうとすると、どのレジも長蛇の列。

どの列も10人ぐらは並んでいます。

日曜日は、それぞれが爆買い状態なので、更に時間がかかるのは必至です。

この混雑も毎度のことなので、諦めて列に並び、カバンからスマホを出してポケモンGOでもやろうかな‥と、思ったところで、スマホを家に忘れてきたことに気がつきました。

スマホを決済に使っていないので、別に困らないのですが、いかんせん暇です。

並んだ列は、皆さんカートにカゴを2つ乗せて山盛りの商品です。

目視出来るだけで、8人はカートで並んでいるし‥と、溜息が出たところで、ふと前の人見ると‥。

 

暇に任せて、無意識のうちに観察モードになっていました。

40代ぐらいの男性なんだけれど、何となくチグハグ感が漂ってくる人です。

チラッと見えた横顔のマスクは、バーバリーのハンカチで(今更?)手作りしたような布製のマスク。

でも、ちょっとだらしない雰囲気が漂っています。

黒い細身のパンツスタイルなんだけれど、ズリ下がっていて、ひと昔前の高校生がやっていた『腰パン』(ズボンを通常より低い位置で履くこと。)状態。

いい歳したおっさんが‥と思った時点で、もう『変なおじさん』のバイアスがかかってしまった私。

その人のカートの商品に目を向けると、大量のカルピス。(希釈タイプで苺味‥イベントか何かで使うのかなあ?)

そして足元に目を向けると、その人、ハイソックスを履いていて、ズボンの上にハイソックスが被っている‥。しかも、シャツの裾をズボンにINしている‥。

単に服装に無頓着なだけなのか‥とも思うのだけど、何か変な人だなあ‥と、内心思いながらも、じわじわと列が進んでいきます。

すると、今度は、カートに手をかけて変なストレッチを始めました。

混んでいるし、みんな沢山買っているので列の進みが遅いので、イライラしているんでしょうか?

だんだん動作が大きくなっていきます。

でも時折、このポーズを挟むんです。

そう、『安心してください、履いてますよ。』の、とにかく明るい安村さんの真似をしているかのようなポーズ。

ヤバい人の後ろに並んじゃったな‥。

笑ってはいけない地獄に落ちてしまいそうだな‥。

‥と、色々な感情が湧き上がります。

その安村さん(?)、裸芸のそのキメポーズの他は、ストレッチぽいのですが、とにかく、笑ってはいけない‥と、必死に堪えていました。

あっという間にレジが進み、大量のカルピス苺味(34本でした)の金額が表示されても、本人はボーっとしていました。

思わず、レジの女性が『お支払いは、カードですか?』と、尋ねても、

『はい』と、応えても心ここにあらず状態。

更に、レジの女性が促すと、我に返ったようで、おもむろにカードを出して無事に会計を済ませていました。

そして、レジの女性から、カードとレシートを受け取る際、安村さんの一言。

『あの‥、トイレは何処にありますか?』

それが、めちゃくちゃ『イケボイス』。

声だけ聞いたら、すんごい素敵な人を想像しちゃうレベル。

それで合点したんですが安村さんの妙なストレッチ?と、裸芸のキメポーズの訳。

きっと、突然の尿意に我慢して悶絶していたんですね。

変なストレッチしていなければ、一言言ってくれれば、そのカートの面倒を見ながら列に並んであげたのにな。

不幸なことに、超絶混んでいる時間帯で、並び始めてしまうと混雑で列から離脱するのも大変な状況だったで、我慢するしかない‥。

多分、普段あまり利用しないらしくトイレの場所もわからない‥。

‥という絶対絶命のピンチだったんですね。(‥と、勝手に決めつけて)

声がイケメンすぎて、その落差に、笑ってはいけない地獄に落ちてしまいました。

 

 

でも、この状況、思い出すだけで、未だにニヤニヤしてしまうほど可笑しいのだけど、レジの女性も忙しすぎるせいか、無表情でトイレ場所を答えるだけだったし、安村さん、会計が終わると、凄い混雑した店内をカートごとかっ飛んで行きました。

このスーパー、トイレは、一旦店の外に出て、店舗の1番端っこにトイレの入り口があるのだけど、間に合ったのかなあ‥と、余計なお世話な心配をしていました。

未だに、頭の中で、尿意を我慢していたであろう『安村さん』が浮かんでしまうと、ニヤニヤしてしまう、危ないおばさんになってしまいます。

‥と、くだらないお話に長々とお付き合い、ありがとうございました😊。

『笑ってはいけない地獄』『思い出し笑い地獄』に、ようこそ‥になっていたら、ごめんなさい🙏。