先日の日経新聞にうなぎのお店の記事が載っていました。
『お手頃価格でうなぎを食べられるお店』が、埼玉県にも複数オープンしたとかなんとか‥。
普段日経新聞は、私にとっては(難しすぎて‥笑)殆ど読むところがないなあ‥と、思っていたのですが、こんな記事だけはちゃんと頭の片隅に残ります。
新聞に載っちゃったから混んでいるかな‥。
それから10日ぐらいは経っているし、平日の開店直後なら大丈夫かな‥と、うなじぃ(うなぎ大好きじーさんの夫のことです。笑)と、朝ご飯を控えめにしてランチタイムに行ってきました😊。
このお店は5月27日にオープンしたてのようです。
ただ、交通の便がイマイチなんです。
最寄り駅はJR大宮駅ですが、歩くと地味に遠く、多分20分ぐらいかかりそうです。
車利用は駐車場がないので、近隣のコインパーキングを利用するしかありません。
自転車でやって来たと思われるお客さんが多い雰囲気で、店の前が駐輪場のようになっていました。
私達も、この日はどんより曇り空だったので、自転車で開店直後を目指して行きました。
開店10分後ぐらいの時間でしたが、ラスト一組で、ギリギリ待たずに入店できました。
『早い、安い、美味い』‥と、某牛丼チェーン店のようなキャッチフレーズがピッタリなお店です。
メニューは、うな重の松竹梅の3種類と、飲み物が少々のみ。
松はうなぎ1尾、竹はうなぎ3/4尾、梅はうなぎ半身です。
メニューも絞り、お茶は出してくれますが、お水はセルフサービス‥と、人件費を抑えて安さを実現しているのでしょう。
夫は松、私は竹を注文しました。


ちなみにお値段は松が2600円、竹が2200円。(梅は1600円)消費税込みです。
大きく立派なうなぎでしょう?
蒸しが強いのか、ふっくらしていてとても美味しかったです。
タレも付いていて、好みで『追いタレ』出来ます。
1つだけ意味不明だったのが、わさびとネギが添えられていたこと。
ひつまぶしのお店で最後はお茶漬けで薬味にどうぞと、添えられていたことはありましたが‥。
うな重にわさびとネギって要るのかなあ‥。
せっかくのうな重のあの美味しそうな匂いと喧嘩するんじゃないかなあ‥と、個人的には❓でした。
さすがにうなぎなので、早くても注文から10分から20分はかかりますが、それでもそんなに待ちませんでした。
満席だったので、内部の写真は撮りませんでしたが、この店舗は椅子とテーブル席のみで、小綺麗なお蕎麦屋さんといった雰囲気。
入り口のドアの取手だけが妙に年季が入っていて、居抜き物件をリフォームしたという感じです。
埼玉県って実は、うなぎの名店とか老舗と言われるお店が結構あって、お値段も高嶺の花。
我が家では、旅先での贅沢ランチ‥とか、お誕生日祝いに‥などのたまの贅沢の位置付けのうなぎなので、この価格でこのお味、ボリュームは嬉しくてリピート確定です。
この『鰻の成瀬』さん、ホームページによると、
『価格は老舗の専門店の半額程度で、量は1.5倍』
『高級店で使用されているニホンウナギを使用』(養殖は台湾や一部中国)
‥だそうで、首都圏を中心にフランチャイズ形式でどんどんお店が増えているようです。
また首都圏だけでなく愛知県にも出店するようです。
かつて、お寿司といえば、『回らないお寿司』しかない時代は、やっぱり高嶺の花でしたが、回転寿司が登場してからは、一気に身近かな食事となりました。
鰻も、そうなってくれたら嬉しいなあ。
今回行ったお店は、うちからはちょっと不便な場所にあるのが残念だなあ‥。
などと、勝手なことを思いながらも美味しくいただきました。
おしまい😊。