ネットでとんでもない記事を見つけた。
その記事を貼ろうと四苦八苦していたのだけど、上手くいかないので😅
ざっくり紹介する。
『歩行者信号 青で渡ったらダメ 自転車悪質走行に赤切符 思わぬ落とし穴も』という記事。
(産経新聞の11月5日のネット記事)
東京都内の大通りにかかるスクランブル交差点でのこと。
昨年の10月、会社員女性が自転車で交差点を渡ったところ警察官に呼び止められた。
ちゃんと青信号で渡っていたのに‥。
警察官、曰く『青だったのは、歩行者用の信号です。自転車は軽車両に分類されるので車と同じ扱いで、車道側の信号に従うことになるので、信号無視になります。』
更に、横断歩道を渡っていた男性が自転車を避ける仕草をしたため、『歩行者妨害』と指摘され、無慈悲にもその女性は赤切符を切られた。
後日、警察署で取り調べを受け書類送検をされたが起訴はされなかった。
‥という内容。
一罰百戒なのかもしれないけれど‥。
なんてこったい。ホントかいな。
この女性、ヤバい人だったのかなあ‥と、何か恣意的な感じさえする取り締まりの厳しさ。
私の行動圏にもスクランブル交差点はあるし、私だけではなく多くの自転車が歩行者と一緒に日常的に一斉に渡っている。
また、歩車分離の交差点も結構あるので、そこで歩行者と一緒に自転車に乗って横断したら、厳密には信号無視になってしまうのね。
‥ということは、こんなことで、赤切符を切られてしまうこともあるってこと。
罰金っていくらなのかなあ‥。
7、8000円ぐらいかな。
自転車側の意識としては、フツーに自転車に乗って、(厳密には歩行者用の信号だけど)ちゃんと青信号なのに、赤切符切られたら、キレるよね。
‥というか、何が悪かったのか戸惑うと思う。
怖すぎるし、何だか理不尽さを感じてしまう。
この産経新聞の記事によると、
令和3年に自転車に対しての赤切符を交付したのは4315件。
事故の危険性が高い悪質な場合のみに交付してきたとのことだが、今年の10月31日より、取り締まりを厳しくしているとのことで、以下の4つケースは事故の危険がなくても、悪質な場合は赤切符を切ることになったんだそう。
①信号無視
②一時不停止
③車道の右側通行
④徐行せず歩道通行(徐行せず‥がポイント)
①の信号無視は、スクランブル交差点とか、歩車分離の交差点の場合、とにかく車道側の信号に従う意識がないと、うっかりやってしまいそうで、怖いなあ。
でも、自動車側も自転車が歩行者用信号ではなく、車道側の信号に従うと思っていない人が多そう。
自転車から降りて引いて歩いて歩行者になればいいんだろうけれど、メンドーだし‥。
しかも、これからは事故の危険がなくても悪質な場合は、赤切符って、何だかやな感じ。
うちの近所に、片側1車線の朝夕は結構交通量がある道があるのだけど、数年前に自転車走行帯がペイントされた。
正直なところ、自転車がこの自転車走行帯を走ると、自動車は反対側の車線にはみ出さないと抜くことが出来ず、大名行列状態になってしまうので、私はあえて歩道を走っていた。
運が悪いと、フツーに自転車で走っているつもりでも、④の徐行せずに歩道通行になっちゃうこともあるのね。
‥となると、今後は注意しなくっちゃ‥って思う。
だって、今まで、みんなフツーにやっていたことが厳密には交通違反で、思わず『はあ?』なんて態度をしちゃって、お巡りさんの機嫌が悪かったら、こんなことで、赤切符切られて罰金なんて、サイテーすぎるもの。
それにしても、世の中、運転免許を持っている人ばかりではないし、自転車に乗る人で、特に子供とか高齢者は、自転車が軽車両扱いで、車と同じ扱いのルールを守らなくてはならないことを知らない人が多いと思う。
特に、わからんちんな大人はどうやって取り締まるのかなあ。
運転免許を持っていなかったら、③と④なんて、禁止事項であることさえ理解していなさそうな人って結構いそう。
それに、赤切符を切られても身分証明証になるものをいつも持ち歩いているとは限らないので、ウソの申告するかもしれないし‥。
確かに、酷い自転車の乗り方をしている人は一定数いるので、厳しい取り締まりは必要だとは思うけれど、その前に、自転車のルールの周知を先にやって貰いたいなあ‥。
スクランブル交差点では、特に気をつけよう‥と思いつつ、モヤっとしているのは私だけ?