今年は花の季節の歩みも早いようです。
テレビでは、何処かの藤の花が満開とのことで綺麗な映像が流れていました。
そこで、ふと、近すぎて行ったことがない埼玉の名所ということで、『牛島の藤』を思い出し、早速行って来ました。
『牛島の藤』というのは、
特別天然記念物に指定された樹齢1200余年の美しい藤棚です。
毎年、藤の開花期の4月から5月のみ開園します。
今年は4月17日から5月5日です。
本日、ほぼ満開のベストタイミングでした。😊
それでは、春日部散歩の始まりです。
東武野田線は、埼玉県の大宮駅から千葉県の船橋駅を結ぶ、東武鉄道の鉄道路線です。
最近では東武アーバンパークラインという、(痛々しい)愛称がついたようですが、地元の人達は野田線と呼んでいます😁。
大宮駅からのんびり電車に揺られること、約20分で、藤の牛島駅に到着しました。
その特別天然記念物の藤棚がある『藤花園』は、ここから徒歩で約10分。
改札口に「踏切を渡って道なりに10分」と、案内が出ていましたので、方向音痴の自覚のある私でも迷わずに到着できました。
牛島の藤の『藤花園』に到着しました。
入園保存料として大人1000円、子供500円を支払います。
決して広くはない園内で、1000円はボッタクリ感はありますが、
入園料ではなく、入園保存料名目になっていることからも、花の期間だけの開園で、維持管理していくのだから妥当な金額かもしれません。
入り口には、市民ボランティアのような方々が、春日部市の観光パンフレットを配ったり、園内の案内をしていました。
花のタイミングとしてはほぼ満開でした。ラッキー🤞。
平日で、コロナ禍ということもあり、きっと空いている方だと思いますが、シニア層のお客さんが多く思い思いにカメラを向けていました。
しかし、藤棚って、クマンバチが常にセットなんですよね。
黒っぽくて、コロンとおデブで、羽音をブンブン言わせているあの蜂🐝。
此処でも、沢山飛んでいて、クマンバチにしてみれば、「おいらのテリトリーに入ってくんな!うっせーわ!」なんでしょうが、人間様からだって「うっせーわ」
クマンバチは穏やかな性格なので、こちらから攻撃しなければ刺さないよ‥と、教えてもらっても、頭上でブンブン言われると、やっぱり怖いです。
園内には数カ所の藤棚があり、その殆どが樹齢600年とか、800年とか、1200年‥。
藤棚の下にはベンチも用意されて、のんびり座って藤を眺め、乾いた初夏の風が気持ちいいひとときでした。
正直に言って、広くはない園内なので、滞在時間そのものは30分ぐらいでした。
入園の際に頂いた春日部の観光案内のパンフレットを頼りに、春日部駅へ歩いて戻ることにしました。
春日部はクレヨンしんちゃんの街。
至るところにしんちゃんがいました。
春日部市の観光案内所です。
置いている自転車はレンタサイクルで、3時間未満300円で借りることが出来るようです。
駅の西口の方も市役所に向かって1kmほどの藤棚があるというので、西口へ向かいました。
駅前のロータリーを過ぎてしばらく歩くと、藤棚が見えてきました。
こんな感じで1kmほど続くようです。
例年、この通りで春日部藤まつりが行われ、今年は4月25日に予定されていたものの、コロナ禍ということで中止が決定しており、オンラインで開催する予定とのこと。
4月25日から専用ホームページが開設されるそうです。
近すぎて、行ったことがなかった牛島の藤を楽しみ、春日部駅に戻りましたが、
時刻は丁度お昼となり、混雑を避ける為に駅前のパン屋さんで、パンを買って帰路に着きました。
うちから30分足らずのプチ旅行、3時間のウオーキング12701歩でした。