はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

60代夫婦の日常。

次男が一人暮らしを始めて1年半経ちました。長男は就職と同時に家を出ているし、すっかり夫婦2人だけの生活に慣れてきました。

食事の量も、男の子が2人居た時は、お肉のボリュームパックなんてあっという間になくなりましたが、今は、少量パックで充分です。

脂ギトギトの洗い物も少なくなったし、神のように思っていた食洗機も今では、壊れないように1日おきぐらいに強引に使っているような感じです。

夫婦2人だけというのは洗濯物も少ないし、食事の支度も絶対量が減っているので、楽になりました。

かつては、家族のそれぞれの生活パターンに引きずられた賄いのおばちゃん生活の万年寝不足で、布団に入った瞬間に寝ているほどの気絶寝状態でしたが、今は目覚まし時計をかけずに布団に入る幸せを味わっています。

寝不足というのは、太る原因の1つだったようで、次男が一人暮らしを始めてから1kg弱、自然に体重が減っています。趣味と化したダイエットも知識止まりで実践に至る根性もなかったのに‥。(笑)

 

先日、久しぶりに次男が帰ってきました。お土産にトップスのチョコケーキを持って。

コレ、我が家では大人気のケーキですが、夫婦2人で食べるには大きくて躊躇していて、久しぶりにいただきました。

不思議と、3人になると、あっという間に完食でした。

写真を撮る前に半分食べてしまい不自然な構図になってしまいました。(笑)

次男は、炊き込みご飯系と、酸っぱい系のおかず(酢豚とか、南蛮漬けとか‥。)が好きなので、大量に作り強引に食べさせて、余った分は、ご飯は冷凍して、おかずはタッパーに詰めてお持ち帰りしてもらいました。

次男が帰宅している時は、次男と夫はご飯とお風呂以外の殆ど時間をゲームに費やしていました。

次男曰く『パパ活』の一環の『接待ゴルフ』ならぬ『接待ゲーム』なんだとか(笑)。

私は次男がうちに滞在していた時は、久しぶりに帰ってきたんだから‥と、無意識のうちに賄いのおばちゃんから旅館の中居さんぐらいに世話焼き度がアップしていたようです。

おかげで、何だか自分の時間が細切れになり、ちょっぴりストレスも‥。

このちょっぴりストレスは、次男も同居家族ではなくなったから感じるもので、こうやってじわじわ家族の形が変化していくのかなあ‥とか、やっぱり、帰ってしまうと寂しいなあ‥とか、とりとめのないことを思っていました。

 

 

次男が自分のアパートに帰ったころ、浴室に置いてあるカラーリンスの減りが早いことに気がつきました。

次男が使った訳ではなく、夫が使っていたのですが‥。(笑)

数日前に床屋さんに行った夫、髪を短めに切ったら、何だか白髪が目立ちショックを受けていたそうで‥。

床屋さんにも、『お客さんの年齢では髪の毛がちゃんとある方だからいいじゃないですか』と、半分いじられ、『白髪ぼかし』という毛染めしますか?なんて話題になったんだそう。

『白髪ぼかし』も所謂白髪染めなので、めんどくさいし、かと言って何もしないのも自分の想像以上に白髪のジジイになっていたので、内心ショックだったようで‥。

唐突に、『髪の毛どうしてるの?』と聞いてきたので、『私はカラーリンスとかカラートリートメントだけだよ。』と、何気なく答えたら、ちゃっかり試していたというわけ。

髪の毛の量は私の半分以下のくせに(笑)、ベッタベタになるほどの量を使っていたようで、その点は、ちょっとこのヤローと、思ったものの、後日ドラッグストアで夫用のカラートリートメントを一緒に見繕って来ました。

シャンプーの後にカラートリートメントを5分放置するだけで、『白髪ぼかし』同等の効果はあるようで、本人はご満悦です。

時々、髪の染まり具合を聞いてくるので、『ジジイの髪の毛なんて誰も見てないよ。』とか、『なーに、色気づいてるんだか。』と、しっかりいじっています。(笑)

夫、66歳ですが、男の人も、白髪、気にするのかなあ。

ホントは、年相応の髪色だと思っていたんだけど。

 

 

このところ、大気の状態が不安定で、先日は天気の急変にびっくり‼️でした。

普段は車か自転車で出かける場所へ、気持ちの良い気候だったので、ウオーキングを兼ねて出かけた日のこと。

用事を済ませて、店舗を出ると、ものすごい雨が降っていました。

店に入る前は、ピカピカの青空だったのに‥。

スマホの雨雲レーダーでチェックすると、このあと5分ぐらいで雲の切れ目がありそう‥。

そのタイミングで、そこから1番近い回転寿司店ダッシュで行って、雨宿りランチをすることにしました。

入ったお店はくら寿司。地域では最初に出来たお安い回転寿司で、息子達が小学生の頃からよく利用していました。

その後、スシローやはま寿司が近隣に出来たせいか、かなりご無沙汰していました。

お皿を投入すると、5皿ごとのガチャガチャは健在でした。

当たってもどうでもいい景品と分かっていても、どうせなら5の倍数にしよう‥と、無理やり追加したりして、くら寿司の思うツボでした。

年齢を重ねても、こういうことは変わらないですよね。

ちなみに、お安い回転寿司の中では、くら寿司、1番美味しくなっていたかも‥。

この日は、食事中に雨も上がってくれて、無事に帰路に着きました。

時間的には、自分史上、1番ゆとりがあるのに、コロナ禍で身動きが取れずに、勿体ないなあ‥と、思っていましたが、のんびり暮らすのも悪くないと思い始めた今日この頃です。

でも根が貧乏性なので、やっぱり勿体ない‥。

びっくらぽん戦利品。当たると嬉しいけど‥。