あっという間に明日は2月に突入ですね。
今年も沢山の節分の恵方巻の広告を見かけました。
もう14、5年前になりますが転勤で大阪に住んでいた頃に、初めて恵方巻に出会い、節分の日はスーパーのお惣菜コーナーが、恵方巻の海苔の黒一色だったのにはびっくりしました。
当時、関東では恵方巻の習慣はなく、大阪で出来たママ友の話では
『海苔業界の陰謀やでぇ。』とのことでしたが、その後、あっという間に全国に恵方巻の習慣が広がりましたね。
近年では、売れ残りの恵方巻の廃棄問題が話題になり、昨年あたりから予約販売に力が入ってきたような感じがします。
少し前のことですが、漫画家のぬこー様ちゃん(@nukosama)のTwitterが注目を集めたそうです。
今年の節分は、『鬼滅の刃』の大ヒットで、節分セットに日輪刀が付いていたそうで、
もう豆を撒いて鬼を退治出来る時代ではないのね。
鬼役になるお父さんは、豆ではなく、刀で首を狙われてしまうから、気をつけましょう‥という内容。
これが20年前の話だったら、夫はうちの悪ガキ2人に日輪刀もどきで、散々斬られまくっていたことでしょう😁
(ぬこー様ちゃん(@nukosama)のTwitterより。)
その対処方法も、「猗窩座を真似して『鬼にならないか?』と誘う」とか、「ちくわを横にくわえて禰󠄀豆子になりきり、炭治郎役のお母さんにかばってもらう」などなど、『鬼滅の刃』を読んでいる人なら思わずクスッと笑ってしまうものが、続いていました。
でも、今年は、『鬼滅の刃』の大ヒットで、鬼退治にぴったりな節分はキャラクターグッズで儲けるチャンスとばかりに商魂逞しく、色々なものが出てくるのかなあ‥なんて、思っていましたが、それほどでもないようでした。
どちらかというと節分コーナーよりバレンタインコーナーの方が目立ちました。
『鬼滅の刃』のキャラクターを使うと、きっとライセンス料が高いのだと思うし、節分といえば恵方巻と豆とイワシぐらいなので難しいのかもしれません。
それに、2月2日までなら、鬼滅の刃の公式サイトでキャラクターのお面がダウンロード出来るそうですよ。
今年の節分は1日早い2月2日なんですね。
そもそも節分というのは、季節を分けるという意味で、立春だけではなく、立夏、立秋、立冬の前日も節分なんだそうです。
立春の時だけ、『豆まきの日』として特別扱いをしているのは、旧暦の新年が立春頃に始まるからだと考えられているようです。
立春は太陽の黄経が315度になる時と定義されており、今年はそれが2月3日の23時59分に起こると計算されたので、今年は1分の差で、立春は2月3日、節分は2月2日とのことです。
スーパーのお惣菜売り場には、恵方巻の予約の案内とともに、今年の節分は1日早いですよ〜と案内しているところが多いので、今年の節分は2月2日と、インプットされた人、多いと思います。
因みに、今年の恵方は、『南南東』
一応、作法もありまして、
恵方の南南東を向いて運が逃げないように黙って願い事を思いながら最後まで黙々と食べるのが、作法です。
今年は、息子達2人とも一人暮らしを始めて、夫婦だけの食卓ですが、
ダイエットの成功を願いながら、福を巻き込むという巻き寿司を切らずに1本まるまる食べ切ることで、縁を切らず、運を逃さないように作法に則ってしっかり食べようと思っています。
願いがダイエットだけに毎年シュールな恵方巻になってしまいますが。(笑)