はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

フライパン遍歴。

最近、フライパンが焦げ付くようになった。

そろそろ替え時なんだなって思うけれど、フライパンの寿命って意外と短い。

今使っているのも、2年ぐらいかなあ。

 

 

先日、ひょんなことから、友人達とのグループLINEでフライパンの話になった。

きっかけは、念願のバーミキュラのフライパンを手に入れた人が、その話題を振ったこと。

うわ〜、羨ましい。

このフライパン、鉄のフライパンのようでホーローでコーティングされているので、焦げ付かないし、

フッ素樹脂コートのよくあるフライパンだと、強火はNGだけど、こちらは、強火で瞬時に食材の余分な水分を飛ばしてくれるので、野菜炒めとか、お肉とか、とっても美味しく焼けるという。

1度使ってみたいなあ‥と思うけれど、私の料理の腕で大丈夫かしら‥という心配も。

 

‥と、思うのも、かつて色々な鍋に手を出してはイマイチ使いこなせていないという自覚があるから。

実は、あまり使っていないけれど、(お高いので)、引き出しの奥で静かにお休みしているフライパンがある。

かなり前だけどブームになっていた無水調理もできるフライパン。

5層のステンレス(だったかな?)で、フライパンの力で、お料理の腕前アップ‥のはずだった。(笑)

まず、フライパンを熱して水滴を1、2滴落としてすぐに球状になれば、GOサイン。

焦げ付かず、美味しく焼きあげるはずが、しょっちゅう焦げ付かせてギブアップ。

付属のレシピブックどおりにやっているんだけれどなあ‥

で、いつの間にか、よくあるフッ素樹脂コートのフライパンが活躍していた。(笑)

 

その次は、社宅やマンションに大抵1人はいらっしゃるディストリビューターでお馴染みの(?)アムウェ◯の高級なお鍋たちや、タッパーウエ◯のキッチン商品。

お家の中も綺麗に片付いていて、お料理も上手で、商品を上手に使いこなしている方のお宅でデモンストレーションするようなパターンで、商品の説明会になる。

社宅に住んでいた時は、夫達が同じ会社ということもあり、アコギな商売はしないので、逆に私は親しみと信頼を持って結局は商品を購入していた。

ただし、即決するには、悩ましい価格(お高い)なので、随分悩んで購入したが、高いだけあって、クオリティは太鼓判。

もう20年選手になるタッパーや、悩み抜いて買った高価な鍋は、今だに元気に愛用している。

でも、ママ友関係で、知り合ったディストリビューターさんは、『買わせるゾ』オーラが漂っていて、勿論、早々に退散。(笑)

彼女のような人のせいで、ネズミ講みたいだよね‥の悪口が、なんかわかるようになってしまったけれど、商品そのものは、一生ものの鍋と言っても良さそうだとは思っている。

 

 

だけど、フライパンだけは、いつも寿命が短い。

もうほんとに、ピンからキリまで、色々と試してきた。

どんなに高いフライパンを使っても、フッ素樹脂コートは遅かれ早かれ剥がれてくる。

それなら、1000円前後のお安いフライパンを頻繁に買い替えた方が、焦げ付く心配なくお料理出来ていいよね‥と、思っていた時期もあったが、やっぱりフライパンの寿命はお値段に比例する。

で、このところ、そこそこ良いものを、バーゲン価格でゲットして(嬉し涙の半額とか。)‥というパターンで、フライパンを新調していた。

今回もそのつもりだったのだけど、友人達とのLINEの会話で、アサヒ軽金◯のフライパンの愛用者が多かったのにはちょっとびっくり。

このフライパン、月に1度ぐらいは広告のチラシが入るし、フライパンでもオーブン料理が出来るとか、少量の水で茹で卵が出来るとかの無水調理を得意として いる、お値段的にも『高級』なカテゴリーに入る商品。

実は、その昔、私が高級なフライパンを初めて買ったのがこの会社の商品。

使い勝手は良かったが、やっぱり数年でフッ素樹脂コートが剥がれてきて焦げ付くようになり、それでもお高かったので、サラダ油をしっかり塗ってから‥とか色々試行錯誤してみても、どうしても焦げ付くので、処分していた。

愛用している友人達は、焦げ付くようになったら、メンテナンスに出してフッ素樹脂コートの再加工してもらって長く使っているという。

皆さん、この会社の回し者じゃないかと思うほど、アフターサービスも充実しているよ‥と気に入っている様子。

そんな話を聞くと、捨てなければよかったな‥とか、時々キャンペーン価格でお安くなるから、それを狙ってまた買おうかな‥と、心が動き始めていた。

で、ネット検索してみると、今、キャンペーン価格中だったけれど、メンテナンスは有料。

フッ素樹脂コーティングをしてもらうと5000円ぐらいかかるようだった。

5000円も掛かるんんなら‥と、またまた悩み始めたところで、昨日、久しぶりに行ったイトーヨーカ◯で、バーゲン価格のフライパンに遭遇。

今年は、コロナのせいで、スーパーも食品以外は苦戦しているようで、まだ6月に入ったばかりなのに、50%オフとか、クリアランスセールモードになっていた。

で、結局、こちらの品を購入した。

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キッチンの引き出しの中で、眠り姫状態になっている高級フライパンと同じメーカー品。

だけどしっかりフッ素樹脂コーティングされているので、使い勝手はばっちり。

今度こそ、長持ちしますように。

 

 

 

フライパンのフッ素樹脂コーティングについては素朴な疑問がある。

使っているフッ素樹脂コートが剝がれてきて焦げ付くようになってしまうが、剝がれたフッ素樹脂は何処に行ったんだろう。

お料理にくっついて、知らない間に食べちゃったのかな。 

‥と思って調べてみたら、食べている可能性もある。でも、量的にはごく僅かだし、一応安全性は担保されているし、体内で吸収される事はなく、排出されるんだそう。

それより、空焚き状態や、強火加熱した時に有毒ガスとなって蒸発しているとのこと。

だから、強火NGってこと。

また、表面に小さな穴(肉眼では分からないほどの)があるので、そこからお料理の水分が入って剥がれ易くなることもあるからお料理を入れっぱなしにしないで‥という注意事項につながるようだ。

また、使い終わったらさっさと洗いたくなるけれど、急激な温度変化でも劣化の原因になるので、十分に冷めてから洗うのが、長持ちの秘訣らしい。

 

フライパンのフッ素樹脂コーティングにも色々な呼び方があって、テフロン加工が有名だけど、実は同じ加工をしている。

テフロンというのは、アメリカのデュポン社の登録商標で、それが有名だから、テフロン=フッ素樹脂コーティングというイメージになったよう。

シルバーストーン、プラチナ加工というのもデュポン社の商品のブランドの名前で、その加工が何層なのかによって、ブランド分けされている。

また、マーブルコートとかダイヤモンドコートというのも見かけるけれど、これもフッ素樹脂にマーブル(大理石)やダイヤモンド(人工ダイヤモンド)の粉を混ぜて強度を高めてあるので、基本的には同じ。

勿論加工する層が厚くなるほど丈夫なので、お値段の違いとなる。

私の場合、お料理を盛り付けたら、さっさと洗っていたから、すぐに剥がれてフライパンの寿命が短かったんだなあ‥と、反省。

今度こそ、長持ちさせるゾ