2泊3日の大阪滞在も最終日。
14時半頃の新幹線で帰路に着く予定なので、時間がありそうでなさそう。
この日も空はどんより曇りですが、天気予報は、時々雨。
でも、降らなかっただけラッキーだし、日差しも少しあり、気温も25℃と、季節外れの暑さで、半袖を着ていると10月下旬という気がしない1日でした。
のんびり起きて、前日の夜、コンビニで買い込んだサンドイッチ食べて、ホテルをチェックアウトしました。
ユニバーサルシティ駅は、すでにUSJに向かう人達で大混雑していました。
Suicaでタッチアンドゴーで、改札へ。関西でも使えるようになっていて便利です。
かつて大阪に住んでいたことがあるのですが、行ったことがなかった四天王寺界隈を歩きご飯を食べて帰路に着くことにしました。
JR 天王寺駅から、アーケードのある商店街を通り抜け、12、3分で到着しました。
四天王寺は聖徳太子が建てた日本最古の寺院で、殆どの建築物は、空襲などで焼けてしまい再現したと思われますが、全体の規模が大きく広いです。
寺院といえば、京都のイメージがありますが、大阪ってあちこちにお寺さんが沢山あり、よそ者にとっては意外な気すらしました。
我が家の男性陣2人は、大の歴史好きなので、史実と照らし合わせて見学しているフシもあり、今回は聖徳太子の没年の表記が2通りあったね〜なんて細かいことに気がついていました。
観光客は、外国人さんが本当に多かったです。
初日の高野山は、欧米人が多かったのですが、昨日のUSJとか、今日の四天王寺はアジア系の方が目立ちました。
強い禁止事項(立ち入り禁止など)は、英語以外の言語の表記があるのですが、それ以外は、準備が追いつかないといった感じで、実際この日も、この五重塔まわりの砂利エリアをショートカットして横切ろうとした同世代の夫婦がいました。
膝下ぐらいの高さの柵や、入らないでくださいと書いてあるものの、多分わからなかったのでしょう。
夫が、『立ち入り禁止ですよ。』と呼びかけても反応がなかったので、思わず『No !』と、叫ぶと、怪しげな英語で『sorry』と、引き返してきました。
何故、駅名が天王寺なんでしょうね。四天王寺駅の方が、歴史的にも何となく分かりやすい気もするし‥。
ネットで検索してみましたが、断言出来る答えは見つかりませんでした。(四天王寺の四が省略された説はありましたが。)
次に向かったのが一心寺。
次男は、数年に1回は大阪に遊びに行っているので、割と土地勘があり、お気楽にフラフラと付いて行きました。
天王寺公園を突き抜けて歩きました。
美術館や、動物園もある都会のオアシスですね。
そして、着いたのが、一心寺。
このお寺は、浄土宗のお寺ですが、骨仏(こつぼとけ)が有名なお寺です。
骨仏というのは、納められた大勢の人の遺骨を粉末化して布のりや土を混ぜて作った仏像のことで、1体約15万人の遺骨から作られているそうです。
明治から、作られ始めたそうで、10年で1体ぐらいのペースで作られているそうです。
このお寺は、宗派問わず遺骨を受け入れてくれるし、永代供養の金銭的な負担も小さいので、関西では評判がいいのだとか。
実は、私が大阪に住んでいた時に話題になっていたので、自転車で30分かけて見に行った記憶があるのですが、その時はなかった立派な門が出来ていて、ここでも、英語表記の観光パンフレットを手にした外国人観光客が沢山訪れていました。
ふと、気がつくと、12時を回っていて、難波方面に出て粉もののお昼ご飯と思っていたのですが、新幹線の時間が心配なので、地下鉄御堂筋線に乗って新大阪へ向かいました。
地下鉄の駅の照明の雰囲気が好きなんです。
住んでいた頃は、お友達になった大阪人が、割と何処へでも自転車で行く人が多く、
『地下鉄は乗り換えで結構歩くし、自転車の方が早いで。』と、なんばへの地図を書いてくれて当時、初めてのなんばへは自転車で行きました。
商店街の真ん中が、駐輪スペースと化していてびっくりしたのと、自転車に高確率で「さすべい」(傘を固定する器具)が装着されていました。
今でも、どうなのかなあと思っていたのですが、時間がなくて残念。(笑)
地下鉄は、当時長男が高校受験で、下見を兼ねて結構乗りましたが、この照明の雰囲気が好きで、そのまま変わっておらず、ちょっと嬉しい気分でした。
新大阪へは、1時過ぎに到着し、今回、大阪らしい食事をしていなかったので、意地でも粉もの食べるゾ!と入ったお好み焼き屋さん。
美味しかったけれど、京風お好み焼きでした。(笑)
無事に新幹線に乗り込み、新大阪を2時半過ぎに出発しました。
こんな時間帯なのに、指定席はほぼ満席でした。
天気は、毎日傘のマークが付く天気予報でしたが、傘の出番は夜のUSJだけだったし、大阪を楽しんだ3日間でした。
❤️おまけ❤️
大阪のお土産編
これ、宿泊したホテルユニバーサルポートの売店にあったのですが、さすが、大阪!と思いました。(なんちゃって薬のラムネ菓子です。)
可食分が少ないし、主婦目線では買わなかったのですが、次男が職場へのお土産に全種類買ってました。(笑)
本物の薬みたいに効能書きまであります。(笑)
見るからに大阪です。