はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

『駅からハイキング 亀戸駅〜門前仲町駅』。

JR東日本が主催するゆるゆるのウオーキングイベント、『駅からハイキング』に行ってきました。

この日も空気がひんやりして、ちょっと雲が多めの青空で絶好のウオーキング日和でした。

今回は、亀戸駅。『江戸の文化が残る江東区、亀戸、深川まち歩き』です。

スタートの亀戸駅でコースマップを受け取ります。

今回のコースはJR総武線亀戸駅を出発して、地下鉄の東京メトロ東西線門前仲町駅までの約9kmのコースです。

A 亀戸梅屋敷

B 亀戸香取神社
C 亀戸天神社

D 亀戸銭座跡

E 猿江恩賜公園

F 田河水泡のらくろ

G 芭蕉記念館

H 清澄庭園

I 深川江戸資料館

J 富岡八幡宮

K 深川不動堂

L 深川東京モダン館

 

実は結婚前は江東区に住んでおり、それも東京メトロ東西線の駅が最寄り駅でした。

ただ大人になってから住み始めたので、最寄り駅周辺しか歩いことがないといった感じでした。

都内は地下鉄路線も充実しているので、普段の移動は地下鉄ばかりで、結構使いこなしていた気でいたのですが、地下鉄故に地上の景色を知らずに過ごしていました。

そのせいか、近かったのに、初めて行くところばかり‥という感じの街歩きになりました。

 

 

A 亀戸梅屋敷

浮世絵師、歌川広重が描いたこともある江戸時代に亀戸に実在した梅屋敷をモチーフにして作られた複合商業施設。
江戸切子のお店やカフェ、観光案内所があり、道の駅といった雰囲気でした。

入り口に茅の輪くぐりが設置されていました。

 

B 亀戸香取神社

スポーツ振興の神様だそうです。

この石を撫で撫でするとご利益があるとのことです。

 

C亀戸天神社

亀戸といえば、亀戸天神

学問の神様、藤原道真を祀る神社であり、江戸時代より藤の名所として親しまれ、藤の美しさは歌川広重の名所江戸百景にも描かれています。

藤の季節には大混雑となりますが、もう藤の花はすっかり終わり、養生の季節に入っているのか、参拝者はチラホラといった感じでした。

混雑は嫌だけれど、ちょっと残念でした。

 

D亀戸銭座跡

江戸時代の通貨、寛永通宝の鋳造所がかつてあり、由来を記したモニュメントです。

 

E猿江恩賜公園

大正13年昭和天皇の成婚を記念して開園した公園。

新大橋通りを挟んで野球場や公会堂がある南側と、かつては水に木材を浮かべる貯木所があったことから、水辺の景観を生かした広大な広場からなる公園です。

都内にこんな広い公園があったんだ‥と思いながら、次のポイント目指して歩きました。

 

F田河水泡:のらくろ

昭和6年から10年間に亘り雑誌「少年倶楽部」に連載された漫画のらくろ

その作者の田河水泡が幼少期から青年期を江東区で過ごしたということで、森下文化センター内に、のらくろ資料館があります。

のらくろには興味はないし‥ということで、立ち寄りませんでした。

 

 

今日は自宅最寄り駅で目の前で電車が行ってしまうし、少し遅延があり、亀戸駅に着いた時刻が予定より30分以上遅れてしまったので、コースを勝手にカットすることにしました。

このあたりは、関東大震災、戦時中の空襲などで焼け野原となってしまったエリアで、時々慰霊碑を見かけました。

それ故に、碁盤の目の様にしっかり区画整理されており、道は比較的分かり易いです。

そこで、お腹が空いてきたこともあり、

G芭蕉記念館、

H清澄庭園

I 深川江戸資料館は、勝手にパスすることにして、門前仲町駅を目指すことにしました。

門前仲町駅周辺でランチのつもりでしたが、既に時刻は1時過ぎだったので、途中で見かけた深川メシのお店に入りました。

深川と言えば、深川メシ(アサリメシ)でしょ‥ということで、このお店へ。

1時をまわっているのに、満席‥という雰囲気。

2階のお座敷席へどうぞ‥と、案内され、階段を上がっていく途中には沢山の芸能人らしい方の色紙が飾ってありました。

テレビ取材を受けたお店なんだと思いますが、誰のサインの色紙なのか、芸能人に疎い私には分かりませんでした(笑)。

2階のお座敷席もほぼ満席で、一箇所だけ空いているといった感じで、もしかして人気店だったのかなあ‥と、期待が膨らみます。

注文したのがこちらの深川メシ。

味噌汁がちょっとしょっぱかったもののアサリがこれでもか‥というほど沢山入っていて、美味しくいただきました。

深川メシというのは、アサリメシとも呼ばれる、この界隈の名物。

昔のこのあたりの漁師さん達の賄い飯が発祥で、汁かけタイプのぶっかけメシがルーツなんですって。

このお店では、深川どんぶりと注文すれば、汁かけタイプで、深川メシと注文すれば、炊き込みご飯タイプのようでした。

 

J富岡八幡宮

お腹もいっぱいになり、少し歩くと、富岡八幡宮に着きました。

この富岡八幡宮、少し前に宮司が殺人事件を起こし、一時期、週刊誌を賑わせた神社ですが、江戸勧進相撲発祥の神社で、境内には横綱力士碑はじめ、大相撲ゆかりの石碑が多数建立されていました。

また、江戸最大の八幡宮で、8月に行われる深川八幡祭は江戸3大祭の一つ。

豪華絢爛な金ピカな大きなお神輿が、ガラス張りの建物に鎮座していました。(写真を撮ろうと四苦八苦しましたが、ガラスに外の景色ばかり写り込み断念しました)

 

 

K深川不動尊

富岡八幡宮すぐ隣ある、深川不動堂門前仲町駅からの参道もお店が立ち並び、こちらの方が人が多いようでした。

深川のお不動様として親しまれている深川不動堂成田山新勝寺東京別院です。

境内に大きな電光掲示板があり、『闇バイトに手を出すと一生を棒にふる』という啓発動画を流していました。

でも参拝者は私世代がメインだったのが、ちょっと残念。

やんちゃなお年頃の若者、バカ者はあまり来ないですもんね。

 

L深川東京モダン館(観光協会の展示やカフェなどが入る施設)は、勝手に省略し、ゴールの門前仲町駅に到着しました。

かつては東京メトロ東西線だけだったのに、都営地下鉄大江戸線が乗り入れていました。

帰りは、東西線に乗って、大手町駅で降りて地下道経由で東京駅に出て、JRの上野東京ラインに乗って、埼玉まで帰りました。

勝手にウオーキングコースを省略して手抜きの『駅からハイキング』になってしまうことが増えましたが、心地よい疲れの一日となりました。

 

本日の歩数21106歩。