はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

3度目の正直 。 屋根外壁塗装のお話です 。その1

我が家は現在、屋根と外壁の塗装工事中。

25年前に建売住宅のこの家を手に入れ、

塗装工事は何と3回目なんです。

 

リフォーム工事と外壁塗装は消費者センターでも

苦情の多いカテゴリーなんだそうです。

うちの場合も過去2回はハズレでした(涙)。

 

1回目は築7年目ぐらいの時‥。

大手のリフォーム会社のセールスマンがやって来て、

建売はサイディングの質が悪いからお宅はそろそろ塗装の時期ですよ。

壁を手でこすると手が白くなるチョーキング現象が起きてるでしょ。

これが、一つの目安なんですよ‥とかなんとか。

不思議なことに1つの業者の話を聞くと、次々に来るんです。業者が。

で、イロイロ話を聞くとメンテナンスとしてはどうやら必要らしいことは

理解して、次は価格交渉。

 

大手のリフォーム会社と地元の業者の2つに絞り相見積もり。

なんと見積もり額もほぼ同じ。

交渉の過程もほとんど同じで、

最初に提示した額の約3割引きぐらいになりました。

その金額が妥当なのかどうかは、悩ましく、

時々新聞広告に載る超絶安い塗装工事の価格の倍以上だし

でも、大手と地元業者がほぼ同じ金額なのでこれが相場なのかな‥と納得。

そして、地元業者にお願いして1回目の塗装工事をしました。

 

出来上がりは可もなく不可もなく。

一戸建てはメンテナンスにお金がかかる だなぁと思いました。

 

そして時が流れて約10年前。

その数年前に大阪に転勤になり、我が家は賃貸に出して大阪ライフ。

運良くすぐに借り手もつき一安心。

大阪より戻った時点で築15年だったけれど全面内装のリフォーム。

やはり他人が住んだから気持ち悪いし結構痛んでいたし

転勤の時期の都合で隣の市に仮住まいしていたので思い切って

リフォームしたのです。

今思えば、その業者もイマイチだったのですが(涙)。

さすがに有名どころは予算的に無理で地元で数店舗あるリフォーム会社に

依頼したのです。

その業者は、こちらの小さなクレームも迅速に対応してくれていたので

誠実な業者なのかなと思っていましたが。(勘違いでした)

外壁と屋根の塗装も勧められて追加でお願いしたのです。

工事って何かと大変だし一気にやってしまいたいな‥ということで。

金額面では、やはり定価の3割引きぐらいになっていました。

 

果たして出来上がりは、色のイメージが予想と違う‥。

という不満はあったものの、塗ってしまったものは仕方ないし、

職人さんは丁寧に仕事されていたようだし、

まっいいか‥。

 

時は流れて数年前。

南側の日当たりの良い壁の一部が少し剥がれてきたのです。

それ以外は今回は長持ちしてるぞ‥と思っていたのですが。

更に今年の冬の大雪で北側の壁の一部が剥がれてきたのです。

量的にはほんの一部ではあるものの剥がれるっておかしいってことで

必死に別の業者を探して見てもらったところ、

前回の塗装はとんでもない手抜きであることが判明。

多分、リフォーム会社から下請けした塗装屋さん、

酷い中抜きをされて、利益が出ないので

塗料の質を落としたらしい。

この質を落とすというのは、安い業者では珍しいことではないそうですが、

更に悪いのは、油性を使うべきところに水性塗料を使っていたことが判明。

 

外壁塗装というのは、素人には良し悪しがわからないもので

問題が出てくるのは数年先。

塗料の希釈を誤魔化しても出来上がりは素人には分からない。

 

今回の業者は、塗料メーカーにはがれた壁の一部の塗料成分を調べてもらったり、

見積もりも家の設計図から面積を割り出して細かく計算してました。

もちろんここで断っても無料ですが、

はたして価格交渉は、今まで定価と勝手に思っていた額の約1割増し。

今までの業者は定価からいくら割引できるかっていう話がメインだったけど

今回は金額は決定事項で、工事内容の説明に終始した感じでした。

 

また、過去2回はその業者の営業担当者と決めて

工事は職人さんが来るというスタイルでしたが、

今回は職人さん兼社長さんがやってきて自ら営業。

夫ともどもこの業者さんを信頼して

価格交渉は一切なしにおねがいすることにしました。

やっぱり適正価格ってあるんですよね。

塗装工事なんてめったにあることじゃないからその適正が分からないんだけど。

今度こそ、3度目の正直。