はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

我が家のお庭物語。

ここ数日、天気が悪い日が続きましたが、急に気温が上がると、どこに隠れていたのか、虫が沢山出てきて少々慌ててしまいます。

草むしりをするなら、曇った風の強い日がベスト。

もうこの季節の日差しは強いので、やっぱりしんどいし、紫外線も心配。

風が強い日はヤブ蚊も動けないみたいで刺されません。

昨日のような日は時々雨がぱらつきましたが風も強く庭仕事が捗ります。

なーんて言うと、凄い庭のようですが、小さい車2台駐車出来るか否かくらいの広さの狭い庭です。

 

建売りのこの家を買った時は、八重咲きの山茶花が植わっていて、その後、自分でライラックカルミアを植えて芝生を植えました。

時が流れ、10年過ぎたあたりで大阪に転勤になりこの家を賃貸に出して借り手もちゃんとついたものの、庭は悲惨なことになりました。

自分達は春先に山茶花の消毒をして、畳3枚分ぐらいの芝生も手押しの芝刈り機でちょっと手入れすればいいし、あまり負担には思っていなかったのです。

だから道具を一式軒下のボックスに入れ使い方もメモして、大変だったら管理会社に申し出てくだされば、こちらで、業者を手配しますと伝えていたのですが。

転勤から戻り、僅か2年の定期借家の契約でしたが、山茶花は茶毒蛾の毛虫の大発生で木はモヒカン刈りのように木のてっぺんだけ葉っぱが残っていました。

芝生は、雑草に覆われて膝丈ぐらいの草原と化していてバッタの楽園となっていました。

確かに、リフォームの為に4カ月近く無人になっていたものの、植物の生命力が凄いのか、すっかり野生の王国で、変わり果てた姿に茫然としたものです。

結局、自宅のリフォームと同時進行で山茶花を全部抜いてもらいました。

庭の南側の山茶花が無くなると、明るい、広いと嬉しくなったのですが、芝生もぼろぼろで諦めて家庭菜園にして、ナスとトマトとキュウリを植えました。

‥と言っても、畳2枚分ぐらいの小さい畑です。

家庭菜園初心者なので、デルモンテなどのブランドの少しお高い苗を買って、肥料などの経費を考えると、スーパーで普通に野菜を買った方が経済的だったかもしれません。

その上、高校生だった息子達には、ビンボーくさい庭と不評でした。

 

芝生が無くなり、土がむきだしになると、vs猫。

お隣の猫ちゃんがうん◯しにやってくるようになってしまいました。

これが、超絶臭い。

猫って雑食だから臭いんだねーなんて呑気に構えていましたが、夫は、猫を見かけると追い払うようになりました。

芝生だった頃は、『猫ちゃんが来てる。』と、寛容だったのですが、うん◯が超絶臭いので、追い払い、土には、猫よけのトゲトゲを敷いたり。

猫ちゃんも、こちらの態度が急変したせいか、うちの車に草をオエ〜っと吐き戻してあったりと、動物にも悪意は伝わるし、悪意は返されたりするのねと、変に感動したものです。

ナスやトマトなどの夏野菜も毎年同じだと、土が痩せてくるのかよく育たなくなり、ある年はサツマイモ畑にしてみました。

庭中、サツマイモのツルが広がって猫ちゃんも来なくなり、草むしりも不要になり、いいこと尽くめ。

‥と、思ったら、土の耕し方が足りなかったのか、肝心のサツマイモは殆ど育っておらず、収穫はほぼゼロ。 

これで、家庭菜園熱が冷めて、庭の真ん中に柿の木を植えました。

秋の市民の森の行事の植木市で、立派な実がなっていた木を買ってきて植えたので、順調に収穫量が増えて、庭の主役になっていきました。

 

実がなる木って、やっぱりワクワクするもので、気がつくと、キンカン、柚子を植え、隣の家の琵琶の木のこぼれ種が見事に成長して、それぞれの木が、人の背たけを越えるようになってしまいました。

今度は、また、庭が狭く感じるものの、実を収穫できるって素晴らしい。

キンカンや柚子は、いも虫がついても将来はアゲハになると分かっているのでまあ、いいかと、放置プレイ。

でも、厳しい食物連鎖というか、もうすぐさなぎになるかなという頃に忽然と姿を消します。どうやら、雀が、いも虫がおデブになるのを待って食べていたようです。

琵琶の木は、今のところ、害虫の姿はなく、消毒は柿の木だけでいいようです。

でも、次なる戦いが‥。

怖いことにvs蜂。

この季節は足長蜂が巣を作る場所を求めてよくやってきます。

ここ数年、出窓の下とか、ベランダに巣を作られてしまい、幸い小さいうちに発見出来たので決死の覚悟で、ホウキではたき落とします。

木が成長してくると、雨風をしのげる場所が出来てしまうので、要注意。

実は、昨年の秋に隣接している老人ホームの生垣の剪定にきた業者が、うちとお隣と老人ホームが接する場所に巨大なスズメバチの巣があったそうで、駆除の上、教えてくれました。

まさに、知らぬは仏で、うちもお隣さんも蜂の巣の存在に気がつかず、また刺されることも なく、ただビックリ。

正直なところ、巣があった付近に大きなクモの巣があり、気持ち悪くて近寄れず、そのうち雑草も伸びてきたものの、ヤブ蚊は凄いし、隅っこの一角だし‥と、怠け心が幸いしたみたいです。(笑)

でも、この程度の手抜きでこんなことになるなんて、空き家は、昆虫や小動物の楽園になっちゃうのもあっという間ですね。

10連休は、虫が増える前にもう少しお庭をすっきりさせることになりそうです。

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パンジーもラストスパートという感じです。