はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

2等賞の景品は‥。

3連休の最終日、避暑を兼ねて(笑)、近所のショッピングモールへ出かけました。

ちょうどクリアランスセールも始まって混雑しており、酷暑ということもあって、ノーマスクの人もかなり増えてきました。

そのショッピングモールの催事スペースで、(しょぼい)ポケットティッシュを配っていたのですが、多くの人が鬱陶しそうに無視していきます。

いつもなら、私も無視する派ですが、つい受け取っちゃったんです。

『中にくじがあるので、是非チェックしてください』

(あーあ、捕まっちゃった‥。ポケットティッシュなんか受けとるんじゃなかった‥。)と、内心後悔の嵐。

『おめでとうございます。2等賞です。今、景品をお持ちしますので、ケータイに関するアンケートに答えていただけませんか?』

その時点で、初めて某キャリアの催事場だったことに気がついたほどです。

で、2等賞って何よ‥と、ほんの1ミリ期待した自分、やっぱりバカでした。(笑)

奥のテーブルには景品らしい商品が山と積まれているのですが、どれが1等なんだか2等なんだか、表示もなく、これは完全に撒き餌です。(笑)

(果たして、何を持ってくるのかなあ‥。きっと人を見てテキトーな品を持ってくるんだろうなあ‥。)と、逆にちょっとだけ楽しみになったのですが‥。

差し出されたものは、黄金に輝く小さなボックステッシュ。(大笑)

(そうか、この人は、私には2等賞の景品としてコレがお似合いだと思っていたのね。)

‥と、いう訳で、うっかりポケットティッシュを受けとったことを激しく後悔して、個人情報を聞き出される前に退散しようと決意したのでした。

 

でも、実は、そろそろ新しいスマホが欲しいと思って情報を集めようと思っていたところ。

このキャリアも候補の1つには入れていたので、真面目に話を聞くことにしました。

今使っているスマホは何?

キャリアは何処?何年目?

希望スペックは?‥など、案の定な質問が並びます。

『LINEとポケモンgoと写真しか撮らないけれど、iPhone14Proが欲しい』‥と、多分扱っていない機種で困るだろうなあ‥と思うことを答えたのですが‥。

ここで、相手も負けてはおらず、『詳しい者と変わりますね‥。』(あちゃー)

そして登場したお兄さん、いきなりiPhone13の購入プログラムの話を始めます。

(おーい、私が欲しいのは14Proよ。そりゃ、こんな立派なスペックのスマホ、豚に真珠、猫に小判、情弱おばさんに14Proだと思ってるでしょ‥。)

正直なところ、14Proというのは、誰かのブログで綺麗な写真を撮りたい人にオススメ‥と、書いてあったなあ‥程度の認識で、口から出まかせ状態。(笑)

私にとっては13でも、豚に真珠、猫に小判、宝の持ち腐れだろうなあ‥と、思っているけれど、お兄さん、いかにお得か、1円で新しいスマホが持てる‥と力説します。

ざっくり言うと、2年で下取りに出して新しいスマホに買い替えるいわゆる下取りプログラム。

現在の私のスマホは、ライバル会社の光回線とのセット割で、月額990円。

下取りプログラムで、乗り換えると、セット割の条件を満たせないので月々の利用料金は3倍になってしまうけれど、今日までのキャンペーンで2万円のキャッシュバックがあるし、今日までのキャンペーンで、2年間は端末代は毎月1円。

また、数ヶ月で、SIMカード交換して元のキャリアに戻っても、2年間は毎月1円だけ引き落とします。

で、2年後に当社に戻ってきてスマホを下取りに出して新しいスマホに買い替えれば残債はゼロ。

キャリアの乗り換えに抵抗がない方は、皆さんこうしてお得に新しいスマホを手にしているんですよ。

‥と、畳みかけてきます。

でも、2年ぐらいかかって、まともに使えるように馴染んだ頃に下取りに出して新しいスマホというのもなあ‥。

いやいや、iPhone関して言えば、操作性は殆ど変わらないしデータの移行も簡単ですから。

‥と、相手もああ言えばこう言う状態。

内心、ちょっと心が動いたんですよ。でもね、お兄さんの次のセリフでフリーズしました。

『今日で、場所を借りてのキャンペーン最終日なんです。こんな好条件、今日限りなんです。仮に、迷うポイントがあったら教えてもらいたいです。』

もうお兄さんの顔、怖い‥。

『仮に定価近くであっても、高スペックのスマホSIMフリーで購入して、条件の合うキャリアで長く使った方が結果的にお得なんじゃないかなあ‥と思っていたんだけど、下取りプログラムも魅力的だと思いました。でもね、総額で10万円以上になる契約をすぐ決めろって無理ですよ。

秋までにスマホは変えるつもりなので、下取りプログラムも候補に入れます。確かに賢い買い方だと思います。こんな有利な条件はもう無いかもしれないけれど、即決は出来ないです。』

‥と、つとめて穏やかにお断りしました。

でも、お兄さん、顔がめちゃくちゃ怒ってる‥。

目も合わせず、『あ、景品お持ちください』だって‥。

 

 

何だか、カチンと来ちゃったので、本音を言っちゃっていいでしょうか?

(そもそも、2等賞の景品とか、導入が騙し討ちされた気分なのよ。いきなりスマホの購入プログラムの話をされて、ここで成約する人っているのかしら。

それに、確かに下取りプログラムはお得かもしれないけれど、端末の安値販売ができないように規制が厳しくなりつつあるし、2年後に同じ手を使える保証はないよね。

それに、ちゃんとした資料は一切無しで、お兄さんが白い紙にフリーハンドで色々書き殴って、その紙すら渡してもらえないでしょう。

契約後に、あれ?と気がついて、仮に文句を言ってもあなたの勘違いってことになると思うし、『今日までのキャンペーン』って、耳タコ状態になるほど連呼していたけれど、逆に契約を急がされて、怪しげなマルチ商法の手法みたいだわ。

何と言っても不信感MAXはやっぱり、2等賞の景品。(笑)

奥のテーブルにいろいろな景品が置いてあるのが見えたけれど、『5等賞です』と、言われた方が逆に清々しくお話を聞けたんだけどな。

他の人に渡した2等賞の景品が気になるな‥。)

 

勿論、脳内で呟いていましたよ。

 

でも、新しいスマホの買い方、真剣に考えなくっちゃ。

 

 

これがステキな2等賞の景品です。