関東南部は、昨日の昼から雪になった。
滅多に降らない、積もらないので、雪の予報が出たらほぼトップニュースになる。
昨日も、私の住んでいる埼玉の予報は早朝では曇りのち晴れで、雪はちらつく程度だったのに、時間を追うごとに予報は積雪予報に変わっていき、東京や千葉には大雪警報まで出ていた。
雪国の人は笑うと思うけれど、10cmも積もったら大騒ぎ。
私の住んでいる埼玉も5cmは積もって綺麗な雪景色になった。
しかも今朝はマイナス8℃台まで冷え込んだとのこと。
朝から青空が広がり、日当の良い場所の雪は溶け始めたが、やはり自分の為にも世間様の為にも雪かきが必須な我が家。
お風呂の残り湯も少し使って午前中は数年ぶりの雪かきをした。
きっと数日してから筋肉痛が出てくるんだろうなあ😅。
我が家は、北側6m幅の結構急な坂道に接して家が建っている。
家の日陰になってしまい、道路の半分には全く陽の光が届かないので、雪かきをしないと、かなり長い間アイスバーンになってしまう。
しかも坂道なので、時々車が立ち往生してしまう。
なので、ご近所さんも雪かきの意思はあるものの、今回のように平日だと誰も雪かきをしていない。
お仕事だったり高齢者世帯だったり‥。
そもそも滅多に雪が積もらないので、雪かきの道具すら持っていなかったりする。
うちも敷地内はお風呂の残り湯を撒いて、雪の無い細い道を作ったが、家の前の道路は既にところどころガチガチで困り果ててしまった。
今朝の強い冷え込みのせいで、植木の上の雪はパウダースノーだったし、道路の雪も人が踏んでいないところはまだ粉雪がふんわり積もっている状態だった。
でも、車が通ったり、人が踏みつけた場所はガチガチに凍っていた。
どうやって雪かきしたら良いのかなあ‥と思っていたら、近隣の老人ホームの職員の方が『エンカル』を撒いてくれた。
『エンカル』とは、塩化カルシウムのことで、融雪剤のこと。
この老人ホームは、デイサービスの車などで、この坂道を利用するので、『エンカル』を撒いてくださったようだ。
実は現物を見たのが初めてだったので、『エンカル撒きますね。』と、言われても自分がどうして良いのか分からないので、見ていただけだったが、少し時間が経つと、溶け始めてきた。
とりあえず、滑って危なそうなところは、しっかりと雪かきをしたが、後はエンカルにお任せして、ブログを書いている。
数時間すると、かなり雪が溶けてくれた。
『エンカル』ありがたや‥。
でも、私以外、このエンカルを撒いているところを見ていないので、『溶けてラッキー』ぐらいにしか思っていないんだろうなあ。
うちから駅に向かう道も、高齢者世帯と思われる古い家があり、ひとたび雪が降ると残念なことに道路付けが北側なので、常に日陰で、長い間アイスバーンになってしまう場所がある。
過去に通行人が滑って転んだところを見かけたことがあるけれど、自分で注意して歩くしかない。
うちは転勤で札幌を経験したこともあり、雪の厄介さを少しは分かっているつもりだけど、
案外皆さん無頓着。
このあたりでは、冬にスタットレスタイヤに履き替える車の方が少なく、平然と普通のタイヤで雪道を走っている。
今朝のテレビでは、都内のあちこちでスリップ事故の映像や首都高で車が立ち往生した映像が流れていた。
数年に一度積もるか否かの雪なので、準備不足になってしまうのもわかるけれど、多分ノーマルタイヤの1台の車せいで、事故や立ち往生が起きてしまう。
雪かきもそうだけど、滅多に雪が降らないところでは、雪の怖さ、厄介さは自分が不便な思いをしないと、なかなかわからないもの。
人の家の前まで雪かきしてあげるほどの体力は持ちあわせていないので、しばらくはアイスバーンと化した道路を慎重に歩くしかない。
1度雪が降った年は、何故か、何度も降るパターンが多いので、今年は雪の当たり年なのかなあ‥😅。