今年のお盆は、全国的に天気が悪く梅雨末期の大雨のような状態が一週間以上続き、大きな被害が出ているところもありました。
私が住んでいる所は、天気が悪く肌寒いぐらいの日もあり、8月とは思えない気候だったこと、お盆という感じがしない程度で済んだのは、ラッキーだったのかもしれません。
気が付くと、8月もあと10日あまり。
コロナは急拡大しているし、2回目の自粛の夏も過ぎようとしています。
うちの近所に市営プールや市営の野球場、サッカースタジアムがあります。
毎年、夏は蝉時雨とともに、高校野球の予選大会の応援団の吹奏楽と歓声、市営プールの休憩タイムの笛の音や放送が風に乗って聞こえていました。
野球場やサッカー場は、きっと応援禁止なのか、とても静かです。
市営プールは、今年も営業中止です。
花火大会、ラジオ体操、盆踊り‥と、全て中止です。
別に参加を楽しみにしていた訳ではないのですが、2年連続で、何もかも中止というのもやはり寂しさを感じます。
そのせいか、今年に入ってから、医療関係者の方へ敬意を込めてとか、少しでも明るい気持ちになれるように‥と、短時間の花火などが話題になることが何度かありニュースにもなっていました。
近隣でもそうした花火をあげたようで、突然、雷のような音だけ聞こえてきたということが、何度かあったのですが、5分程度の花火大会、音で気がついてからでは殆ど見ることが出来ずに終わってしまいそう‥なんて思っていました。
先日、そうした花火大会を告知するチラシが郵便受けに入っていました。
夜の7時半から5分程度で、市政20周年のお祝いの花火ということでしたが、見物客で混雑するなら中止するとか、事前に情報を流してはいけない‥などと、書かれており、まさに『秘密の花火大会』です。(笑)
我が家からは、坂道を下った先が河川敷で、毎年、花火は特等席で見ることが出来ましたが、
花火大会がある日は、渋滞は凄いし、通行止め区域に自宅が入ってしまうので、うっかり車で出かけてしまうと大惨事です。
また、何故か、自宅前に見ず知らずの人の車が勝手に停められていたり‥と、あまり有り難みを感じなくなっていた花火大会でしたが、今回の5分の花火大会は、時間に合わせて坂の下の河川敷へ行き、久しぶりに見に行きました。
普段の花火大会ならハイライトと言えそうな、大きく華やかな花火が5分間にぎゅっとおさめられていて、見応えありました。
来年は、コロナがおさまって、通常の花火大会が出来ればいいなあ‥としみじみ思います。
(やっぱり、地元の人にはこんな形で告知していたんですね。全く告知しないと、知らないうちに終わってしまいますものね😊)