はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

神出鬼没の?ゾーン30。

少し前のことですが、近所のショッピングモールへ車で出かけた時のこと。

幹線道路から、脇道に入ってしばらく行くとショッピングモールへ到着します。

この日は、対向してきたタクシーが、やたらとセンター寄りに走ってきました。

運転していた夫は『何なんだ、あのタクシーは💢。』と、怒りモード。

タクシーの運転手さんの意図が分からず、スピードを落としてギリギリまで端に寄って通り過ぎました。

あまりにも不自然なタクシーの動きに、少々苛立っていたのですが、

少し進むと電柱のかげにおまわりさんがいて、交通の取り締まりをしていました。

タクシーの運転手さんは、嫌がらせではなく、それを教えてくれていたようでした。

 

何の取り締まりをしているんだろう‥。

車に取り付けてある、交通違反から守ってくれる?レーダーも、少し手前では『シートベルト待ち伏せ区域に注意』とは、言っていたけれど、他は沈黙していたし‥。

おまわりさんの横を通り過ぎ、脇道の出口付近で気がつきました。

知らない間にゾーン30になっている!!

だから、タクシーの運転手さんは、パッシングではなく、うちの車のスピードを落とす為にわざわざセンター寄りを走ってきたのだと解釈しました。

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ゾーン30というのは‥

生活道路における歩行者や自転車の安全な通行を確保することを目的とした交通安全対策の一つです。

区域(ゾーン)を定めて時速30kmの速度制限を実施するとともに、その他の安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内におけるクルマの走行速度や通り抜けを抑制します。

‥と、警視庁のホームページに書いてあります。

知らないうちに30km制限の道路になっていたのです。

今までが40km制限だったので、タクシーの運転手さんが教えてくれなかったら、間違いなく捕まっていました。(ありがとう、運転手さん😊)

 

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(この画像はネットから見つけてきました)
 

 

 

実は、ゾーン30の存在を知ったのは、数年前。

選挙の投票へ行く為に、会場の地域の中学校へ行く途中でスピード違反で捕まりました😅。

この時は、前後の車、合わせて3台一緒に捕まったのですが、みんな何で止められたのか、理解出来ていない様子でした。

そして、この道路はゾーン30で、制限速度が30kmなので、10kmのスピード違反との説明を受けたのです。

前後の車の人達も一様に憤慨していました。

その道路は道端も広く見通しも良く、今まで制限速度は40km。

道の両サイドに、中学校や公園があるものの、知らないうちに30km制限になっているなんて。

担当したおまわりさんは、道路の入り口に30kmの標識があるので、見落としたあなたが悪いということで、粛々と書類を書いていました。

おまわりさんが、交通違反切符を切っている間にも、今までの制限速度40kmを守った車(笑)が、横を通り過ぎて行きます。

前の車に乗っていた男の人が、『他の車も平等に捕まえろよ。』と、キレていましたが、全く同感でした。

この時は、運悪く、生贄になっちゃったね‥と、諦めて罰金を払ったのでした。

そして、新しい取り締まりなので、レーダーが役に立たなかったね‥と、買い替えたほうがいいのかな‥と、言いつつそのまま忘れていたのでした。

 今でもこの道を通る時は、思い出したように30kmで走り、『30kmってこんなに遅いんだぜ。この見通しの良い道路でこの規制は嫌がらせレベルだよな。』‥と、毎回怒っています😅。(実はまだ根に持っています😁)

確かに、柄の悪い後続車がいたら、煽り運転の被害に遭いそうな気もします。

 

とは、言うものの、ゾーン30は地味に増えているようです。

ゾーン30は、地域の区役所などが地元住民の要望に合わせて警察に申請して決定するそうです。

当然、基準はあると思いますが、指定された場合、道路上にデカデカと標識が描いてあるケース、丸い30という標識が追加されただけのケース、など、いくつかのパターンがあるようです。

普段通る道で、丸い30の標識が追加されただけだと、逆に気が付かない気もするし

住宅街や、公園、学校が多い脇道は注意した方が良さそうです。

また、レーダーも車と同じ年数が経過しているので、今度こそ、買い替えた方が良さそうです。

‥と、言いつつ今回も忘れそうだけど😅。