はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

足尾銅山へ、のんびりドライブ。

一気に秋めいてくると、何処かへ行きたい‥という気持ちがムクムク湧いてきました。

今までナビの『とんでも案内』のせいで、車のナビが馬鹿すぎる、いい加減すぎる‥と、すっかり信用できなくなっているのですが、それでも夫にとっては運転は楽しい車とのことで、短い秋を楽しむべく出かけてきました。

天気予報では晴マークと曇りマークが半々だったはずの先週の水曜日、出発時には弱い雨が降っていましたが、せっかく(普段より)早起きしたので出発です。

今回目指すは足尾銅山

我が家から車で出かけると、高速利用でも2時間、一般道でも3時間。

ということで、急ぐ旅でもないので、迷わず一般道を選択します。

ナビを全く信用していないので、先に道路地図とグーグルマップでチェックして出発です(笑)。

 

 

💚道の駅おおた💚

我が家からひたすら国道17号を北上して、上尾、熊谷‥と通過して約1時間半ちょっと。

頻尿夫婦と化した私達は最初に出会った道の駅でトイレ休憩の為に立ち寄りました。

ここは群馬県に入ったところです。

道の駅なのに、なんと定休日。

トイレは開放されていたのでホッとしました。

 

しばらく走ると、122号線へ。見るからに山道という道路に入っていきます。

落石注意の標識がところどころにあるのですが、道路地図を見ても、緩やかなクネクネの道のようで、わたらせ渓谷沿いをひたすら進みます。

結構な山の中という感じですが、所々、民家が密集しているところもあります。

わたらせ渓谷鉄道の駅がある周辺でした。

わたらせ渓谷鉄道というと、観光列車のトロッコ列車のイメージが強いのですが、地域の足なんですね。

 

🩷レストラン清流🩷

ランチタイムには少し早いのですが、わ鐡(わたらせ渓谷鉄道)の神戸(ごうど)駅構内にある列車のレストラン清流に向かいました。
122号からは、脇道に入り坂を降りたところに神戸駅はあります。

神戸駅前のロータリー?には、車が数台停まっていました。

駅の作業車と思われる車に乗っている方がいたので、駐車の可否を尋ねたところ、市営バスの邪魔にならないところならオッケーとのこと。

ちなみにバスは富弘美術館行きでした。(中学の教師だった時クラブ活動指導中の事故で頚椎を損傷し手足の自由を奪われ、口で絵筆を咥えて文字や絵を描いた星野富弘氏の美術館です。)

 

この列車レストランは、東武日光線の特急きぬ号の車両をレストランにしています。

入り口で食券を買い求めてのセルフサービス。

メニューに駅弁があったのですが、こちらは要予約だったようで、食券の自動販売機には品切れランプが点いていました。

残念!どうせなら駅弁の方が風情があったよね。

食事をしていると、列車が入って来ました。
1時間に1本ぐらいの頻度ですが、この駅には20分ぐらい停車していて、中から観光客っぽい女性グループが降りてきて写真を撮りまくっていました。

また鉄ヲタっぽいお兄さんは、列車レストランでしっかり食事して列車に戻っていきました。

さすがに平日なので、列車レストランのお客さんは私達とあと1組とそのお兄さんぐらいでした。

この神戸駅無人駅なんでしょうか。

たまたま駅員さんらしいお兄さんがいたのですが、その方は、車掌さんだったのかやってきた電車に乗って居なくなってしまいました。

駅舎も昭和レトロ感満載で、すごく遠くに来た気分になったランチタイムとなりました。

 

💙草木湖💙

ランチを終えて、122号線に戻って少し走ると、ダム湖が見えました。

駐車場と展望台があるようなので寄り道しました。

ホントに駐車場と展望台だけでしたが、赤とんぼが沢山飛んでいました。

 

 

🩵足尾銅山観光🩵

草木湖から、しばらく走り、トンネルを数回潜ると群馬県から栃木県日光市に入りました。

足尾銅山観光に到着です。

ここ、足尾銅山観光は、トロッコ列車に乗って坑道に入り、徒歩で坑内を見学出来る施設です。

平日だし、天気もイマイチだったこともあり、トロッコ列車は私達だけの貸し切り状態でした。

ロッコは、15分間隔で運行されていました。

トロッコ列車に乗り、坑道へと進みます。

途中で先頭車両を切り離し、坑内へと入っていき降車場でトロッコとお別れです。

 

 

約400年にわたり掘り開いた坑道長さの総延長は1234km(およそ東京から博多間)に達します。この坑道は、『日本一の鉱都』と呼ばれた足尾銅山を再現する国内最大の坑内観光です。
江戸時代の手掘りの様子から機械化された様子まで、当時の作業会話などを交えて、より親しみやすく展示いたしました。鉱山の歴史や内容、また鉱山のもつ様々な仕組みをわかりやすく知ることができます。(パンフレットより)

 

坑道内部は、湧水で路面が濡れており、半袖では少し冷んやりしました。

所々に作業様子がわかるマネキンを配置していましたが、体格的には、今の私達より一回り小さい雰囲気です。

やはり昔の日本人の体格は小さかったのかな‥と思わせるほど、坑道の天井も低く、身長173cmの夫は3回ぐらい頭と肩をぶつけていました。

また、頭をぶつけたくないので、屈んで歩いたそうで、妙に疲れたんだとか(笑)。

坑道から外に出ると、資料館、その隣にはあまりやる気が無さそうなお土産物屋さんがありました。

このつぎはぎだらけのアーケード、「銅もありがとう、また銅ぞ。」の奥がお土産物屋さんです。

 

🩷上里カンターレ🩷

時刻は13時半過ぎ。

のんびりと帰路に着きます。

帰りも来た道をそのまま引き返すしかないのですが、少し遠回りになるけれど、上里カンターレに寄ることにしました。

上里カンターレは埼玉の南イタリアです(嘘)。

ここのお菓子のアウトレットが夫の大のお気に入りです。

ちょうど観光バスと同じタイミングになってしまい店内は大混雑していましたが、沢山のお菓子を買い込みました。

アウトレット商品はバウムクーヘンとか焼き菓子とかパイなどの端っこですが、自家消費する分には、とてもお得です。1パックが300円台から500円ぐらいです。

場所は、関越自動車道の上里インターに隣接しており、インター利用のお客さんも車を置いたまま利用することが出来ます。

我が家にとっては関越自動車道はインターから遠いので、高速には乗らずに、そのまま一般道を利用しました。

渋滞に巻き込まれることなく、17時半過ぎに帰宅しました。

 

 

今回もナビはやらかしてくれました。

ルートはあらかじめ調べており、地図を見ながらだったのですが、今回はパーフェクトに案内をしていました。

『やればできるじゃん。』『足尾銅山に着いたら拍手喝采だね。』などと褒めてあげよう‥なんて会話をしていたら、残り3kmというところで、いきなり『ルート案内を終了します。』と、一方的に案内を終了されてしまいました。

周りを見回すも、山の中でそれらしきものは見えません。そのまま少し走ると足尾銅山入り口案内看板が見えたのですが、そこからまだしばらく距離がありました。

やっぱりダメだったか‥。

今回は、全然違うところに案内したわけではないけれど、案内を終えるには早すぎです。

実は8月の定期点検の時に、ナビの『とんでも案内』の記録を紙に書いて渡して、その他にも気になる点があったので、代車を用意しての預かりで、10月にちゃんとみてもらえることになっています。

ナビに関しては、馬鹿だの間抜けだのと悪口を言いまくりですが、車そのものは、燃費も抜群に良いし、運転が楽しい車なんですって。

ペーパードライバー歴更新中の私から見ても、カッコいい車だし‥。

それだけに、(純正の)ナビさえマトモだったら‥と、とても残念です。

 

本日の走行距離237.6km

平均燃費26.3km/ℓ

計算上のガソリン使用量9.03ℓ

ね、ヴェゼル、なかなか優秀でしょ。