はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

セミ爆弾。

晴れて暑い日には、セミが大合唱する環境に住んでいます。

梅雨明け頃にニイニイゼミが鳴き始め、『あぁ、今年も(嫌いな)夏がやって来た。』という気持ちになり、しばらくするとアブラゼミが鳴き始めます。

息子達が幼い頃は、市営プール近くの桜並木の遊歩道へ、セミ取りによく出かけました。

最盛期には、お互いの声が蝉時雨でかき消されるほどの大合唱になります。

そんな凄まじい蝉時雨もカラスがやってくると、ピタリと鳴き声が止みます。

盛大に鳴いていると、カラスに見つかって食べられてしまうから警戒しているんでしょう。

でも、人間がお喋りしながら近くを歩くのは、セミにとっては怖くないのかなあ‥なんて言いながら、セミ取りを続けます。

虫かごいっぱいになるまで取り続け、家に帰ると、玄関先で虫かごをパカっと開いて全部逃すというのが、幼い息子達と過ごした夏の思い出です。

虫かごを開いてあげても、体力を消耗したのか、直ぐに逃げていかないセミもいて、指でツンツンすると、『ミッ』と、一声あげて逃げていきます。

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また、夕方になると、ひぐらしが鳴き始めます。

実は、あのカナカナカナ‥という鳴き声は、夏に旅行へ行った先でしか聴いたことが無かったので、自宅付近で鳴いているのを初めて聴いた時は、ちょっと感動しました。

自宅付近は、この20年で建て売り住宅が増え、周りにあった林もかなり少なくなりましたがが、暑さ本番になる頃には、夕方やどんより曇った日にはひぐらしが鳴き始めます。

私にとって珍しいセミと言えば、シャカシャカ鳴いているクマゼミ

このセミも、息子達が幼い頃によく利用した会社の保養所があった伊豆高原に向かう途中の夏の旅行先でしか聴く機会がない、スペシャルなセミでした。

でも、温暖化のせいなのか、近頃は自宅周辺でも、たまに鳴き声を聴くことがあるようになりました。

そして、ミンミンゼミも鳴き始め、お盆を過ぎると、ツクツクボウシが鳴き始め、秋に向かってツクツクボウシが優勢になっていきます。

うちの息子達は、幼い頃は虫取りが好きだったので、セミだけではなく、カブトムシ、クワガタ虫を求めて、蛾とか蜂などの気持ち悪い虫の宝庫😅へも一緒に出かけ、かなり鍛えて貰ったつもりでした。

 

 

とは、いうものの‥。

夏は、Gと同じぐらいセミにも怖い思いをすることがありませんか?

まず、セミ最盛期には洗濯物に時々セミがとまっているんです。

大抵、気が付かず、洗濯物を取り込もうとすると、セミも大慌てで飛んで逃げていきます。

セミも怖かったと思うけれど、羽が茶色いアブラゼミだと存在感がありすぎて、かなりびっくりします。

ひと夏に、洗濯物にとまったセミに数回ビックリさせられますが、次なる恐怖がセミ爆弾。

玄関先とか、郵便受けの近くに、この季節、よくセミが落ちています。

なんで、こんなところで息絶えてくださるの?‥なんて思うのですが、箒ではじに寄せようとすると、突然飛んで逃げていくんですよね。

コレ、経験ありの人、意外と多くて結構この話題で盛り上がったりしますが、ホントびっくりします。

ホントに息絶えている時は足が縮こまっているらしいのですが、何で玄関先とか、郵便受けなどの鳥からもよく見える場所なんでしょうね。

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そういえば、かつては、毎年のようにカブトムシ、クワガタ虫を飼育ケースで飼っていたのですが、カブトムシやクワガタ虫って仰向けにひっくり返ってしまうと、近くに枝などの掴まるものが無いと体勢を立て直すことが出来なくて死んでしまうらしいのです。

なので、ひっくり返っていたら、割り箸でツンツンして起こしてあげたなあ‥。

もしかしたらセミも同じかもしれません。

セミだって好きでひっくり返っている訳ではなくて、起き上がれなくてもがいて疲れきっていたのかも‥。

お腹を見せたら、あっという間に鳥に食べられてしまうし‥。

その昔、カブトムシが落ちていて、ひっくり返すとお腹の部分だけ食べられていたことがありました。

それを見つけた、幼い息子達は、結構衝撃的だったようで、凄い顔していたことを今でも思い出すほどですが、昆虫の世界の厳しい生存競争を実感する出来事でした。

セミといい、昆虫も頑張っているんですよね。

なんて、ちょっとだけセミに思いを寄せていたら、『野生の王国』的なシーンに出くわしました。

(ちょっとグロいですが、セミの惨殺シーン。閲覧注意です。)

 

   

     

         

 

 

 

 

             

        

                      

 

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 ぎゃあああああ。