はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

夏の虫達。

6月の下旬より続いた体温並みの猛暑もやっと落ちつき、30℃以上の蒸し暑さでも何だかホッとしています。

昨日は、暑さに負けて3週間以上サボっていた草むしりを頑張りました。

時々雨粒が落ちてくる梅雨のような天気でしたが、強い日差しがない分、楽に感じるほどです。

今年はまだ蚊に刺されていません。

夏はほぼ毎日蚊取り線香を焚いていたほどでしたが、昨年は玄関側の花壇がミントの大増殖のおかげで、他の花は駆逐されてしまいましたが、蚊除けの効果を実感しました。

今年は、敢えてミントやハーブ類のにおいのある植物を植え、オシャレさには欠けるけれど、その効果なのか、蚊の姿をまだ見ていません。

玄関のドアにも、吊り下げ型の虫除けをぶら下げているので、その効果が大きいのかもしれません。

近隣に藪蚊の宝庫の雑木林が残っていることもあり、夏のにおいイコール蚊取り線香という感じだったので、蚊がいないというのは、ちょっと嬉しくなります。

一説によると、蚊も35℃以上の猛暑になると、暑過ぎて動けないんだとか。

 

我が家は幹線道路から離れていることもあって、とても静かな環境です。

ただ夏になると、虫の大合唱が響きわたります。

夏イコール蝉時雨という環境なんですが、今年はまだ蝉の声をきいていません。

もっとも、まだ7月に入ったばかりだし、6月の下旬が例外的な猛暑だったからといって、前倒しでセミも羽化出来るというわけではない‥ということですね。

気持ちの上では盛夏だったので、蝉時雨がないことに違和感を持っていました。

暑いだけの夏というのも、何だか気持ち悪い感じがしますね。

 

昨日の草むしりでは、珍しい虫に出会いました。

梅雨時に水溜まりがあると何処からかわいてくる、あめんぼ。

もちろん、連日の猛暑で水溜まりなどないのですが、庭木の日陰になるところに5、6匹潜んでいたようです。

近くに生えている草をむしったところ、あめんぼが驚いて一斉に飛び立ち、お互いにびっくりしたという訳です。

カブトムシとかトンボなど、子供に人気のある虫なら、かつて一緒に探した経験があっても、あめんぼなんて全然興味はありません。

でも水溜まり以外で見たのは初めてだったので、誰かに喋りたい気分にもなりました。(でも、だから何?という話ですね‥)

庭には相変わらず、わらじ虫(丸くならないだんご虫)が、いっぱいいました。

芋虫などの害虫も今年は今のところ少ないようです。

柚子やキンカンなどの柑橘系の木につく芋虫はアゲハになることがわかっているのであえて消毒せずに『野生の王国状態』にしていますが、今年は、小さな青虫もあまり見かけません。

一方、クチナシにつく、青虫君。

こちらはオオスカシバというおデブなスズメバチのような容姿の蛾になることを知っているせいか、幼虫時代はアゲハの青虫と似ているくせに鳥肌が立ってしまいます。

 

我が家で唯一家の中への侵入を許しているのがハエトリグモ。

1cmぐらいの体長で、巣を張らず、ピョンピョンはねるクモの仲間です。

何故か、毎年決まった場所に出没するのですが、数年連続で息子達の学習机付近に住み着き、夜になるとつがい?で、出没していました。

うちでは、ハエとか蚊を捕まえてくれたり、万が一ゴキブリに侵入されても小さなうちは捕まえてくれる益虫という座に君臨しています。

家族全員苦手なゴキブリも、今のところ出没無しの平和な毎日が続いています。

 

一人暮らしをしている次男より、1枚の写真がLINEで送られてきました。

部屋の片隅に黒い何かが写っているのですが、被写体が小さいので写真では何だかわかりません。

でも、一緒に写っているかもいの幅と比べると、結構な大きさの黒っぽい生き物。

あまりの猛暑に、入居以来一度も洗っていないラグを洗濯し、ベランダに干して数時間で綺麗に乾き部屋に取り込んだところ、その黒っぽい生き物をラグと一緒に取り込んでしまったんだそうです。

捕まえて外に出すつもりだったそうですが、若い男性の一人暮らしの部屋に捕虫網があるわけでもなく、とても素早くて捕獲を諦めて同居する決意を固めたんだとか。

その黒っぽい生き物とは、アシダカグモ

身体はさほど大きくはないのですが、手足が長く、パッと見ると手のひらサイズ。

こんなクモに家に入りこまれたら恐怖でしかないと思いますが、彼の周りには意外と遭遇した人が多く、『これが噂のアシダカグモか‥。』という気分なんですって。

怖い見た目だけど、実は臆病なクモで、人間を見たら、クモの方が逃げてくれるんだとか。

巣を張ることもなく、素早い動きででっかいゴキブリも簡単に捕食してくれる頼もしい益虫で、人間が攻撃しない限り噛んだり刺したりしないし、人に懐くこともあるとか‥。

なので、無理に捕まえて追い出さずに同居を決意したらしいのだけど‥。

翌日には居なくなってしまったんだそう。

アシダカグモは、エサが居ないと自分から出ていってくれるそうで、次男も大の苦手なゴキブリが居ないってことだよね‥と、喜んでいました。

逆に言うと、アシダカグモがいつまでも居る家というのはゴキブリの宝庫でもあるわけで、それって想像するだけでも怖すぎますよね。

我が家では、絶対に出会いたくないクモです。

恐怖のアシダカグモ、見ますか?

ネットより写真をを見つけてきました。

怖‥。閲覧注意です。

 

 

 

 

 

 

 

イカリ消毒さんのホームページより、画像をお借りしました。