前回よりの続きです。
この日は、大気の状態が不安定で、昼過ぎには関東各地でゲリラ雷雨や線状降水帯による大雨の予報が出ていました。
でも、宿をチェックアウトする時はまだピカピカの青空です。
宿からすぐ近くの城ヶ崎海岸の吊り橋に行こう!‥ということにしました。
息子達が小学生の頃に、行ったことがあるのですが、実は高所恐怖症の夫がこの吊り橋を本気で怖がっていたので、半分おちょくりモードで提案しました。
本人も怖いもの見たさの気分になったようです。
記憶によると駐車場もあったし、宿からも歩けそうな距離ですがチェックアウトしているので、車で行くことにしてナビで検索しました。
後から分かったことなんですが、城ヶ崎海岸の吊り橋って2つあったのです。
でも1箇所しかないと思いこんでいました。
思いこみって厄介なもので、『城ヶ崎海岸の吊り橋』といえば有名でしょ!と、決めつけてかかっているので、吊り橋に名前がついていることさえ忘れていました。(笑)
Googleなどの検索だったら、曖昧なワードでも、何とかしてくれことが多いので、それをあたり前に思っていたので、ナビの検索は相変わらずポンコツだなあ‥と、悪態をつきながら、『門脇吊り橋』を見つけてやっと設定しました。
車で走ること10分以上で、この時も回り道させられている?と半信半疑。
程なく、大きな有料駐車場に到着し、有料になったんだね‥。前回行ったのが20年前だしね‥。
車から降りて、吊り橋への案内看板を見ると、ちょっとしたハイキングコースになっていて約1.1kmと表示されていました。
かつて行った時は、駐車場から10分ぐらいだったよね‥。もっと近い駐車場があったのかもしれない‥。
と、ちょっと後悔したものの有料駐車場に車を入れてしまったし、1kmなら歩こうか‥ということで、思いがけずミニハイキングになりました。
しかし!意外とアップダウンがあるコースで、林道からは時々海が見える程度で、風も無いので汗びっしょりです。
途中、宿泊行事で来ていたと思われる小学生の団体と遭遇して、元気よく挨拶してもらったり、励まされたりして、何とか到着しました。



あれ?ここじゃない!
汗だくで到着した吊り橋は、私達の行きたかった『城ヶ崎海岸の吊り橋』ではありませんでした。
しかも、この吊り橋の近くに駐車場もある雰囲気‥。
その時はまだ、ナビの馬鹿ヤローと思っていました。
私達が行きたかった『城ヶ崎海岸の吊り橋』、よく城ヶ崎海岸の吊り橋として写真が出ている吊り橋の正式名称は、『橋立つり橋』でした。
よって、ナビは1ミリも間違えていませんでした。(笑)
‥ということを、もう1度調べてやっと気がついたのでした。ちゃんちゃん!(笑)
でも、海がとても綺麗でしょ。‥と、満足です。
門脇吊り橋まで往復約1時間のミニハイキングの次は、大室山(おおむろやま)。
伊豆高原の定番の観光地です。
数年前にヒットしたアニメ映画の『君の名は』で、モデルになった場所では?という事で一躍有名になったところです。
劇中で描かれた、神聖な隕石が落下した火口跡に似ているので、中国を中心としたアジア圏のアニメファンや若い人にも人気があるんだそうです。
お椀をひっくり返したような綺麗な円錐形で、芝生や背の低い草で覆われているので、抹茶ババロアを一口分スプーンで掬ったような感じのシルエットの山です。

この大室山は徒歩での登山は禁止されているので、山頂へ行く為にはリフト乗ります。
(リフト往復、大人1000円です。)


リフト乗り場には長蛇の列できていましたが、意外と回転が早く10分ぐらい並んだ程度でスムーズに乗ることができました。
しかし、ここは、中国か?と思うほど、中国語ばかり聞こえてきます。
多分、お客さんの半分以上は中国人、アジア圏の観光客という雰囲気です。
リフト乗り場での放送も、中国語と日本語を交互に流しているほどです。
リフトにもかなり久しぶりに乗りました。
登りの時はあまり感じませんでしたが、見た目以上に傾斜がありました。

約6分で山頂に到着しました。
火口の縁は遊歩道が整備されており、約1kmの『お鉢巡り』を楽しむことができます。
木が生えておらず、視界が一気に開け360度のパノラマが広がっていました。
それだけに日差しがダイレクトに届き、日陰がないので、日焼けしそうでしたが、あっという間に雲も広がって来て、残念なような助かったような‥。




景色を見ながら30分ぐらいかけてのんびり『お鉢巡り』をしました。
リフト乗り場では、半分以上、中国人観光客かな‥と、思いましたが、山頂では殆ど日本人がいない雰囲気です。(笑)
見た目は日本人と中国人は、似ていますが、今回の旅行でパッと見て区別がつくようになってしまいました。
まず、所構わず大声で喋っているので(もともと大きな声で喋る習慣なのかな‥)、そこですぐに分かりますが、行動パターンもマイペース。
自分達が写真を撮りたいスポットでは、決めポーズをいくつも繰り出し、撮影者にあれこれ指示をしています。
そして、場違いに乙女チックな格好をして、モデル気分でポーズをとっています‥。
‥と、我ながら向ける視線にトゲがあるなあ‥とは思いますが(笑)。
また、腕や肩や足にタトゥーを入れている若い人が結構いました。
言葉では表せませんが、雰囲気から『日本人じゃない』感が滲み出ているのです(笑)。
下りのリフトに乗りながら、すれ違うリフトの乗客が日本人か否か、観察しながら乗っていましたが、すれ違いざまに大抵日本語以外が聞こえてきて、それが答え合わせのようになってしまいました。
時刻はちょうどお昼ご飯タイムでしたが、大室山の山頂も麓も軽食のお店しかなく、大混雑していました。
朝食を普段より沢山食べていてお腹が空いていないこともあり、熱海方面へ車を走らせました。
次の目的地は静岡県熱海市にある『来宮神社』(きのみやじんじゃ)です。

この来宮神社は、近頃、熱海観光を調べると、よく出てくるところです。
『オシャレな神社』という表現がピッタリな、至るところ『映え』を意識したような、綺麗な神社でした。(何か変な表現だけど‥。)
‥と、言いつつも、来福、縁起の神として古くから信仰されている由緒正しい神社で、熱海では有名なパワースポットなんだそうです。
熱海の市街地からも近く、神社の参道入り口からは、時折新幹線が駆け抜けて行く姿が見えます。
この神社は御神木の樹齢2100年を超える大楠の木が有名なんだそうです。


国の天然記念物にも指定されており、幹の周りは24m。
この木の生命力にあやかろうと、長寿、病気平癒、健康祈願の参拝者が多く訪れます。

勿論、大楠の木だけでなく、縁結び、健康長寿、商売繁盛、金運など、嬉しい御利益が沢山の神社です。
また、境内が綺麗に整備されており、カフェまでありました。
何となく女性に人気がある‥というのもわかる気がしました。
また、今回の旅行の行く先々が、中国人まみれの観光地と化していましたが、ここはまだ外国人観光客には数組しか出会いませんでした。(笑)



さあ、本格的に?帰路に着きます。
往路は海沿いを走ってきて、海鮮丼などのお店がいくつかあったので、そこでランチをとり、午後から夕方にかけて関東ではゲリラ豪雨の予報が出ていたので、高速に乗ってなるべく早く帰ろうということにしました。
‥の、はずだったのですが、ナビは熱海市内にどんどん入って行きます。
熱海の市街地って結構急坂が多く、眺望はバッチリだけど、生活は大変かもしれないね‥なんて、のんきなことを言っていたら、峠道に入っていきました。
ナビは峠を越えて箱根方面へ行くルートのようです。
対面通行のウネウネの峠道なのに、皆さん、結構カッ飛んでいます。
あたみ梅ライン、箱根新道を経由して、小田原厚木道路に入りました。
ナビは厚木から東名に乗る案内をしてきましたが、圏央道に入り、関越高速経由で川越まで戻ってきました。
さすがに有料道路や高速道路を利用すると早くて快適でした。
でも、パーキングエリアが殆どなく、結局お昼ご飯は抜きになってしまいました。
また、この日は、関東、東海でゲリラ豪雨や線状降水帯による大雨であちこちで道路が冠水したことがニュースになっていましたが、その雨雲から逃げるように戻ってきた感じになりました。
川越インターで高速道路を下りて、そこから我が家は小一時間かかりますが、
遂に土砂降りの雨雲に追いつかれてしまいました。
さすがにお腹が空いていたので、近所のスーパーに寄ってお弁当を買って帰ることにしましたが、駐車場から店の入り口までの僅かな距離で傘があってもずぶ濡れになりそうな雨です。
スマホの雨雲レーダーで、雨が弱まる隙をぬって、車の乗り降りをして買い物しました。
自宅前に着いても、視界が真っ白になるほどの雨だったので、車中で待機して、雨が弱まる隙をぬって、家に入りました。
最後の最後で土砂降りの雨に遭遇しましたが、その後数日間、不安定な天候が続いたので、良いタイミングで旅行に行くことができたなあ‥と、満足な伊豆高原の旅でした。
往路、7月9日(水)
走行距離 168.4km 平均燃費 22.6km/ℓ
復路、7月10日(木)
走行距離 208km 平均燃費 23.2km/ℓ
おしまい😊