はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

高齢化社会‥。

最近見かけた、ちょっと気になった人のお話です。

 

 

リタイア家庭の我が家は動くなら平日!と、決めていますが、平日の日中は何処へ行っても、見かけるのは、お年寄りばかり‥。

私が住んでいる地域は、息子達が子供の頃から小中学校は、1学年6クラス以上ある大規模校で当時から人口が増えていましたが、更に近々新たに小学校が開校するようなところです。

それでも、自分達を含めて街行く人は圧倒的にジジババばかりです。

 

トップバッターは、ゼンマイ仕掛けの?おじいちゃん。

と、ある病院の待合室にこの方はいました。

診察を終えて、会計に呼ばれたゼンマイ仕掛けのおじいちゃん。

普通の人だったら5,6歩ぐらいの距離をトコトコトコ‥と、やたらと小刻みに歩きます。

しかも、かかとが固いのか、靴音がタップシューズを履いているみたいに響いていました。

これ、幼稚園児ぐらいの子供が同じ歩き方をしたら、『ふざけてないで、ちゃんと歩きなさい』と、注意されそうです。

この時の待合室は混雑していましたが、受付の人も他の方も、生暖かい視線を向けて皆さん見守っていました。

そして淡々と会計を済ませると、斜めがけにしたカバンにお財布などをしまい、またトコトコトコ‥と、同じように歩き出して、待合室から出ていきました。

まるで、スローモーションか、コマ送りの画像を見ているようなおじいちゃんでした。

時々、小刻みな歩幅で歩く高齢者の方を見かけることはありましたが、歩幅は2,3cmという雰囲気で、あんな歩き方をしていたら、普通の人の何倍も時間がかかるだろうなあ‥。

年をとるというのはこういうことなのかなあ‥。

それとも、何処か痛いとか、何かの後遺症で、あの歩き方が精一杯なのかなあ‥。

だから、受付の人も、高齢者が多い待合室だったし、誰も何とも思っていないんだろうなあ‥。

‥などと、ぼんやり考えていました。

そして、ふと窓の外に目を向けると、例のゼンマイ仕掛けのおじいちゃんが、駐輪場から自転車を出しているところでした。

えーっ!あんな歩き方をしているのに自転車に乗ってここまで来ていたの?そして帰るんですか!

確かに自転車の方が楽なんだとは思いますが‥。

咄嗟の判断が必要になった時に大丈夫かなあ‥。

‥と、余計なお世話な心配をしてしまいましたが‥。

まともに歩けない人が自転車に乗って、歩道や車道を走っているんだと思うと、歩行者の立場でも、車の運転者の立場であっても怖いと思いませんか?



 

次に出会ったのが雑な運転をする高級車のおじいちゃん。

近所にあるコンビニは無駄に駐車場が広いのですが、前方から黒い車が走ってきて、ウインカーも出さずにギュイン!という感じでハンドルを切って駐車場に入って行きました。

もしも直進する自転車が居たら事故になってもおかしくないタイミングです。

この駐車場は車止めもラインも引いていないので、その車は店に近い場所にテキトーに駐車しました。

高そうな車なのに、こんな雑な運転されたら、車が可哀想だよね‥。

車だけに全財産注ぎ込んでいる昭和的なヤンキーなのかな‥。

‥と、既に嫌悪感のバイアスのかかった眼差しを向けていると、出てきたのは三点杖を使ってやっと歩いているおじいちゃんでした。それもひとりで自ら運転してきたようです。

性格がヤンキーのままおじいちゃんになったのか、加齢による不注意の結果のラフな運転なのかは分かりませんが‥。

歩くのが大変なので、車に乗ってコンビニにお買い物に来たってことですよね‥。

かなり前だけど、銀行でもそんなおばあちゃんを見かけました。

杖こそついていなかったけれど、何処か痛いのか、足を引き摺るようにして人の数倍ののんびりモードでのっそり歩いていたおばあちゃん。

手には車の鍵らしいキーケースを握りしめて駐車場に向かって歩いていました。

最後まで見届けた訳ではないけれど、状況からひとりで運転してきたと思われます。

ペーパードライバーの私から見ても、これは恐怖でしかありません。



 

私の住んでいる地域は、徒歩圏内にJRの駅が出来てから人口が増え始めたそうで、かつてはジャングルと言われたほど、何もないところだったようです。(実際、我が家がこの地に引っ越してきた時は、目の前が雑木林でしたし‥。)

だから、車は必須で、無くても困らずに生活できるようになったのは、ここ30年のことらしいのです。

だから、結構なお年の方が未だにハンドル握っているし、

逆にその子供世代の方がペーパードライバーが多いと、昔から住んでいる人に聞いたことがあります。

‥とはいうものの、この先10年ぐらいは、歩道を歩くにしても、ボーっとしていたらチコちゃんに叱られる程度じゃ済まないほど、痛い目に遭うかもしれないなあ‥なんて思ってしまいます。

高齢者の運転の問題、車社会な地域ではもっと深刻だと思いますが、自分を含めて核家族で育っていくと、どうやって老いていくのか身近な見本がないので、必要に迫られると、まだまだ大丈夫‥と、思ってしまいそうです。

我が家では、もっと些細なことだけど、夫が風邪をひいていないのに鼻水が出てきたり、涙目になったりすることが、時々あり、ショックを受けていました。

そういえばじいちゃんが年に数回我が家に滞在した時、じいちゃんも涙目になったり鼻水垂らしていたっけ。

当時は花粉症だと思っていたけれど、もしかしたら、そうやって身体の機能が衰えていく‥ジジババの階段を1段上がった‥と、いうことだったんだ‥。

今の高齢者も、核家族で育った人の方が多いと思うので、長寿になっても身近な老い方の見本がなかったので、わからないことだらけなんだろうな‥と、今更ながら思いました。

 

上手に年を取りたいけれど、難しいですよね‥。