PS5。
プレイステーション5のお話です。
発売から2年以上経っていると思いますが、ずっと品薄状態でした。
我が家の男性陣は、みんなゲーム廃人なので、欲しくて欲しくて堪りません。
もともと、品薄だったところに、半導体不足が加わって、予約すら受け付けてくれなかったPS5。
ゲーム廃人度が1番高い長男が、家電量販店をこまめに覗いて、ゲリラ販売的にお店に並んでいたものを一足先にゲットしていましたが、夫と次男はちょっと諦めモードでした。
このお正月、息子達が帰ってくると、当然PS5の話題になり、やはり彼らは情報を持っています。
この年末年始、ネット販売でチラホラ出てきました。
で、早速、某家電量販店のネット販売で出てるよ‥と、息子達が教えてくれるのですが、一時ほどの熱意を失っている夫は、しばらくしてから、おもむろにネットを開きます。
時間にして30分ぐらいの差ですが、もう既に『売り切れ』の表示が出ていました。
また、ある家電量販店のネット販売では、本体と、ヘッドホンの抱き合わせ販売になっていたり、その家電量販店のクレジットカードを作ることが条件だったりします。
抱き合わせ販売とか、カード作れとか、独占禁止法に違反するんじゃないの?‥とか、変なところが真面目な(笑)夫は、躊躇していると、もう売り切れていたり‥。
そんな様子に「何で直ぐやらないの?」「いつ動くの?今でしょ!」‥と、息子達に叱られ完全に立場が逆転していました(笑)。
家電量販店の新春初売りの折り込み広告には、PS5は、何処にもありません。
それでも、ネット販売ではチラホラ出てきたので、需給が緩んできたのかな‥という期待を込めて、息子達が帰った翌日、近所の家電量販店に行ってみました。
すると、あったんです。
ただこの日は自転車で出かけたので、持ち帰りのことを考えて、翌日、車で出直すことにしました。
翌日、売れちゃったかな‥と、心配でしたが、無事に買えました。
ただ、かなり品薄で入手困難な品なので、以下の条件がついていました。
①昨年12月1日以前にモバイル会員になっていること。
②顔写真付きの証明書類(免許証など)での本人確認。
③購入したPS5の外箱に油性マジックで記名すること。
転売ヤー対策なのでしょう。
①のモバイル会員は、その場で直ぐ入ればよいというわけではないので、意外とハードルが高くなったのと、普段から利用しているお客さんに買って貰いたいというお店の心意気かな‥なんて、ちらりと思いました。
我が家の場合は、たまたま数年前に洗濯機の風呂水給水ホースの故障で注文した際に、勧められるまま、私が会員なっていたので、無事に条件をクリアできました。
②は、モバイル会員になった時の個人情報と運転免許証を照らし合わせていたし、③は、マジックを渡されて、箱の内側でしたが、申し訳なさそうに記名をお願いされました。
この家電量販店独自のゲーム機保険も、確かにコントローラを壊しそうだからと、加入していたし、なんと言っても、やっと入手したPS5、夫のニヤニヤは止まりません。
誰がどう見ても嬉しい嬉しいオーラが出まくっていて(大笑)、転売ヤーには見えません。
本来は箱の外側にデカデカと記名しなくてはならない条件でしたが、内側に書けばokという対応になったようです。
と、ラッキーなことに念願のPS5を入手したのですが、なかなか設置しようとしない夫。
年齢のせいか、なんだか億劫で‥とかなんとか言って、お正月に帰ってきたばかりの次男にSOSを出していました。
お人好しな次男は、この3連休前の金曜日、夫の誕生日も近いし‥ということでケーキを買って仕事帰りに来てくれました。
まるで、家電量販店の担当者みたいに手際よく設置してくれましたが、今まで使っていたPS4のデーターのお引越しは時間切れで後日ということにしました。
昔のファミコンみたいにコンセントに繋いで、ボタンを押してスタートっていうわけにはいかないのです(笑)。
私自身は、ゲームに関しては、全くの傍観者なので、小難しそうな用語が沢山出てくるし、パソコン並みにわけワカメなマシーンにしか見えません。
次男は、翌日、用事があるとのことで、昼前に帰って行きました。
そして、上機嫌でリビングを占拠しているゲーム廃人は幸せそうに、『ディビジョン』という銃撃戦のゲームに夢中です。
今回、新しいゲーム機になって、画質は更に綺麗になっているのですが、困ったことが1つ。
コントローラの◯とか✖️ボタンを押して、Yes、Noを決定していくのですが、PS5から、Yes(決定)ボタンは✖️、No(取り消し)ボタンは◯‥というふうに真逆になったのです。
どうやら、欧米や、韓国などは、この◯と✖️の扱いは、最初からそうだったようで、日本も遅まきながらそれに合わせたようです。
感覚的にも、決定が✖️で、取り消しが◯というのは、違和感ありまくりですが、とにかく慣れるしかない‥と、『間違えた!』と、騒ぎながらゲームをしています。
そして、昨日、姫路で1人暮らししている長男が、初めて同じゲームの同じステージに参戦。
オンラインだからこその偶然に大喜びをしていました。
夫にとっては、ハッピーな誕生日プレゼントになりました。
しみじみ、あの可愛かった息子達が‥と、感無量になっている夫の隣で、「もうアラサーだけどね。」と、冷たくつっこむ私です(笑)。