はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

意外と野生の王国な我が家。(駄)

今年の秋は、雨が多く、雨の日と晴れの日の気温の落差が大きく、一雨ごとに季節が大股の一歩で進んで行きます。

いつまでも暑かったこともあり、半袖の服もまだ活躍していますが、気がつくと、昆虫の世界は秋の鳴く虫に主役交代が進んでいました。

 

今、最も必死さを感じるのが、蚊。

午後の3時過ぎに、庭に出ようものなら、『血ィ、吸ったるで〜』(何故か関西弁😅)と、襲ってくるという表現がぴったりなほど攻撃的です。

今年の夏が超暑くて、蚊がいない‥とか、暑すぎて動けない‥ということを言う人が多かったし、実際蚊取り線香もあまり使いませんでした。

でもここへきて、今までの分を取り返すかのように、顔の周りをまとわりつくように飛んできて、追い払っても追い払ってもやってきます。

この時期に蚊にさされると、変にしつこく痒いので、草むしりをする時は、風が強い午前中か、蚊取り線香で結界を張って庭に出ます。

 

そして今年、妙に沢山いるのがこいつ。↓

特大のカメムシ

よく網戸にくっついて日向ぼっこしているんです。

それも、何故か、網戸の内側に入りこんでいるし‥。

今までは、年に1回遭遇するか否かという感じだったのに、今年は晴れた日にはもれなく日当たりの良い窓の網戸にくっついています。

存在に気がつけばいいのですが、雨戸の開け閉めで、轢き殺してしまったこともあり、その時は茹でたての空豆みたいな変なにおいが、何処から臭うんだろうという‥という感じでかなり不快な臭い方をするのです。

そういえば、夏頃、新聞の片隅に今年はカメムシが大量発生していて県内の果樹園に注意喚起しているという記事が載っていた記憶が‥。

でも、うちの周りに果樹園はないのだけど、やっぱり多いんでしょうね。

今年はちょっと注意していた方が良さそうです。

我が家では、カメムシというと、てんとう虫サイズの六角形の茶色の虫のことを思い浮かべていました。

うちの前がまだ雑木林だったころ、葛の葉っぱの裏によくくっついていて、時々洗濯物にくっついていることがあります。

小さいので、気がつかないでカメムシ付きのまま洗濯物を取り込んでしまうと、臭いの何のって。

身体は小さいくせに、大きなカメムシに負けないぐらいの臭さ。

しかも、この季節、てんとう虫みたいにカーテンの裏とかに紛れこんで越冬しようとしているらしい‥。

でも、家の前の雑木林が老人ホームになると、葛の蔓が伸びてくることもなく、てんとう虫サイズのカメムシは見かけなくなりました。

 

バッタやイナゴもよく庭にやってきます。

おんぶバッタって、なんとなく可愛いらしいイメージを持っていましたが、こいつら、とんでもないんですよ😅。

数年前、ちょっと高級品種のインパチェンスを植えたのですが、一向に株が大きくならずに貧弱な花壇のまま夏が終わってしまったことがありました。

ハズレの苗だったのか、植え方が悪かったのかなあ‥と原因がわからなかったのですが、ある時、ハイポネックス(液体肥料)を溶かした水をジョウロでたっぷりかけると、おんぶバッタのペアが、どの株にも住み着いていたようで、慌てて飛びだしてきました。

どうやら奴ら、インパチェンスを棲家兼食料にしていたようで、インパチェンスはそれで大きくなれないようでした。

バッタやイナゴの食欲、侮れません。

同じ昆虫でも、なめくじや芋虫が付いていたら、すぐに駆除するけれど、バッタは大目に見ていましたが、よく見ると葉っぱをがっつり食べていたんです。

今年、新たに気がついたのは、柿の木にもイナゴが来て葉っぱを食べていたこと。

柿の葉っぱって、結構厚みがあって硬いし、この季節紅葉し始めて黄色ぽいのに、美味しいのかなあ‥。

そのせいか、蜘蛛の巣も、結構高い位置に縄張り争いがあるかのように上手く張ってあります。

秋になると目立つのが女郎蜘蛛。

あの、赤と黄色と黒のシマシマのボディー、やっぱり不気味です。

 

今年は、春先にコンバットを仕掛けまくったおかげで、1番出会いたくない黒いあいつに遭遇していませんでしたが、先日、庭木の剪定をした時に、植え込みから飛び出して来ました。

家の中ではないので、お互いに逃げましたが‥(笑)。

茂みには、ムカデの姿も見えたので、こいつらだけは、絶対に家に侵入して欲しくないなあ‥と、やっぱり怖くて逃げました。

そして、秋になるとよく出没するのが、こいつ。↓。

カマキリにとっては、もう寒いんでしょうか。

網戸に張り付いて、家の中を覗きこんでいました。

今年は、近隣にスズメバチの巣はないとみえ、まだ遭遇していません。

このまま我が家の野生の王国にも無事に冬がやってきますように。