先日(9日)に放送されたNHK の番組のガッテン!のアサリ、久しぶりに興味しんしんでテレビを見ていた。
アサリの生態から、美味しく食べる方法を探したようで、私にとって『ふーん、そうなんだ』に溢れていたので備忘録として書き留めることにした。
❤️アサリの流通
アサリはかつては日本の沿岸に広く生息していたが、現在では、産地が限られ、トラックなどの陸上輸送で長距離輸送となるために、品質保持のための中継所がある。
そこでは、水温、海水の成分にも拘った施設で、アサリを丸1日、休ませてから流通させている。
産地から直接お店だと、地理的に時間がかかるところでは、アサリが瀕死のヘロヘロの状態で店頭に‥ということになってしまうのだとか。
🧡アサリの元気回復方法
中継所では、アサリにとって快適な水温、海水の成分になっており、アサリは水管と呼ばれる管を出して水中の養分を取りこんで元気を回復していく。
ここで元気を回復させて、スーパーなどに届けられる。
なので、スーパーで購入後、冷蔵庫保管するのは、水分の無いパック詰めにされて売り場の冷蔵ケースで我慢してきた上に、また家庭の冷蔵庫で寒い思いをさせるので、アサリにとっては過酷で体力消耗して、身が痩せてしまうのだそう。
💛家庭でのアサリを元気回復させ、おデブにする方法。
アサリの水管から、栄養分を補給できるようにするため、砂抜きをする時に、塩水に片栗粉をプラスする。
約3時間程度で、アサリの身がふっくらし、旨みや甘みに関するアミノ酸の量が4〜5割アップするとのこと。
実際のレシピとしては、
3%の濃度の塩水(500ccの水に対して塩15g=約大さじ1)
片栗粉大さじ1(小麦粉でもokだけど片栗粉の方がおデブになる)
‥を、よく混ぜて、バッドのような平たい器にアサリを並べて、ヒタヒタになるぐらい注ぐ。
新聞紙などで覆い冷暗所で3時間程度放置プレイする。
これで砂抜きと同時に、片栗粉を取り込んで、少し太るんだそう。
💚美味しいアサリ味噌汁作り方。
ポイントはアサリの高さの半分くらいの少ない水で火にかけて、加熱時間を短くすること。
熱源に近い下の殻の貝柱の力が早く緩み、早く口を開けてくれるので、加熱しすぎで身が縮むことを防ぐことができる。
アサリの口が開いたら、熱湯を注ぎ足して蓋をして2〜3分蒸らして味噌を入れて出来上がり。
番組は、こんなような内容だった。
貝の調理の際に砂抜きや洗浄を兼ねて唐辛子や、重曹などをプラスする習慣が世界中であるんだそう。
そこで、キッチンに普通にある食材をちょい足しして、番組では片栗粉に辿りついた訳なんだけれど、
番組の冒頭で、ゴマ油、カレー粉、カルピスマンゴー味をちょい足しして砂抜きをして、蒸したものをゲストが試食していた。
ゲストの反応は、ゴマ油は結構美味しいらしい。
カレー粉はカレー味に。
カルピスマンゴー味は、さすがに、マンゴー味で罰ゲームの趣き😅。
その際、アサリの水管が、塩水に溶かしたちょい足しした食材を吸い込む映像が流れて、その映像では、カツオ節がちょい足しされていて水管に取り込まれていた。
ゲスト達は、これは絶対美味しいよね‥という反応だったのだが、残念ながら試食にはなっていなかった。
なので、早速ためしてみた。
夫婦2人なので、アサリもほんの少し。
3%の濃度の塩水にカツオ節を少々入れ、バッドで蓋をしてキッチンで放置プレイすること3時間。
洗ってからお味噌汁にした。
味噌を入れる前に、口を開けたアサリを摘み喰いしてみると、ほのかにカツオ節の香りがする。
砂抜きをしている時、カツオ節を入れたのを分かっているから、香りを感じるレベルかもしれないけれど。
でも、お味噌汁は、いつもより美味しく出来た気はする😊。
次、アサリを買ってきたら片栗粉をプラスして砂抜きしてみようと思う。