駅からハイキング、すっかりハマっています😊
3回目の参加は、田町駅スタートです。
昨日は季節外れの暖かな1日で、気持ちの良いウオーキング日和でした。
コースの東京都港区の三田、白金、高輪界隈は、都心部、セレブな住宅街なのに坂道が多く、時々「ここは海抜◯m』という表示がありました。
海抜3m台から30m台ぐらいの表示を見かけ、意外とアップダウンのあるコースでした。
スタートのJR田町駅。
駅の改札を出たところに、駅からハイキングの受付があり、カード(初めて参加の場合は直ぐに無料で作ってくれる)をカードリーダーに通し、本日の地図を受け取ります。
田町駅の周りは大きなビル群のオフィス街、在来線や新幹線の通過を見ながら歩くと、すぐに最初のポイントに着きました。
①本芝公園。
フツーの公園です。(笑)
JR線路沿いにある公園で、一帯はかつて海岸で、運河を埋め立てて作られた公園。
(水が抜かれていたけれど)噴水や船の遊具などが設置されていました。
②薩摩屋敷跡。
え‥これだけですか?(はい、そうです。)
生垣にポツンと建っていた石碑のみでした。
跡地には、(この生垣の向こうには) NEC本社ビルやホテルが建っています。
しばらく歩くと、東京タワーが見えました。
スカイツリーもいいけれど、東京タワーも間近に見えると嬉しくなります😊
ここは、コースポイントではないのですが、なんだかステキ。
綱町三井倶楽部(つなまちみついクラブ)です。
一般公開はされておらず会員制で、三井グループ各社関係者の為の迎賓館といったところでしょうか。
この門の向こうにはステキな建物、庭園があり、レストランやウエディング会場となっているようです。
会員の紹介が有れば、一般の方でもレストラン、ウエディングの利用は出来るようです。
この変わった形の建物はクエート大使館。
このあたりは、大使館がいくつかありました。
思いのほか、坂道が多く、脇道に入るとかなりの急坂や、斜面に強引に建てたのか、道路の高さが2階のお宅などがありました。
坂に名前がついていて、いくつかこのような案内板が建っていました。
慶応義塾大学です。
道路を挟んで慶応義塾中学がありました。
大学の方は、裏門も警備員が立ち、入れないようにしていました。
多分入り口を一箇所にして検温とか、コロナ対策をしているのでしょうが、人の気配が殆どしていません。
対面での講義はまだ少ないのでしょう。
今年の新1年生は、まともなキャンパスライフが送れず、可哀想です。
③亀塚公園。
元々は上野沼田藩の下屋敷。その後、皇族華頂宮家の屋敷として使われた邸宅となり、更に空襲で破壊された後、庭園を再整備し公園となったそうです。
園内には円柱状の盛り土があり、亀塚の由来の1つとなっていますが副葬品などは見つからず古墳とは判定されていないそうです。
かつては、この場所から東京全体を見渡せ房総半島も見えたそうです。
この緑豊かなスペースは高松宮邸。
本日の駅からハイキングの中間地点の清正公前です。
地下鉄南北線の白金高輪駅近くの、国道1号線の大きな交差点の名前が清正公前。
そこに佇む立派な山門は、覚林寺。コースポイントではありませんが立ち寄りました。
清正公って加藤清正?白金に縁があるの?‥と、歴史の造詣が殆どない私は(笑)、不思議な気持ちで立ち寄ると、まず「きよまさ」ではなく、「せいしょうこう」と読むのだそうです。
日蓮宗の寺院の覚林寺は、地域の住民からは『清正公さま』と、呼ばれ、勝負の神様として信仰を集めているそうです。
この地はかつて肥後熊本藩主細川家の中屋敷があり、覚林寺には加藤清正の位牌や像が祀られいることから「せいしょうこう」と通称されているとのことです。
④港区立郷土歴史館。
残念ながら毎月第3木曜日が休館日とのことで、お休みでした。
この建物は公衆衛生院として建てられたもので、歴史的にも貴重な建物を保存改修して郷土歴史館を中心とした複合施設となっているそうです。
写真には写っていませんが、左隣りには、東京大学医科学研究所があり、対になって建てられていたので、最初は病院の一部かと思っていました。
結婚式場で有名な八芳園。
敷地内に広い庭園があり四方八方何処を見ても美しいに由来する名前なんだとか。
なんとオサレなキャンパスなんでしょう。
庭の中心にあるモミの木(だと思う)は、もう少ししたら、イルミネーションを楽しめそうな雰囲気ですね。
明治学院大学の創始者はヘボン式ローマ字のヘボン博士なんですって。
この変わった建物は高輪消防署。
文字の表記も右から左だしとってもレトロな建物です。
交差点名は高輪警察署前になっていましたが、写真右手の茶色のビルが警察署です。
高輪警察署の隣に建つこの立派な山門は高野山東京別院です。
コースポイントではありませんが立ち寄りました。
慶長年間(1596年ー1615年)に、高野山の江戸在番所として浅草に創建され、その後現在地に移転したとのこと。
予約無しでお写経も受け付けているようです。
御朱印を頂きました。
⑤高輪神社
高輪一円の総鎮守社。
もう、ゴールの高輪ゲートウェイ駅が第一京浜の向こう側に見えます。
⑥高輪大木戸跡。
本日2回目の、え‥これですか?(はい、そうです)
この看板が無いと何だかわかりません。(笑)
第一京浜沿いにある盛り土、それも草ぼうぼうで、台風か何かで、松の木は倒れているし‥。
ここは、東海道における江戸府内の出入り口として700m北に芝口門が設けられ、その後、高輪に移転して高輪大木戸と呼ばれたそうです。
当時は街道の両脇に石垣が作られ、間に柵と門を設置して治安の維持と交通規制の役割を果たしていたそうです。
伊能忠敬は、ここを全国測量の基点としたとされ、『江戸への出入り口(ゲートウェイ)』ということで、最寄り駅となる新駅の『高輪ゲートウェイ駅』の名前の由来となったそうです。
(‥と、コース地図に解説してありました。)
ゴールの高輪ゲートウェイ駅です。
駅の作りは1階が京浜東北線と山手線のホーム。
2階が改札口、無人のコンビニ、トイレ。
3階にスタバが入っていました。
隈研吾氏の設計の天井が高い、ガラス張りのような開放感のある近未来っぽい駅です。
駅周辺は絶賛再開発中という感じで、見事に何もありません。
第一京浜を渡った高輪方面に行けば、お店はあるという感じです。
駅からの眺めは良く、鉄ちゃんでなくてもしばらく眺めていたいと思うほどです。
時刻は12時半過ぎ、3階のスタバで、電車を見ながら軽食でも‥と、思ったのですが、駅構内に入ってしまうと行くことができず、断念。
平日の昼間で、比較的空いている時間帯のようで、ゆったりとした雰囲気でした。
多分色々な実証実験の場なのでしょう。
案内ロボットや無人コンビニが当初話題になっていたので、無人コンビニで買い物してみました。
ガラス張りの小さな店舗のコンビニは、店員さんの姿がありません。
お店は入り口にゲートがあり、1人ずつ入場するようにと書いてありましたが、広くはなく、品数も多くはありません。
なのに、私のような野次馬根性の人が常に数人いて、無理矢理買い物しているという雰囲気でした。
(常に野次馬客?がいるので写真が撮れませんでした😅)
レジは、最近大きめのスーパーでは見かけるようになったセルフレジで、自分で商品のバーコードを読ませて支払いは電子マネー、交通系ICカードのみです。
私も無理矢理、ハリボーのコーラグミを購入し、Suicaで決済しました。
万引き犯対策は、カメラで監視しているのかもしれませんが、無人コンビニ初体験でした。
とりあえず、京浜東北線に乗って帰路に着きましたが、上野駅手前で電車は急停車。
近隣の駅近くで線路に人が立ち入ったとのことで、安全確認の為に電車は上野駅で運転打ち切りになり、しばらく殆どの路線で運転見合わせになってしまいました。
(電車は人身事故ではなかったので、酷い遅れになることもなく運転再開になりました。)
今回はカキフライとモツ煮定食。美味しゅう頂きました😊
本日の歩数19928でした。