今週のお題「ごはんのお供」
ごはんのお供といえば、やっぱり明太子。
最後の晩餐だとしても、白いごはんと明太子。
ホントにホントに最後なら、魚沼産のコシヒカリと特上の明太子‥。
なーんて妄想しているけれど、私、白いごはんloveで、お供が無くてもいいぐらい。
これだから、炭水化物を抑える系のダイエットは、敷居が高すぎる。
夫は、逆で、ごはんだけなんてありえない‥と思っているタイプ。
『何でもいいよ。』と、言っている割には、漬物は臭いから嫌だとか、納豆の気分じゃないとか、ごま塩と海苔はいよいよ何もない時の最終兵器とか、実はちょっとめんどくさいヤツ。(笑)
こんな夫婦のあいだに生まれた2人の息子も正反対の好みで笑える。
次男は、割とストライクゾーンが広く、目先の変わったモノでも面白がって食べてくれる。
でも、ちゃんとおかずがあっても、ごはんだけでは嫌なようで、ふりかけ、梅干し、納豆、しらす干し、海苔‥など、テキトーに冷蔵庫を漁って、日替わりで食べている雰囲気。
基本的には、味がついたごはんloveで、炊き込みごはんの日は大人になった今でもVサインしている。
長男は、白いごはん一択。
ごはんのお供が無くてもいいタイプ。
幼稚園の卒園アルバムに好きなごはんは?という項目があり、焼肉とか、お寿司、チキンなどが並ぶ中で、彼は頑なに『白ごはん』
実家の母には、ちゃんとご飯食べさせてもらえないみたいね‥なんて言われたけれど、うちでは「渋いねえ」と、大笑い。
その時のこと、私もまだ覚えていて、担任の先生が、アルバムに載せるコメントが、他の子供たちはご馳走系が並ぶのに、『白ごはん』でいいのかと、迷われていたようで、わざわざ事前に教えてくれていた。
白いごはんloveな私は、『私もそうかも‥。』ぐらいにしか思わず、逆に何が悪いの?と思っていたほど。
でも、炊き込みご飯を作ると、長男はあからさまにガッカリしていたのが困りもの。
次男は炊き込みご飯loveだし。
炊き込みご飯を作る時は、長男に冷凍してある白いごはんを解凍する?と声をかけると、炊き込みごはんがそこまで嫌なわけではなく、がっつり食べていたので、真性の白ごはんloveなんだと思う。(笑)
と、いうわけで、改めてごはんのお供は‥と考えると悩ましい。
普段の食事では、お魚とかお肉とかフツーにおかずがあれば、ごはんのお供なんて意識したことがない。
食欲がない時は‥。食欲がない時がないから思い浮かばない。(笑)
‥と、言いつつも、ごはんのお供は小鉢に盛ると、一品っぽくなるから、もしかしたら結構冷蔵庫に常備しているほうかもしれない。
梅干し、納豆、海苔、しらす干し、鮭フレーク、瓶に入ったメンマ、ペースト状の海苔は常備品。
そこに気が向くと、黄金イカ、松前漬、べったら漬、を時々買ってくる。
べったら漬や、大根の漬物は、冷蔵庫じゅうが臭くなるので、夫は大騒ぎ。(笑)
去年は、タッパーで少量の糠漬けを漬けていたが、ごはんのお供を普段から意識していないうちの家族は、あまり食べてくれず、いつしか存在を忘れてタッパーを開けるのが怖くなる。
今年も早々と、糠床さん、ごめんなさい。‥と、なってしまった。
お漬物は、あまり人気がない我が家だけど、以前、家族旅行で出かけた旅館の朝ご飯の浅漬けがすご〜く美味しかった。
まさに『ニッポンの朝ご飯』という感じで、ちっちゃな焼き魚と味噌汁にご飯が基本で、煮物や、佃煮、浅漬け、納豆などは好きな小鉢を選び放題というスタイルだった。
普段、漬物をあまり食べない我が家も、とりあえず手にした浅漬けがことのほか美味しくて、思わず旅館の売店で、漬物を買って帰ったほど。
こんな感じで、時々、ごはんのお供のマイブームがおきるけれど、すぐにそのブームは去ってしまう我が家。
直近では、きゅうりと山芋の浅漬け(浅漬けの素でもみもみしただけ)だけど、すでにブームが去ろうとしている。
やっぱり、明太子かなあ。
明太子と白いごはんを想像するだけで、『パブロフの豚』いえ、『パブロフの犬』になってくる。
でも、よくよく考えると、明太子ってちょっとお高い。
おデブな明太子を一腹買うとそれなりの値段になる。
しかも、一口大に切って食卓にでーんと出せば、あっという間になくなってしまう。
飽きるまで食べることがないから、永遠のごはんのお供の座に着いているのかもしれない。