先日、久しぶりに川越の街を散策してきました。
用事を済ませてから、お昼も過ぎているし店も空いているかな‥ということで、のんびりランチと周辺を散策という感じです。
今年は、コロナのせいで、なんとなく外食も憚られ、1月に家族揃ってご飯食べに行ったきり、今年2回目。
‥という訳で、ちょっと贅沢しちゃおうか‥と、遅めのランチはうなぎ屋さんに。
川越では有名なうなぎ屋さんです。(いちのや)
時刻は1時半過ぎ、駐車場も半分以上空いているし、平日だし、‥と思って店に入ると、
1組、順番を待っていている方がいました。
でも、すぐに席に案内してもらえました。
お昼時に行くと、沢山の人が待っていて、普段は写真なんか撮れませんが、さすがに時間を外すと、こんな感じです。
店の外観のイメージより意外と中は広く、通路に沿って個室になっていますが、全部うまっていたので、今日の席は大広間のようです。
ここで、靴を下駄箱に置き、写真奥の広間へ。
畳敷の広間に背丈の低めの椅子とテーブルの席になっていました。
コロナへの配慮で、対角線上に座るように誘導されるようなテーブルセッティングになっていました。
それにしても冷房がちょっとキツめ。
でも窓を少し開けてあり、部屋の隅に場違いな換気扇が設置してあり、扇風機が上向きで設置してあったので、空気の通り道を作って換気をよくしているんだろうな‥という感じでした。
この日は、未だ梅雨明けしておらず、外は我慢出来る程度の蒸し暑さでしたが、暑さ本番の夏は、換気しながらの冷房って効率悪そうですね。
メニューはこちら。
うなぎってやっぱり高級品。
でも、スーパーのうなぎでも国産品を選ぶとハーフサイズで1000円ぐらいしてしまうので、それを思うと妥当な値段なんでしょうね。
夫は、もしも『最期の晩餐』だとしたらうなぎ一択なほど大好物なので、殆ど値段を見ることなく『美味そう💕』と、即決でした。
ちょっと奮発した、うな重ランチ、美味しゅうございました💕
実は、川越へは年に数回行くのですが、観光地として有名な川越へはかなり久しぶりでした。
コロナ前は、常に大混雑していた小江戸、川越。
蔵造りの商家が立ち並ぶ街並みは、小江戸として多くの観光客を呼び込みます。
我が家からは、渋滞にハマらなければ、30分ぐらいで行ける距離なのですが、何しろいつも混んでいるという印象でした。
よくテレビで紹介される街並みも週末は常に渋滞し、その同じ道は観光客で溢れかえり、歩くのも運転も大変という状態です。
せめて週末ぐらい、蔵造りの通りだけは歩行者天国にすればいいのにね‥と、思っていたのですが、バイパスになる道がなく無理なんだとか。
それに駐車場も少なくて、休日に空きを見つけたら四つ葉のクローバーを見つけるほどラッキーという感じ。
電車で行くとなると、我が家は小一時間かかってしまうし‥。
という訳で、うちにとっては、近いけれど気持ちは遠くて、今までは双方の実家の親が遊びに来た時にわざと中途半端な時間に行くような場所でした。
それに近年は、人、人、人で凄いことになっていたし‥。
会計を終えて、お店の駐車場には車が数台という感じでした。
そこで、お店の人に、『近所を散策してから帰りたいので小一時間、車を置かせて下さい』と声をかけてから、久しぶりに川越の街を歩きました。
狭い街といっても小一時間で行けるのはほんの一部ですが、気分はしっかり味わえます。
双方の実家の親が元気だった頃、わざわざ中途半端な時間にお店に入り、うなぎを食べて散策した懐かしいルートです。
川越といえば、蔵造りの街並み、時の鐘、菓子屋横丁、喜多院が観光の鉄板ルートですが、
とりあえず時の鐘を目指して歩きました。
これが川越のランドマークタワー(?)の時の鐘。
今でも1日に4回、鐘を鳴らしているそうです。
時の鐘、正面です。
奥に薬師神社があります。
こんなに空いているなんて、やっぱりびっくりです。
GO TO キャンペーンは時期尚早だと思っているけれど、観光業界も大変だよね‥と思わせられます。
電線も地下に埋めて、郵便局も街並みに溶け込むように配慮されていました。
一応、世間では夏休み期間なので、チラホラ観光客の方が、食べ歩きしながら散策を楽しむ姿を見ることができましたが、空いているから久しぶりに散策したくせに寂しくも思いました。
小一時間で、散策を終えて駐車場に戻り、束の間のレジャー気分を味わった1日になりました。
つくづく、コロナが早く終息して安心して旅行を楽しめる日が来て欲しいと思います。