数日前、キッチンガーデンもどきを作りました。
玄関の横なんですが、今まで植わっていた沈丁花がなんと、突然死。
沈丁花は、10年ぐらいで突然枯れてしまうことがあるそうです。
で、その空いた場所をどうしようかと思っていたら、近くに植えてある梅の木にアブラムシが大発生して、かなり大胆に切ったので、やたらと陽当たりが良くなりました。
一応、玄関の横だし、家の顔だし、夏の草花で花壇を作るつもりでホームセンターに行ったのですが、時期が中途半端なのか、花の種類もイマイチで、
気がつくと、トマト苗、バジル、マリーゴールドでキッチンガーデンにしよう!
ついでに蚊避けになるという植物も植えてみようかな。
‥という買い物をしていました。
更に、瀕死のメロン苗が「持ってけ!ドロボー価格」の100円になっていて、私に救いを求めているような気がして(笑)、ついついカゴに入れてしまい、オシャレのカケラもない花壇の出来上がり。
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今は、猫避けのトゲトゲが敷いてあってイマイチな見栄えだけど、数ヶ月後には、きっとトマトとバジルがお料理に使えるようになっていて、
マリーゴールドも大きくなって花も楽しめる‥はず。
一応、この組み合わせは、コンパニオンプランツと言って、近くに植えてあると、お互いに成長を助けたり、害虫を防いでくれたりするんだそうです。
更に、瀕死のメロンの恩返しで、甘いメロンが収穫出来たら嬉しいなあ😊
‥などと妄想を膨らませ、玄関横にミニ畑が出来ました。
ところが!
植えてから数日なのに、マリーゴールドが枯れそうになっていました。
実は、うちはマリーゴールドと相性が悪く、その昔、沈丁花を植える前に花壇にしていた頃も、何故かマリーゴールドだけ途中で枯れてしまうのです。
土との相性が悪いのかな‥とか、夜盗虫という芋虫のせいかな(時々見かけていたので)
などと想像はしても、小さな花壇に消毒の殺虫剤を撒く気になれずにいました。
今回は、花壇にしては花も少ないし、十分見守ることが出来ると思い、いわばリベンジ、マリーゴールドだったのですが。
見事にやられています。
良くみると、キラキラ光る銀色のスジが。
犯人は、なめくじorカタツムリが濃厚です。
でも、不思議なことに殆ど姿を見ないんですよね。
雨上がりにちっさななめくじをたまーに見るぐらい。
とは言ってもなめくじって夜行性で昼間は上手に潜んでいるそうなので、油断なりません。
かつて、友人がやはり花壇になめくじが発生して、普段は見かけないのに罠を仕掛けたら、びっくりする程、退治出来たと言っていたっけ。
その友人の使った罠は、植木鉢の水受けなどの皿にビールを入れて少量の殺虫剤も入れておく。それを夜、花壇に置いておくと、なめくじはビールを飲みにやってきて水受けの皿の中でビールで溺死‥というもの。
時々、ビールを飲み逃げする奴がいるから殺虫剤を溶かしておけば完璧なんだとか。
でも、夜は決して見ないで下さい‥というほど恐ろしい状況になっているそう。
ビールはゴキブリも大好物らしくて、必ず奴が居るんだそう。
で、翌朝、溺死したなめくじを回収しておしまいなんだけれど、イカの塩辛そっくりで、しばらくは、塩辛を見るのも嫌になるんですって。(笑)
そもそもうちはお酒をあまり飲まないし、ビールは余程暑い時に夫用にたまーに買ってくる程度。
なめくじの為にビールを用意するのもなあ‥と思い、なめくじ退治の置き型の殺虫剤を買ってきました。
その商品の箱には、一晩で退治してくれると書いてあるし、期待できるかな。
商品の箱の側面には使用上の注意が書いてありますが、ペットが食べないように気をつけて‥とか当たり前のことが書いてあります。
万が一食べてしまうと死んでしまうこともあるとのこと。
うちはペットを飼っていないけれど、やっぱり殺虫剤とはいえ、強い薬なのかな。
そして、翌朝。
一言で言うと、『ぎゃあああああ』
何処にこんなに潜んでいたの?
一応写真撮りましたが、閲覧注意です。(笑)
ハウスの中に誘引されてくれるはずなのに、 中は満員御礼、3密状態なのか、ハウスの周りに沢山転がっていました。
悪趣味だと思いつつも写真撮りました。
朝1番に新聞をポストに取りに行った時にチラッと見た時は、ハウスの周りが銀色のネバネバでキラキラ光っていましたが、数時間後の写真では、朝陽で、なめくじもろとも干からびていました。
もしよかったらご覧ください。(笑)
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マリーゴールドちゃん、なめくじの餌にされて瀕死状態ですが、
きっと元気を取り戻してくれると思います。
今まで、マリーゴールドだけは相性が悪いと思い込んでいましたが、
こんなに沢山のなめくじが潜んでいたなんて衝撃でした。
園芸をよくされる方にとっては、『そんなことも知らなかったの?』レベルのお話ですが、
芋虫や毛虫の姿が見えないのに、植物が被害に遭っている場合、なめくじを疑ってみて下さい。
これから、割り箸 とビニール袋を持って奴らの回収に行きますが、やっぱり苦手です。