もう、幸せすぎる💕
と、ある農協の直売所に久しぶりに行った。
ジャム用いちごつみ取り100g60円!の貼り紙を発見。
気分は苺農家?
4パック入るいちごのダンボール箱を受け取り、早速ハウスの中へ。
昨日は、3月並みの気温で、しかもどんより曇り。
今週は曇天続きで苺の色付きはイマイチですが‥とのことだったが、
そんなことない!
ハウスの中は夫と私だけで、実は、2、3個つまみ食いしたけれど、箱を抱える腕が疲れるほど、苺を摘みとった。
ね、立派でしょう。
このハウス、ゴールデンウイークぐらいまでは、いちご狩りをやっているところ。
この季節になり、苺も不揃いになってくると、期間限定でジャム用いちごの摘みとりをするらしく、無くなったら、おしまい。
だから、ハウスの中は、ちょっとさびしい。(笑)
もう、苺棚は、スカスカになっていて、時折、立派な苺がこんにちはという感じ。
今年は、コロナのせいで、いちご狩りもシーズン半ばで中止になっていたし、思いがけず、いちごのつみ取りをすることが出来てラッキー。💕
箱いっぱいになったいちごを、受付に持って行き、お会計。
さあ、いくらでしょう?
なんと、3980円!
60円で割り返すと、約6.6kg。
多分、人生で一番、いちごの爆買いをしたかもしれない。(笑)
今日は、ボールいっぱいにいちごを盛って、『さあ、好きなだけ、食べて』が、出来るゾ。(笑)
いちごと言えば、もう20年以上も昔、初めてここへいちご狩りに来たことを思い出す。
当時、幼稚園児の息子達にとっては、いちごの食べ放題というのは、夢のような世界。
30分の時間制限があったが、兄弟喧嘩をする時間も惜しみ(笑)、幸せそうに食べることに集中していた。
その当時でも、いちご狩りの入場料は、家族4人で、5000円以上だった記憶があり、30分のお楽しみに5000円は、高いよね‥と、思ったものの、
あんなに幸せそうに食べてくれると、某クレジットカードのコマーシャルじゃないけれど、
『経験はプライスレス』みたいな気持ちになったなあ‥と、思い出した。
で、この話には続きがあり、
『また、行きたい』攻撃を息子達が頻繁に仕掛けて来た。
あの幸せそうにいちごを頬張る姿を思いだし、じゃあ、行こうか‥ということになった。
その日は、時折、粉雪がちらちら舞うような曇天の寒い休日で、車で30分ぐらいの距離ということもあり、お昼ご飯を軽く食べてから出発した。
思いのほか、駐車場が混んでいたが、農協のいちご狩りの受付に申し込みに行くと、
この週は、天気が悪かったこともありいちごの色付きが遅れていて、更にお客さんが多くて‥。
午前中のいちご狩りのお客さんが、殆ど食べ頃のいちごを食べ尽くしてしまったとのことで、
急遽、受付中止にしたという。
弾むような足取りで、頭の中はいちごでいっぱいだった息子達、特に次男はショックのあまり、その場に立ち尽くし大粒の涙がポロポロ。
長男は、すぐに頭を切り替えて、『お土産のいちご買って帰ろうよ。』と、品定めをしていた。
とにかく、次男の様子に、受付のおばちゃんも気の毒に思ったらしく、ごめんね‥と必要以上に謝ってくれたのだけど次男の涙は止まらない。
こういう奥ゆかしい姿に弱いんだよな‥と、(客観的に見ると、ただの親バカなんだけれどね。)夫は、お土産用のいちごを入場料と同額ぐらい買って帰ろうと、提案した。
こんな時、普段の私の買い物パターンが如実に現れるとというか、長男は、2パック選んでご満悦。(そう、いちごは高いから、いつも多くても2パックしか買わなかったのだ。笑)
でも、夫が4パック入りのいちごの段ボールを2つ抱えて会計に並ぶと、
2人とも満面の笑みに変わった。
そして、何処にも寄り道せずに速攻で帰宅し、贅沢にも、買ってきたいちご8パック、全部洗って大皿に盛って『さあ、好きなだけ食べていいよ。』
結局、あっという間に食べ尽くし、大満足の1日になった。
それ以降、ちゃっかりものの長男は、いちご狩りのいちごより、ちゃんと冷えていて美味しいから、今度は、こっちのいちごでいいよ。』なんて言う。
次男も、多分かなり満足したみたいで、『いちご狩り行きたい攻撃』は、その後、なりを潜めていた。(笑)
今回は、その時の倍ぐらいの量をお得にゲットしてきた。
両隣のお隣さんにお裾分けしても、まだいっぱいある。
今朝も大き目のボールに山盛りにして、朝から『好きなだけ食べて』と、でーんとテーブルの上に置いた。
その昔の時のいちごはお土産用の立派な苺で、今回の苺は、大きさも不揃いだけど量だけは負けない。
あと、数回は、大皿盛りで、『好きなだけ食べていいよ』が出来そうで、嬉しい💕