昨日、映画版のキャッツを観てきました。
キャッツって有名で人気のあるミュージカルですが、実は私、観たことがなく、映画化されるというので、楽しみにしていました。
封切り初日とのことで、自転車でかっ飛んで近所のイオ◯シネマへ。
相変わらず空いていました。
平日だから?
キャッツって映画版はイマイチ人気がないのかな?
もっとも、この10年で、私の住んでいる地域には沢山のシネマが出来て、最初に出来たので古いということもあるからかな?(ということにしておこう。笑)
スケジュールの都合で吹き替え版のチケットを購入。
席は選び放題で申し訳ないぐらい。吹き替え版では最初の上映ですが、お客さんは10人ぐらいだったかも。
おかげで、他人の気配を感じることなく映画に没頭出来ました。
感想は‥というと、なんか気持ち悪いというか‥。
役者さん達の歌と踊りのパフォーマンスはやっぱりすごい。
猫のようなしなやかな身のこなし、思わず見惚れてしまうけれど、なんか気持ち悪い。
舞台だったら、役者さん達の足音、息つかいが伝わってきそうなものだけど、それが無いからなのかな?
特殊メイクも見事なんだけれど、かえって気持ち悪さを感じてしまいました。
舞台であれば、そんなに細かいところまで見えないけれど、映画だと、役者さんが身体にぴったりの猫の毛皮のスーツを着て、顔は猫メイクに塗りたくり、CGも合わさって耳が微妙な動きをしたり‥。
役者さんの顔、表情の人間っぽいところと特殊メイクの猫メイクが合体している気持ち悪さなのかな‥。
何だか悪口ばかりになってしまいましたが、ミュージカルとCGの合体は見事。
そもそもしっかりとしたストーリーがあるというほどではなく、
個性の強い猫達が自分の個性や才能を誇示しながら踊って歌うミュージカル。
年に1度ロンドンで暮らす猫達が一堂に会して、舞踏会で、新しく生まれ変わることが出来る1匹を猫の長老に選んでもらう。
インチキをしてまで選んでもらおうとする猫の妨害あり、個性豊かな猫達のパフォーマンスあり、ドタバタあり‥。
舞台だったら細かいところが良く見えない分、ファンタジーの世界の世界に没頭出来たのかもしれないという気がします。
好き嫌いがくっきり分かれそうな作品という感じです。
でも終盤になって、あの有名なバラード『メモリー』が歌われると、思わず涙がポロリン。
決してストーリーに感動している訳ではなく、きっと年齢。(笑)
純粋に曲を聴くだけで涙が出てくるとか、中島みゆきの曲がヤバイとか‥のあの感覚です。(笑)
やっぱり、劇団四季のキャッツを観たいなぁ。
‥と、おばさんの井戸端会議っぽい感想でしたが、週末は映画館混雑するかな。
平日とはいえ、封切り初日であんなに空いていたことの方が気になっています。