はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

なんちゃって水信玄餅。

 

少し前の新聞、日曜日にオマケのようについてくる新聞に、水信玄餅の記事があった。

あの有名な桔梗信玄餅の会社が作った新しいスイーツに興味しんしん。

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読売新聞 日曜版よみほっと 6月23日の一面です。

 

 

桔梗信玄餅は、餅米粉の菓子。

ひとつずつ個包装されていて、黒蜜ときな粉がセットされていて自分でかけて食べる、人気のお菓子。

最近では、工場のアウトレット品の詰め放題がバスツアーで組み込まれていたりするほどの人気っぷり。

アウトレット品と言っても、どこがアウトレット品質なのかわからないほどで、うちもかなり前だが、詰め放題目当てにこの工場に行ったことがある。

場所は、山梨県北杜市。うちからは充分日帰り圏内だけど、早く行かないと、売り切れごめんらしいので、朝1番に行く為に前日から近隣を観光して1泊で出かけて、パズルのように袋に信玄餅を詰め込んで、大満足だった。

 

信玄餅というのは、お餅の代わりに寒天で固めたほんのり甘い水に、黒蜜ときな粉をかけて食べる。

この工場のある地は甲斐駒ケ岳の麓で名水で名高く、名水を生かした商品を作ろうということで6年前に誕生したとのこと。

寒天の量が絶妙で、まるで大きな水滴のような球体で、透き通っていてぷるんぷるん。

でも、容器から出すとすぐに水が抜けてしぼみはじめるので、賞味期限はなんと30分。

6月から9月の土曜、日曜日に店舗限定で出されているが、既に、清涼感のある幻のスイーツとして、ネットなどで評判が広がり、新名物になっているとのこと。

新聞でも紹介されちゃったから、やっぱり行列必至かな。

味は充分に想像できるけれど、食べてみたいなぁ。

 

 

 

とりあえずは、ほんのり甘い砂糖水の寒天を作って、きな粉と黒蜜で、「なんちゃって水信玄餅」だよね。

材料は至ってシンプルだし作ってみようかな。

‥ということで、チャレンジしてみた。

 

❤️粉寒天で作る、なんちゃって水信玄餅❤️

作り方は、水に何とか固まる量の寒天を煮溶かして、砂糖を加えて冷やす。

ポイントは、寒天の量と、寒天を先に溶かすこと。

文章にすると、簡単だけど、絶妙な寒天の量が難しい。

多すぎると、みつ豆の寒天みたいに白くなっちゃうし、舌にザラつき感がある。

粉寒天の袋に書いてあるレシピを参考に加減してみたけれど。

粉寒天は1グラム強で良さそうなんだけれど、うちのはかりはアナログなので、そんな1グラム単位で測れなかった。(笑)

粉寒天  小さじ1

砂糖 大さじ1弱

水  400cc

という、量で、なんとか透明で、ほのかに甘い水滴寒天が出来た。

けど、写真撮ろうと、モタモタしている間にしぼみ始めてしまった。

シンプルなだけに、やっぱり難しい寒天の量。

そりゃそうよね、菓子職人が、考えたデリケートなスイーツですもん。

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白い器で寒天を固めました。量は約100cc。ふるふるな食感でしたが、どんどん崩れていきます。食感はOKだけど、見た目は△かな。

 

それなら、ゼリーの方が簡単そう。白濁することはないしね。

と、いうことで。

 

🧡ゼリーパウダーで作る、なんちゃって水信玄餅🧡

ゼリーパウダーは、火にかけ過ぎると、固まりにくいらしいので、砂糖を水に煮溶かしてから、あらかじめ水でふやかしておいたゼリーパウダーを溶かして、冷やす。

ポイントは砂糖が溶けたら火からおろして、ふやかしたゼリーパウダーを溶かすこと。

ゼリーパウダー  大さじ1強(大さじ2強の水に振り入れてふやかしておく)

砂糖   大さじ1

水  400cc

ゼリーだから、綺麗な透明の球体になったけれど、やっぱりゼリーパウダーの量が肝。

デジタルのハカリを買わないと、作る度に、ゼリーのプルプル感が違う。

あんまりしっかり固めても、見た目は綺麗だけど、食感はね‥という感じ。

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ゼリーパウダーの方が、見た目は透明でぷるんぷるん。葉っぱは、庭で勝手に生えているミントを添えてみました。

 

本家本元の水信玄餅を食べたことがないので、ゼリー好きなら、それなりに美味しい。

自画自賛だけど(笑)、桔梗信玄餅に食感は近く、こちらの方が寒天より扱いは楽なので、夏の桔梗信玄餅として、いかが?と、売り込もうかな。(笑)

でも、やっぱり、山梨県の金精軒製菓(桔梗信玄餅と水信玄餅を作っている工場です。)まで行って、食べたいなぁ。