はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

子供部屋おじさん。

次男が近頃、断捨離を始めた。(笑)

『僕も社会人4年目だし、異動だってあるかもしれない。次は独身寮か一人暮らしかもしれないから、身軽にならないと。』

‥なんて、言っている事は立派なんだけどね。

休日はやりたい事だらけ。

天気が良ければ、弾丸旅行に出かけ、疲れが溜まっている時は爆睡のちオンラインゲーム。

ご飯とトイレ以外は部屋にこもりっぱなし。

結構『口先男』で、「ありがとう」「嬉しい」「助かる」をうまい具合に散りばめるもんだから、こちらもついついお世話してしまう。

しかも、断捨離は案の定1ミリも進んでいない。

 

長男は社会人5年目。

彼は全国ベースの転勤族で2年前地元に戻る異動があり、近くで1人暮らし続行中。

時々帰ってきては、次男をからかっている。

『お前、家にいくら入れてんの?』

『3万』(キリッ)

『少な。光熱費と食費、独身寮に入ってももっとかかるんじゃね?お前みたいなのを子供部屋おじさんって言うんだよ。』

 

子供部屋おじさん。

小学生からの学習机がある。フィギュアとかの趣味のモノが並び、主に実家暮らしの未婚男性のことを指す、最近出てきたワード。

所謂、パラサイトシングルの新しい呼び方。

ちゃんと職に就いているから引きこもりとは一線を画しているらしい。

確かに、学習机こそ買い替えているものの、パソコン、ゲーミングパソコン、プレステが並び、(変な)鳥のフィギュアも少々。

見かけは立派な子供部屋おじさんのインテリア。(笑)

でも、次男は、全く気にしていない。

『だって、ご飯、お風呂、Wi-Fi付きで、洗濯もして貰えるし、冬なんて暖かい部屋にすぐ入れるしやっぱ、いいよね。』

『M(お兄ちゃんのこと)みたいに給料良くないしさ。』(と、相手の攻撃を緩めそうなワードも忘れてはいない。)

 

でも、長男のマンションを見たり、身近な友人が1人暮らしを始めたはなしを聞くと、心が動くらしい。

最近は事あるごとに、次の異動次第では1人暮らしの可能性を口にしているが、その都度反応しているのが、夫。

『うちに居た方お金貯まるし、楽だぞ』

『ゲーム、一緒に出来ないじゃないか。』

などと、半分本気、半分冗談で、引き留めようとしている。

私も人のことを言えないけれど、子離れが出来ていない。

もし、彼が1人暮らしを始めたら、5時半に起きなくてもいいし、晩御飯の用意も楽になる。

だけど、スマホやパソコン、タブレットの困りごとが起きた時困るしなあ。(笑)

やっぱり、寂しい。

でも、きっと神さまが、(困った時だけすがっている無宗教の神さまです。笑)

1人暮らしの必要があれば、そうせざるを得ない異動があるだろうし‥と思っている。

まだ、年齢的には『子供部屋お兄さん』だしね。

それより、断捨離、忘れないでね。

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アジサイ、一気に色付いてきました。