はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

ジューンブライド。

ちょうど1年前の今日、姪っ子ちゃんが結婚式を挙げました。

場所は、明治神宮

参拝者は外国人観光客が半分以上って感じで、花嫁さんを見つけると、一斉にスマホを向けて撮影大会と化します。

きっと見ず知らずの外国人さんのSNSにjapanese花嫁とか、ハッシュタグが付いてネットの世界に漂っているんでしょうね。

明治神宮側も、中庭の一部で衣装の最後の整えを見せものにするかのような演出さえありましたが、姪っ子ちゃん、嬉しそうにずーっとニコニコしていて、見せものでもなんでも幸せモードに溢れていて、それはそれでいいかな、と思わせる感じでした。

この日は梅雨の合間の晴れの日で、少し蒸し暑かったものの、明治神宮で無事に結婚式を挙げ、神宮内を花嫁行列を作って移動する際は、『私達は芸能人か』と、錯覚しそうなほど、外国人さんにスマホを向けられ写真を撮られまくられました。

披露宴は、式場が用意したバスで明治記念館へ。

 

姪っ子ちゃんは、銀行員。

同じ銀行の同期の方と結婚することになり、相手の勤務地は東京。

彼女は名古屋でした。

私達の頃だったら迷わず『寿退社』でしたが、今は違うんですよね。

せっかく苦労して入行したのに辞めたら勿体ないでしょってことで、先に籍を入れ、結婚式を挙げ新婚旅行に行き、しばらくは別居婚

彼女の銀行は勤続丸4年を過ぎると異動の希望をきいて貰えるそうで、翌年にその条件を満たすのでそれまでは、名古屋の実家から今まで通りに銀行に勤めていました。

姪っ子ちゃんのパパ(私の弟)は、なんか複雑だけど、可愛い娘の結婚式で感動して涙目になったのにまだしばらく一緒に暮らせてラッキーみたいなことを言っていました。

 

今時の結婚式って、かなり前に入籍を済ませる人が多いらしいですね。

私の友人の子供達もそんなパターンで結婚式を挙げたという話をよく聞きます。

結婚して仕事を辞める『寿退社』の選択肢はなく、先に入籍しておいた方が何かと便利らしいわよとか、少子高齢化社会なのに結構式場の予約が大変だったとか、意外と現実的な理由で入籍後、ゆっくり結婚式になるようです。

姪っ子ちゃんも今年の春に横浜に異動になり、やっと普通の新婚さんの生活を送っているようです。

 

でも、今の子達は大変ですよね。

新婦も新郎も東海地方に実家があり、都内には手助けしてくれる親族はいません。

2馬力でタワマンに住んで、絵に描いたようなパワーカップルですが、子供が生まれたら大変だろうなぁと、老婆心ながら心配です。

最近読んだニュースでは、子供の1割が東京っ子なんだとか。

地価の高い東京で保育園は簡単には増えないだろうし、待機児童も多いし、結構サバイバルというか、子供を持つことが罰ゲームのようです。

また最近、幼児教育の無償化の法案も通ったようですが、所得制限もないんですねー。

待機児童問題の解決を先にしないと、認可保育所に入れず、そもそも無償化の恩恵にあずかれないって変ですよね。

私がお役人さんだったら、保育所を作るかわりに、3歳までの子供に月に一律10万円支給。キャリアを途切れさせたくない人は、割高な保育料でも保育園に預けるだろうし、月に10万円支給されれば保育所に預けてまで働きたくないと考える人も結構多いと思うのだけどな。

その方が保育所を増設するよりコストもかからずに待機児童問題を早く解決出来そうな気がするのですが。

そんなに単純にはいかないのかなぁ。

ま、姪っ子ちゃん、赤ちゃんが出来たという話が出たわけでもないのに、相変わらず私の勝手な妄想話です。

もう少し、子育てが楽になればいいな‥と、心から思います。

 

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アナベル。最近よく見かけるアジサイです。