はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

惰性のバレンタインディ。

今週のお題「わたしとバレンタインデー」

 

ネット記事を見ていたら、バレンタインのチョコで価値観の相違が鮮明になり、破局したカップルの話がありました。

何でもコスパ重視の彼氏に、彼女は行列に並んでお洒落なチョコをプレゼント。

彼氏は何の感動もなく無造作にパクパク食べてる姿に、彼女ブチ切れ。

『このチョコ5000円もしたんだからね!』

『はあ?おまえ、騙されたんじゃね?』

この彼氏、高いチョコの存在を知らなかったらしく逆ギレ。

ホワイトデーを迎えることなく別れたとさ‥って話。

 

うちもこれに近いことがありました。

まだ新婚さんだった頃ですが。

やっぱりバレンタイン近くになると、普段見かけないチョコがデパ地下などに並ぶようになっていて、

1粒が200円とか、300円するチョコを買って、一応プレゼントして、

一緒に食べようと思ってコーヒー淹れていたら‥。

『チョコ、これしかないの?』

やーな予感。

はい、一気に半分近く食べていました。

『一緒に食べようと思ってたのに‥』(多分涙目)

『じゃあ、倍の大きさの箱に入ってるやつにして。』(まだ分かってない)

『3000円したんですけど』(キリッ)

『嘘‥。』(絶句)

うちの夫もそんなに高いチョコが存在することを知らない一人でした。

それからは、質より量の方が喜ぶので、高級チョコは最初で最後になりそうです。

 

それから、長い月日が流れても、毎年バレンタインにチョコを用意しました。

息子2人と、夫の分を前もって買っておき、玄関脇のクローゼットに隠しておいたり(この季節は冷蔵庫並みにひんやりしているので保管に最適。)

当日に、とりあえず1番にプレゼント。

我が家の男3人は、中身をチェックすると、冷蔵庫に突っ込みそれぞれ学校や会社に出かけて行きました。

今年も、次男を叩き起こし、寝ぼけまなこで朝食を食べているときに

チョコをプレゼント。

でも、今年は生協の個人宅配で注文した六花亭のチョコで、ラッピングもシール1枚だったので、

『お母さん、どこで北海道物産展やってたの?』

『えー、今日はバレンタインだよ。』

うーん、こんな調子なので今年も義理チョコだけなんだろうな。(笑)

そして、夫にも生協で注文したチョコを渡したのだけど。

『このチョコ美味しいけど手抜きだよね。』(きゃー、図星)

『デパートのラッピングがないだけで中身は一緒だよ。』(やっぱり苦しい言い訳)

一応ちゃんと用意したのに、文句言われてトホホな結果になってしまいました。

昨日は、趣味のサークルの集まりがあり、そこでもみなさん、夫や息子達にチョコをプレゼントしたそうでしたが、反応はうちと似たり寄ったり。

そもそも、ホワイトデーのお返しも無いのにね。

でも、男の人って意外とみなさんチョコ好きなんですねー。

うちはみんなチョコ好きで普段からチョコやチョコ菓子が置いてあるような家なので、バレンタインディは、だんだん惰性になってきても、地味に喜んでもらっているみたいです。