はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

センター試験。長男編。

今日はセンター試験ですね。

我が家の息子達もその昔、人並みにセンター試験の洗礼を受けましたが、

受験生ってやっぱり大変ですよね、本人も家族も。

うちは笑い話になりましたが、やっぱり大変でした。

 

まず、長男編。

もう7、8年前の話になってしまうのですが、高校の進路指導って浪人回避、とにかく何処でもいいから押し込む、って感じでした。

彼の高校は、地元ではお金がかかると有名な私立校だったのですが、奨学金の説明など一切なく、AO入試などでさっさと決めていたり、一般受験でも絶対受かる大学を必ず受験するように指導されていました。

長男は勉強不足のくせに、〇〇大学より下のランクは行きたくない、と、三者面談でヌケヌケと宣言。

模試ではc判定(合格率50%)だったので、親としては浪人が視野に入っていました。

でも、担任の先生には、親子揃ってバカ認定されたようでした。

『お母さんの時代とは違うんですよ。浪人したから大学生になれる保証なんてないんですよ。』

長男の場合、頭髪検査の身代わりがバレたり色々やらかしていたこともあり、

なんとなく先生も冷たかったような。(笑)

結局、『検討します。』とかなんとか適当なことを言って三者面談は無視して、夫も同意して合格して嬉しくないところは受験しない方針で、案の定全滅しました。

受験シーズンは、験担ぎ弁当やら、私なりに気を遣っていたのですが、長男が、行ってきますと家を出た瞬間から、ネットで予備校の情報を集めていました。

そして帰宅後は、一切予備校の情報集めは辞めていたのですが、次男がしっかりそれを見ていて長男に報告して2人で笑っていたようです。

予備校は、首都圏の人しか知らない、あのへんなコマーシャルをするみす〇学苑。

彼には合っていたとみえ成績は順調に伸びていたようでした。

でも、やっぱり予備校でもいろいろやらかしていたらしく、受け付けでは有名人。

お正月の特別自習会(授業はないけどペースを崩さないためのチューター付きの強制自習会)が、あったのですが、某デパートの初売りを優先し、予備校をサボって朝から初売りの整理券の為に寒い外階段に並んでいたのです。

結局バレて、予備校の先生は勿論叱られて、バチが当たったのか、センター当日に発熱。風邪を引いてしまったようです。

一応受験したものの散々な出来で、センター利用で滑り留めを受験する戦術が裏目に出て、まさかの不合格で、滑り留めなしで、本命群にアタックすることになってしまいました。

本人もしんどい受験になったのは勿論ですが、親だってハラハラドキドキ。

ええかっこしいの長男だし、2浪は認めないと決めていたし、万が一ダメだったらどうしよう。

随分前に、「天使の絵」をトイレに貼ったんだけどなぁ。(スピチュアル系の雑誌の付録で、天使の絵をトイレに貼って毎日眺めてると成績アップして偏差値20アップして東大に合格したとかなんとか、うさんくささ満載なのに験担ぎで、トイレに貼ってました。)

我が家は、年子だったので、長男が浪人生の時は次男も受験生で、家族でピリピリしていたのですが、長男は、なんとか自分で決めたラインの上の大学に合格できました。

今でも、ホントに良かったなあと、思っています。

次男は、長男と同じ方針で受験していたので、案の定全滅。

長男は、次男に、『安心しろ、お母さんが予備校の情報を集めてくれてるから。』

そして、『やったー、大学生だ。ここなら、合コンで相手にされないことないだろうし。』と、ニンマリしていました。

うちのように意識低い系の受験生でも、この季節は家族全員でハラハラしていました。首都圏ではインフルエンザ警報もでたようですし、受験生のみなさん、しっかり睡眠とって、合格を勝ちとってください。