はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

新年早々、笑ってはいけない地獄。

次男のお話です。

彼は通勤に時間がかかり、電車の乗り継ぎが悪かったりすると、片道1時間半近くかかってしまいます。

そこで、通勤時はスマホがお友達。

メールチェックは勿論、日経電子版でニュースをチェックして(本当かな笑。)ダウンロードした漫画を読んだり‥。

社会人になって通勤に時間を取られることもあり、朝御飯を食べながらスマホを手放さないのも大目に見ていますが、スマホの画面を見ながらニヤニヤ。

時には、クスッと笑っていたりして。

ある朝、あんまりスマホ見てニヤニヤしているので、

『電車の中でもスマホ見てニヤニヤしてるの?』

『うん、周りもみんなそうだよ。でも、銀魂は時々爆笑しそうになるから電車では読むと危険だからやめてるけどね。』

 

そして、昨日の朝の出来事を、(笑い過ぎて)息も絶え絶えになって話すのです。

スヌーピーみたいなハゲの人がねー』(耳の周りだけ髪の毛が残ってる人のことかな?)

『髪の毛の無いところって、ツルツルのハゲだと思っていたんだけれどねー、よく見ると産毛が生えてて、朝日に当たってキラキラしてるんだよねー』

話としては、これだけなんだけど、隣のおじさんの頭の産毛がやけにキラキラしていて、瞬時に、発毛努力してるのかなとか、色々な妄想が湧いてきて、もうそうなったら、銀魂の比ではないほど笑いがこみ上げてきたんだとか。

(全く、誰に似たんでしょうね。こんなくだらないことで、笑ってはいけない地獄に落ちてしまうなんて。)

『で、どうしたの❓』

『頑張って耐えた。』

スマホ見て笑ってるフリすればいいのに。』

『そっかー。必死過ぎて思いつかなかった。』

 

実は、このシチュエーション、長男も体験していて、彼の方が悲惨でした。

長男は高校生の時、頭髪検査の不正がバレて職員室で先生に叱られていた時、ふと横を見ると、ある教師の頭が同じように産毛がキラキラ。

反抗しまくりで頭髪検査自体をばかにしていた長男は、叱られていても上の空だったところに、産毛キラキラを発見してしまい、笑ってはいけない地獄に落ちたのです。

そして『何、ニヤニヤしてるんだ?』と、先生の怒りに油を注ぐ結果になり、

親に連絡するということになり、私の知るところとなったのです。

 

その話を思い出した次男は、『うちの家族ってくだらないことで、笑うよねー』

一部始終を一緒に聞いていた夫は、『一緒にしないでくれる❓くだらないことで笑うのは、うちの家族じゃなくて母子3人だけでしょ。』

 

新年早々、くだらないことで、笑ってはいけない地獄に落ちた次男は25歳。

『少しは大人になろうよ 』というと、

『おかーさんもね。精神年齢だけは永遠の幼稚園児だし』

『お兄ちゃんもカッコつけてるけど、逆コナン(見た目は大人、中味は小学生)だよね』と、延々とバカ話は終わりそうもありません。