先日、知人から、かりんを頂きました。
時々、よそのお宅の庭に実っているのを見かけたことはありますが、
実物を手にしたのは、初めて。
正直なところ、どうして良いのか分からないでいると、
細く切って蜂蜜に漬けるといいよとのこと。
ところが、蜂蜜がちょっとしか無い。
買って来なくっちゃなんて思いつつも放置プレイしてしまいました。
でも、かりんを入れた紙袋から甘〜い香りが漂ってきました。
まるで、忘れないでと言っているみたいに。
頂いた頃より黄色が強くなり、木から落下した時についたであろう傷が目立つようになっていました。
これ以上このままにしてはいけないと思い、ネットで調べて砂糖漬けのレシピもあったので氷砂糖に漬けることにしました。
まず、かりんを良く洗い、串型に切る。
かりんって、なんとなくベタベタしてるんですね。放置し過ぎちゃったのかな。
そして意外に固い。
見た目はりんごの仲間かな、とかパパイヤみたいだななんて思ったのだけど。
包丁を入れた感覚はかぼちゃを切る感じかな。
真ん中に小さい黒い種があり、その種から咳き止めなどの効能のあるエキスが出るとのことなので、お茶パックに詰めて一緒に漬けます。
熱湯で消毒した瓶に氷砂糖と切ったかりんを交互に詰めて
あとは1日1回、瓶を逆さまにして混ぜて、氷砂糖が溶けたら出来上がり。
水かお湯で稀釈して飲むと、咳き止めとか、風邪予防になるそうです。
ノド飴といえば、ハチミツと、かりんって定番だけど、私的にはあまり美味しいと思ったことはありませんでした。
でも、本物の果実はほーんとに、いい香り。
まだ、氷砂糖が全部溶けていないので、味見はまだ先ですが、
美味しそう‥と期待しています。