うちは某私鉄の駅から不動産広告では歩いて8分。
実際は10分ぐらいかな。
毎朝遅刻スレスレ、超速足息子は8分かからないかもしれないけど。
駅から4分ぐらい、一応商店街と名乗る明るい道を進み
アンダーパスになっている幹線道路の上を渡ると
夜は真っ暗な畑がどーんと広がり、奥に住宅街が続く感じです。
うちが住み始めた頃は、さつまいも畑で、秋になるとツルが道路にはみ出し
時にはいも虫もはっていたりして。
それがいつしか、さつまいも畑の面積がどんどん狭くなり
代わりに、家庭菜園の区画が増えていきました。
そして、ここ数年はさつまいも畑は草ぼうぼうでした。
夏頃から、さつまいも畑の一部に10棟ぐらいの建売住宅の建設が始まり
最近完成したようです。
人ごとながら、その建売住宅が家の南側に出来てしまった家の人は
気の毒だなと思います。
きっと、その家を買う時、南側が畑だからいつかは家が建つかも‥と
想像はしただろうけれど
10年以上目の前は畑の状態で暮らしていると、陽当たりバッチリのそれが当たり前になり、永遠に続くような気がしていたのでは‥
などと、勝手に想像しています。
かく言ううちも、この家を買った時は、
家の南側は林、北側も道路を挟んで林でした。
やはり、南側が林というのが将来の1番の心配事でした。
業者は、その林の地権者が複数いて土地の形が悪いからコスト的にも
家は建たないと言い、ちゃんと調べてから買ったのですが。
数年で老人ホームの建設の話が持ち上がりました。
結局、うちの地域が1種住宅専用区域で、1番規制の厳しい住宅地といのが幸いして陽当たりを配慮して建ててくれたので
林の頃と比べて蚊は減ったし陽当たりも問題なしでした。
うちは、ラッキーでしたが、やっぱり南側が畑とか林とか駐車場なんて場合は
要注意ですね。
この地域はまだまだ人口が増えているようで
息子達が小中学校の頃から市内では大規模校と言われていました。
そして、生産緑地と言われる緑の看板の立っている畑が近頃あちこちで
建売住宅になっています。
一方で、駅まで15分以上は歩きそうな昔からの住宅地には
明らかに人が住んでいないよね、と思われる家が結構あるんです。
やはり昔に分譲された家はゆったり作られていて、
そこが建売住宅になると2棟から3棟無理やり詰め込んだ感じで
なんだかなぁと思います。
日本全体では人口が減っているのに、
こんなに家を作ってどうするのって思います。